教育とは 徹底すること

2015-08-24 15:32:20 | 日記

教育とは徹底することである.」其の時々の風潮に こびて 教育を考えてはいけません.

5年間 社会の一般企業に勤務していた わたしが中途採用されたとき 老校長はわたしにそういった.

最初 其の意味が 解らなかった.

のちの事 私は先輩の 建築関係の社長と面会していた.

其のとき「校長先生はお元気ですか。」と聞かれるので 「元気にしておられますよ。ご存知なんですか。」

「ハイ 先生に家を使ってもらっているものですから。」 「へぇー 先輩家主さんですか.」

「それがね ご存知でしょう。だいぶ旧いんですよ。申し訳なくて.」

後で事務の方に聞いたら 校長たるもの24時間 学校を見張っていなければいけない.。だから学校の近くに

家を借りているんだそうです。

確かに 一生家つくりをされなかった。借家で過ごされた。 お亡くなりになってから 奥様は 老人ホームに入られた

そうである.

それに感化されたのか 公長の教え子である教頭・・・京都大学経済学部を卒業して証券まん のち教育界に

転身。も一生家を作らず 学校の曽木に家を借りておられた。

その校長 その教頭が言われるには

「我々の教育の目標は 日本人の中堅を育成する学校である.。日本という国の中堅がしっかりしていれば

日本は安定しているのです.」無くなる

其の校長が一番嫌っていたこと 「甲子園に行くからといって遠くは県外から生徒を募集し,授業料も免除して

野球部を作り,甲子園教育をしている。こんなことはわたしの学校では認めません。」

またこんな逸話もある.

経済界が県下の高等学校の校長を招待したとき 挨拶で「先生方の力で将来日本経済界のためになる

有意な青年を育成して欲しいといったとき 公長は「私たちは財界のための教育をしているわけではありません。

誤解なさらないように」出席の財界の方々は校長の教えご 弟子の誤りを諭した話である.

数多くの逸話を残しながら 職場で倒れられた .専門は数学であったが

無くなるまで無意識の中で1から100までの数を繰り返し数えておられたそうである.

将に巨星落ちる感じである。教育とは徹底するものである

 


愚策,義務教育英語化

2015-08-24 14:47:38 | 日記

私は 民族主義者でもないし 国粋主義者でもない。ただの一回も 海外に出かけたことも無いけれども

少なくとも 海外に言っていた人達よりも グローバルな思いの持ち主であると 自負している.

それは わたしたちの時代が 「いたるところ 青山あり。」という風土の中で育っているからだ.

日本の中でも 四面海に囲まれた 純粋な 海洋民族だから手あろう。

ただ 如何しても抜けきることが出来ないものがある。それは私は日本人である事実だ。

日本という国の文化の中で先祖代々暮らしてきた。其れを象徴するのが 日本語文化である。

言語というものは その人の戸籍謄本みたいなものである。漢字と仮名の文化で暮らしてきたものであるから

いかに 英語をうまく使いこなしても 魂は日本人である。

ただし、いかに日本文化を捨て去った 英語文化圏で生きたものは あちらさんの方であろう.。

近年 グローバル化と称して小学生から 英語を教えようという ふざけたことを 事もあろうに国が

初頭教育の中で取り上げようという。ここまできたら もう見も心も異邦人としか言いようがない.

わたしが受け持っていた女子生徒が 期間一年の交歓留学生として ホームステイ亜米利加へ行った.帰国して

全然英語とは無縁のこの女子生徒はすっかり亜米利加スタイルで帰国した。 卒業したらすぐ亜米利加に渡った。

何年か年月がたって  ある日思いがけない亜米利加からの手紙を受け取った.。彼女はアメリカ人と結婚していた.

主人は小学校の先生だそうである。 髪の毛の赤いおとこのこ二人とこ主人を挟んでの写真だ。

英語を良く話せないということで コンプレックスをもっている人に私はこの子の話をする。

日本人其れもしっかりした日本人だったら 英語ができないのは当たり前 むしろ胸を張っていいんですよ.

不思議なもので そんな人をアメリカ人は尊敬するよ。

しかし,英語が上達したいなら徹底してアメリカ人になることだ。其れもまたこれから先の行き方の問題である.

いずれにしろ誇り高き日本人教育こそ大事である.

ほんとのこというと「わたしの国は わたしたち手で護りますから,お引取りいただいて結構ですよ。」といいたい

もし攻撃を受けたら・・・・其のとき私は答えます。・・・・仮定の問題にはお答えできません。

再度申し上げます.小学生からの英語の時間は扶養です.如何しても将来アメリカ人になしたい人は

特別教育をしてください.