大食い競争では、
劣位にある選手が一口食べるごとに、
優位にある選手も一口食べる、
という戦術があります。
この戦術を続ける限り、
劣位にある選手
と
優位にある選手
との
差は縮まりませんから。
さて、
を読み解くには、
に目を向ける必要があります。
1)NATOはこれがロシアとの「兵站競争」/「消耗戦」であることを認めている。
NATOのストルテンベルグ事務総長は2023/02/13の記者会見で、加盟国全体が軍産製造の面でロシアに追い付けていないことを認め、それが政治的疲労に繋がる可能性について警告した。
要するにウクライナ側は、劣位にある。
そもそもの話、
ウクライナ側はロシアと比べると、
人口が、
約三分の一。
国内総生産(GDP)が、
約九分の一。
ウクライナ側は
圧倒的な劣位にある。
この差が戦争の結果に大きく響くことは、
南北戦争でも知られていること。
「風と共に去りぬ」で
理路整然と
南部諸州が工業生産力・経済力に於いて
劣位にあることを、
具体的な数字を挙げながら示す、
というシーン、ご存知の方も多いでしょう。
それと同種の事が起きてる
10)ロシアは依然として事態のエスカレーションを主導することを嫌っている様だ。
NATO支援のキエフによるドンバス再征服の脅威と、その後の国家安全保障上の脅威の連鎖に対して、先んじて特別軍事作戦を開始したことを除けば、ロシアは事態の展開を形作るのではなく、展開に対応して来ただけだ。ロシアは何故か戦略的防衛の立場を維持している。
つまり、
ロシアは
大食い競争で負けないコツを
実践している。
付言すると、
米国は債務上限や大統領選を抱えている。
なので、
外政に一々構っていられない。
風と共に去りぬの該当シーンについて
南北戦争勃発により、日本への米国の影響力が極端に薄くなった時期も、ありました
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