朝永振一郎先生の業績

2009-05-26 | 自然科学
これらのうち、③は工学的問題を素粒子の理論形式を応用して解いたもの。
「個別の細部にとらわれないで、問題の数理的構造を探ろうとする朝永の発想を良く表している」(金谷和至:筑波大学教授 記)

彼の実績を拝見して、専門を10年以上極めるとその近傍で応用の仕事も出来るんだな、と思わせられました。
まずは、専門を10年間以上極めないと始まらない・・・。

参考:別冊日経サイエンス「素粒子論の一世紀」-湯川、朝永、南部そして小川・益川

これを読むと、写真つきで、学問への勇気がわいてきます。
戦後の厳しく困窮したであろう時代を情熱で駆け抜けた方々の記録達。
飽食の現代の私とは大違いだ・・・

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