たま駅長、やすらかに
(以下、田口トモロヲの声で読まれたし)
思えば赤字続きで配線寸前のローカル線が一転、観光客が押し寄せるようになった和歌山電鉄貴志線。その原動力は、貴志駅に住んでいる、たった1匹の猫だった。
海外からの観光客のツアーの目玉にもなった。
駅舎隣の小屋で飼われていた猫。小屋の撤去を求められた飼い主さんが駅で飼えるようにしてほしいと直訴して、たま駅長は生まれた。
それが、いつの間にか、猫の駅長として有名になり、海外からも取材が来るような、名物駅長となった。
思えば、たま駅長は、まるで駅に住まわせてもらった「猫の恩返し」のごとく、ローカル線復活の奇跡を起こした、奇跡の猫だったんですね。
沢山の人に愛され、今日、葬儀が行われて3000人がお別れを言いに来た。
リアルタイムで葬儀を中継する動画サイトまであって、本当にびっくり。・・・すごい人生ならぬ猫生だったんだにゃ。
八の字眉毛のハチ
NHKの「ドキュメント72時間」という番組が好きで、たまに見るのですが、先日は、
「ウワサの猫と商店街」顔に末広がりの「八」の字の眉がある猫の話
店の奥で、たいてい寝ている自然体がいい。
飼い主さんの都合で、昼間は街のタバコ屋さん兼宝くじ売り場に預けられている。「ハチ」は、縁起のいい幸運を呼ぶ猫として、寝ていても起きていても、人々に愛されている。
商店街の人々も、ハチが飼い主さんと訪ねてくると、一様に嬉しそう。破顔一笑。それぞれの人生には、いろんなことがあるけれど。
世の中には、猫嫌いやネコアレルギーの人もいるから、一方的な事は言えないかもしれないけれど。
やっぱり、猫に冷たい街よりも、猫とともに暮らす町のほうが、絶対に住み心地は良さそうな気がしますね。
我が家にも、1匹猫が同居していますが、年令を重ねて最近とみに化け猫化して、人間の言葉も通じます。気持ちもわかります。かわいくって、毎日癒やされます。
もったいないので?、写真は載せませんが(笑)
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