私の数学独学法-1-

2005-05-30 | 自然科学
計算や連立方程式の解を求めることなど、中高生のときは数学が苦手だった。
好きなんだけど、どうしても誤解していたり、計算ミスが多く、成績はいつも平均以下だった。
しかし、人生を生きていくのには、体格も小さく、スポーツ能力も普通で、ルックスも普通以下。
どう考えても、数理的なことを利用しないと食っていけそうに無いと感じていた。

とにかく、背伸びして、森毅先生や、広中平助先生のお話をTVで聴いたり、
森毅先生の佐保理流数学の本を熟読したりして、
まずは数学とは何か、その香りのようなものからかぎ続けて、
ラリッテしまうことによって、学校の数学の成績がいかに悪くても、模擬試験の結果が雀の
涙でも、ほんとうの数学の力はそんなものではないと信仰して、

マイペースで学習を楽しもうとし続けた。
しかし、実際伸びたのは、工学部の一年生の時に集中して勉強したときと、
社会人を卒業して、パチンコ店の遅番の仕事から帰った後に、洗濯ものを乾燥させながら、代ゼミの東大コースの森先生や、伊藤先生、雨宮先生の講義の予習を、したときであった。
そして、物理数学演習や物理学演習で頭をひねったときなども・・・

最近ある数学者の著書で読んだが、数学はたとえば、6週間ほどで一冊読みきるくらい集中して学ぶのが最も効果があるそうだ。

どうやらそのようだと思えてきた。
私のような学習方法のなかなかわからない愚鈍なものも、長く生きていると、自然の法則のような
学習の法則のいくつかについて感づくようになるものだ・・・

みなさんも、まずは本質、思想から入って、ラリッテから勉強を進めましょう!
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