母の入院中、疲れているだろうからと、母のお友達が付き添いをかわってくれて、家で休ませてもらった日。
母が、
「まぁるいまぁるいお月さま」
と、うわ言を言ったそうだ。
その翌日、亡くなったのだけど、母の見た月はどんなだったのかなぁと、まぁるいお月さまを見るたびに想う。
昨夜、ふとカーテンをめくって外を見ると、まぁるいお月さまが浮かんでいた。
「月がきれいだぁ」
とつぶやいたら、大学生と高校生の子供たちが、窓際にすっ飛んできた。
娘が、「群青色の空に黄色い月がきれいだね」と言った。
群青色の空…ほんとだ。
月がきれいだとつぶやいただけで、大きくなった子どもたちが、どれどれどんなだ?満月か?とやってくる。
シアワセな日常だ。
いつもいつも未熟なわたしに、誰かが大切なことを教えてくれるんだ。
今日は満月だよ。
母が、
「まぁるいまぁるいお月さま」
と、うわ言を言ったそうだ。
その翌日、亡くなったのだけど、母の見た月はどんなだったのかなぁと、まぁるいお月さまを見るたびに想う。
昨夜、ふとカーテンをめくって外を見ると、まぁるいお月さまが浮かんでいた。
「月がきれいだぁ」
とつぶやいたら、大学生と高校生の子供たちが、窓際にすっ飛んできた。
娘が、「群青色の空に黄色い月がきれいだね」と言った。
群青色の空…ほんとだ。
月がきれいだとつぶやいただけで、大きくなった子どもたちが、どれどれどんなだ?満月か?とやってくる。
シアワセな日常だ。
いつもいつも未熟なわたしに、誰かが大切なことを教えてくれるんだ。
今日は満月だよ。