私が写真を始めようと思ったきっかけは二つ。
一つ目は、フラワーセラピーを習っていまして、毎月の作品を撮っていたのですが、
もっとかっこよく撮りたいなぁと思ったから。
二つ目は、3年前「徹子の部屋」で福原美那枝さんを拝見し、感銘を受けたからです。
福原さんは70歳を過ぎてからカメラを始め、88歳を迎える年に個展を開いたそうですが、
私が感銘を受けたのはその事だけではありません。
テレビ出演時は87歳。
目の覚めるような黄色のジャケット、白いパンツという出で立ち。
赤のマニキュア、ペディキュアをしっかり塗り、
背筋をぴんと伸ばしていらっしゃったことです。
黄色や赤は、下手すると下品になってしまいます。上手に着こなすのは難しい色。
しかし、福原さんの凛としたたたずまいで、この色を上品な色に見せていました。
上品に見えるかどうかは、色の合わせ方だけではないんですね。
最終的には中身が大切。
福原美那枝さんは、福原美和さんのお母様。
美和さんは元フィギアスケート選手として有名な方だそうで、
オリンピック女子シングル日本代表にもなり、祖父は資生堂創業者の福原有信というお方。
福原さんの上品さは、元々の家柄もあるのでしょう。
でも、そこで「家柄が違うから私は無理」って言ってたら、ダメだと思うのです。
先日も、いくつになっても始められるという記事を書きましたが、
家柄や過去の栄光にしがみついていないで、常に前を向く姿が人を輝かせる!
そんないつまでも挑戦する姿勢、見習っていきたいと思いました。