島国の中で生まれ 海水で産湯を使ったわたしたち日本人のDNAの中には「船板 一枚地獄の底」という重いが隠されている
それは 大自然を 恐れる 大自然を敬服するという敬虔な至誠である
今日のように マスメディヤが発達したIT社会では 刻々と転校の変化が報じられる時代と違って そんなツールを持たなかった時代は
神のお告げの代弁者として 古老の一言は 大変な重みを持っていた
「おじさん 今日の天気は どげんな」『そうな 東風やなあ 中の瀬あたりで うねりが強いかなあ うん まあたいしたことなか』
今年も台風が来るンかいな そうやね 2,3回はくるね でもたいしたことはなか
自信たっぷりだが これが良くあたる
おじさんたちは 早朝から 海岸に出て 雲行きをみながら 海のにおい和回ででもいるように
人間の 五感を信じますか 私たちは 相して生きてきた
だから 原発に不安になったり 最近の風潮が 気がかりになったり するんだろう
おじさんたちにとっては 学識経験者も 専門家も 自分たち和たすけてはくれないこと和心得ている.
それだけではない どんなときに どんな仕打ちを受けるかも 知っている