政府が14日閣議決定した安倍首相談話については、与党だけでなく、野党の一部からも評価する声が出ている。

人生経験も浅く、字面だけみて安倍という人間を評価するものにとっては 良く見えたのだろう.戦渦をくぐってきたものはあんなことではごまかされない.

 民主党や共産党は「反省やおわびについての首相の認識が明確ではない」などとして、国会で首相に説明を求める構えだ。

 自民党の谷垣幹事長は談話について、「先の大戦の失敗と、戦後、努力してきた成果を分析した上で、今後の我が国が取る

谷垣氏も落ちたものだ。先の大戦は失敗という言葉で表している。これが安倍の本心だろうな。

べき方向性を示した、非常にバランスの取れた談話だ」とするコメントを発表、

公明党の山口代表は、党本部で記者団に「侵略ある

いは事変、戦争など区別せず、いかなる武力の行使や威嚇も二度と繰り返してはならないという誓いを述べていることは明確だ」と述べて評価する考えを示した。

公明党の言うことだからとは思わない。総理の言葉が本心なら 今回の創価高等学校まで反対している戦争法案を

廃案にしてからのことだ。

 民主党の岡田代表は国会内で記者団に、談話に「おわび」や「侵略」などの文言が盛り込まれたことについて、「専門家や歴史家の議論を踏まえたものになっている」としたものの、「日本のことを言っているのか、一般論として言っているのか定かではない。首相がどう考えているのかは伝わってこない」と指摘した。同党は週明け以降、首相に真意をただす方針だ。

其れが正しい談話の評価であろう。甘酢っぱい 未消化の日本語の演説だった。捕虜の取り扱いについてのお詫びはあったが

非戦闘員 一般住民に対しては軽く扱っていた。あそこが気煮なった。

 共産党の志位委員長は「反省とおわびは歴代政権が表明した事実に言及しただけで、自らの言葉として述べていない」と批判、社民党の吉田党首は「『侵略』や『おわび』が首相本人の言葉として語られていない。村山談話よりも大きく後退していると言わざるを得ない」と語った。生活の党の小沢共同代表は、盛岡市内で記者団に、「歴代内閣の立場を踏襲しているとは全く感じられない。戦前の行動を全て肯定するかのような本音が、垣間見える」と語った。

戦争A級戦犯 岸晋介の「省みて なおくんぱ 千万人といえども われ行かん。」ここから彼の思考が始まっている。

直訳すると「自分が正しいと思うなら 国民がなんと言おうが 私は屹度やってみせる」そういうことであるから将に独裁者

ヒットラーに勝るとも劣らぬ心底と見た.

 一方、維新の党の柿沢幹事長は都内で記者団に、「バランスの取れた、未来志向という言葉にかなった評価出来る内容だ」と談話を歓迎する意向を表明し、次世代の党の平沼党首は「未来志向の内容や、次の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと発言したことは評価する。戦争の反省は重要だが、おわびはもうやめるべきだ」とのコメントを発表した。

総理にはこんな強い見方がついているから なかなか心からのお詫びは出来ない.ここにアメリカ帝国とぐるんで国民を平然とだますことが出来る人間の姿をみた。