オレンジ色の家庭

こころ温まる日々の出来事を発信したい。

継子のしりぬぐひ

2007-07-27 22:25:32 | Weblog

           夢のごと咲くや継子のしりぬぐひ 

                  島谷征良 

   山道をあえぎあえぎ登りきって視界が急に開ける。    

   沢沿いに小さな薄ピンクの花が穂状に群れて咲いている。 

   心地よい風が通り過ぎるたびに、さわさわと音を立てて揺れている。

   初めて見るこの花がとても好きになった。  

   家に帰って調べてその花の名前に驚いた。  

   一人静、十二単、翁草、思い草、古代の日本人が地味な野の花に、

   ゆかしい立派な名前をつけているのにいたく感激していたので、

   この命名はとても不思議になった。

   一年草のたで科で茎は四角で細く1~2メートルになる。

   茎には多くの棘が逆に生えている。

   虫たちが下から登っていけないので

      そんな名前がついたのかもしれない。

   6月ごろ淡紅色の小さな花を健気に咲かせる。 

   秋、茎や葉を真っ赤に染める。 

   この花は夢のように咲かなくてはいけない。

   どんな逆境にも負けてはいけないよ。 

   そんなことを思うのだ。    

                  
                              
                             http://www.hana300.com/mamako.html 

             

コメント (2)
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本当のトマト

2007-07-27 15:36:38 | Weblog

今年初めて我が家にトマトがなった。赤く熟れたトマト、食べると本当のトマトの味がした。青くさい、けれどうまみのあるすっかり忘れていたあの味が舌によみがえった。完熟トマトはリコピンがたくさん含まれているという。リコピンは体内の活性酸素の発生を抑え癌や老化予防になるという。完熟トマトを摂るには今はトマトジュースでとるのが一番という。青いトマトを家の中に置いた。1カ月ほどたって露地物と同じころにやっと赤くなった。形はしっかりして崩れない。色もきれいな赤で日持ちも不思議なくらいいいのだ。日ごろスーパーから買っているトマトの味だ。モロコシもナスもキュウリも採れたてはどうしてこんなにおいしいのだろう。大地の味というか、不思議な旨味があるような気がする。忙しがっていた今までの自分では決してきずかなかったことだ。息子たちよ、たまにはトマトを食べに帰っておいで。   

                 
             


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