虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

谷川俊太郎さんの訃報・思い出した一瞬の出来事

2024年12月08日 | ふと思ったこと

昔は、ケータイもスマホもないから、電車などの乗り物に乗るときは、雑誌や本を読むか、寝るか、外の景色を眺めるか、考え事をするか、ぼけっとしてるか、周囲の人間観察をこっそりとするくらいでしたよね。

当時20代前半だった私は、その時は、いつもバッグの中に谷川俊太郎さんの「ことばあそびうた」を入れていた。
詩は、開いた場所をすぐに読めるので、谷川さんの紡ぐ日本語の面白さに陶酔し、その頃のお気に入りの一冊だった。
電車の中だから、頭の中で音読していた。笑。


  


その当時、新宿の駅につながる喫茶店で、友人と午後のお茶していたとき、谷川さんが、右斜め前の少し離れた大きめのテーブルに一人で座っているのに気づいたのだ。
「うそー、どっひゃー」みたいな?
「あの人、谷川俊太郎さんだ」同席している友人に、小さな声で言ったけど、友人は誰だか知らなかったみたい。
とにかく、うれしくて心臓バクバク。
そうだ、谷川さんの「ことばあそびうた」を持っていけば、サインしてくださるかもしれない。
バッグ、バッグと、バッグをのぞくと。。

ないっ!

やっだー、今日に限って本が入ってなかった。運が良いのか悪いのか。

谷川さんは、仕事の待ち合わせみたいな感じで、その後にやってきた人が、
テーブルの上に大きな紙を広げて、それを見ながら話していらした。

仕事中は、絶対ご迷惑だから、一段落したときに、声をかけられたら幸せだと思ったのだけど
仕事先の方と思われる人が、その紙をしまうと、二人して、ささっと席を立ってしまった。
ああ、もうお帰りになるのかと、がっかり。

そんなに好きなら追いかけていって握手でもしてもらえば・・とか友人に言われたけど、恐れ多くて無理無理。
そんな勇気もなくて、お店を出て行く二人の背中を見送るしかなかった。
せめて、あの本さえ持っていれば、きっかけがつかめたかもしれないのに・・・

負け惜しみに言ったのだ。
谷川さんとはきっといつか、また会える。だから今回は見送る・・・

かっこつけてた私のバカ。



訃報を知ったとき、突然40年以上も前のそんな出来事を思い出してしまいました。
結局、その後、リアルでお会いできることはなかったけど、
本の中でなら、いつでも会えていることに気づいた。

あの時、声をかけられなかったけれど、それで良かったのだと思います、
もし声をかけたら、田舎のいもねーちゃんがなんてダサいことしたのだろうと、
想像しただけで、恥ずかしくて赤面するもの。

これからも一読者として、谷川さんの詩を愛してゆきます。

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怖い夢

2023年11月15日 | ふと思ったこと

今日の記事は夢の話で恐縮です。

眠っていて見る夢、この頃は見てたのか見てなかったのか、何か見た気がするけれど、何にも覚えていないことが多い。
しかし、今朝の夢はあまりの怖さに、印象が強すぎて覚えています。

自分の住んでいる町の上空に、輪郭のはっきりしない影のような飛行体がやってきて、一瞬光り、家々を爆撃し出すのです。
多分、ガザやウクライナの、恐ろしい映像が印象に残ってこんな夢を見てしまったのだろうと思いますが。

自分の町と思いながらも、どう見ても知らない異国の町、近所の人も誰とはわからないけど夢の中では知り合いだと思っているのね。

近所の家を次々に爆撃され、家の中にいるのも怖い、外に出るのも怖い、本当に怖かった。
おまけに攻撃してくる人たちは、人の姿をしているけど、AIロボットなのか、これもぬめっとしたブルーの皮膚で服は来ていない。いわゆる全身青タイツっぽい人造人間みたいな感じ。
そんな人?が外をうろうろしているんです。(夢だからね、いろんなものが合わさっている)

近所の人と話して、ここは危ないから、もっと人のいない海岸の方に行こうと相談がまとまりますが、逃げようとしたところで見つかった。
その後は・・・怖すぎていったん、目が覚めたのか?そこで終わりました。

いや、ほんと。リアルにウクライナの人たちやガザの民間人のことを思いだして、辛かったですよ。
日本人も、かつて自分たちの起こした戦争によって、東京大空襲を始め、全国至るところで、空襲爆撃の恐怖におびえ、命が奪われていきました。
戦争は、いやです。
心からいやです。


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日本がカルトに仕切られていた安倍晋三の時代

2023年07月07日 | ふと思ったこと

岸田を呼びつけて教育しろ、とマザームーンがお怒りでしたけど、岸田さん、広島サミット以来、232Pというびっくり現象が起こってパワーに上がり、それ故に安倍スガ政権に忖度していた時代から、少し内面が変わったのではないか?外側からはわからないけれど。

安倍スガ時代のように、統一教会に媚びるやり方は、もう日本国民にばれてしまったので、距離を置くのは正しい方向性ですものね。当たり前のことだけど。

しかし岸田さんの周囲がマイナスばかりなので、自分から何かを変えようとしても足を引っ張られるばかり。
パワーに上がったとは言え、政治家なら少なくても250P(中立)以上でなくては、何事もなしえない。
自民党は長きにわたった安倍スガ政権のせいで、とことん腐ってしまったんじゃないか。

昨日の記事の尾張おっぺけぺーさんのツイートの続き。
「ムーン」は、韓鶴子氏の最上級の敬称ですよ。




この半島カルト宗教団体は、日本人信者のみ桁違いの搾取をして、大きく成長してきた。そして、そのお金の一部は北朝鮮に渡っていた。
何やってるのでしょうね、毎日スーツの襟につけてるブルーリボンバッチなんか、やってる感出すためのポーズだってことはよくわかりましたね。


1年経って思うこと。
安倍さんに群がっていた人たち・・「桜を見る会」でも「赤坂自民亭」でも、「男たちの悪巧み」でも、「森・麻生・小泉元総理との別荘でのお食事」でも、「トランプとのゴルフツーショット」でも、岩田明子氏をはじめとする取り巻き記者たちのなかでも、みんな楽しそうに笑っているわけですが、

この感じ、わかる気がします。
   ↓


戦後、貴族制度が廃止されたものの、結局、彼らのやってたことは、勝った負けたの政治ゲームの延長線、特権階級の戯れ言、政治はセレブのお遊びみたいな、生まれついての貴族精神が根底にあったのでしょう。
ちやほやする人、される人。
政治家として、国民一人一人をすくい取って守る「人権」や「平等」という概念に思いが至らないから、私たちは、無邪気に笑う彼らのすることなすことに、心がざらついてしまった。

最後は悲しかったですね。亡くなり方も、残された人たちの弱さも。

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2022年の8月が始まった

2022年08月01日 | ふと思ったこと


熱波の夏。

ワクチン4度打っても終わらない、コロナ狂騒曲。

ワクチン後遺症をコロナ後遺症と呼び変えて、まだ打て打てと言ってる。

暴走するプーチン、危ない中国と経済。

人が死んでも、欲望を止められないニンゲンたち。


8月になりました。
我が世の春だったマイナスフォースにとっては
この夏は、試練の夏になる、かもしれないそうです。
マイナスに依存していた人々は、ふりまわされ、
それ以外の人たちはマイペースで大丈夫。





「コヨーテ、海へ」佐野元春 & THE COYOTE BAND

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まだ日本の試練は続く

2021年11月01日 | ふと思ったこと

昨晩、前記事に「私は少数派」さんより、いただいたコメント。一部抜粋します。


日本人はまだまだ苦しみたい様です。
選挙速報終盤情勢で、自民は単独どころかどんどん議席を伸ばし、維新を除く野党は伸び悩み。
悪い奴らは皆、選挙区で1位ならずとも比例復活し、ほぼもれなく議席を確保しました。
自公で過半数確保は良いとして、安定多数を上回る勢いなのは非常にまずいと思います。さらに維新の躍進がこれに加わって、
この先どうなるか?を思うとひたすら気が滅入ります。
これが日本人の多数派の民意だと判ったことは大きいかもしれません。
与党が何をしても、ドアマットの様に踏みつけられても、どこまでもついてゆくという民意を示したんですから。



ドアマットって。。

そうですね。
試練はまだ続くと言うことでしょう。ニュースを見るのも気が重いです。
いったん、感染が落ち着いているので、国民にとっては元に戻したいベクトルが強く、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の典型かもしれませんね。


コロナ対策に限っていうなら、多額の税金投入をして、ワクチンは3度目、5才以上の子どもへの接種、また治療薬としては、ビッグファーマの推す高額な治療薬を、同じく税金で購入して使うのでしょう。
この最悪な選択は、国民の命に関わる政策なので、看過できません。


国民も現状維持を望んだわけですから、おそらく第6波が起こったときには、画期的に変える方法もなく、お手上げ状態になってしまうのではないかと思います。
コロナで亡くなる人は減少しても、その前にワクチン後遺症で亡くなったり、具合が悪くなる人が続出することは想像できる未来です。




再び、自民党が単独過半数を取りましたから、アメリカの権威であるFDAやビッグファーマへの忖度から、安いイベルメクチンはたやすく使えないかもしれません。
日本版EUA整備法案が通らないようなことがあるなら、イベルメクチンが使えるのはまた先延ばしされます。

この法案が通ればそれで良し、ですが、通らなかったらワクチン依存とともに最悪です。





冬は野鳥観察、自然の中にいると癒やされますね。



いつも申し上げていることですが、イベルメクチンを知っている私たちは、頭を低くして嵐の過ぎ去るまでは、心穏やかに過ごすこと。

厚労省改革が急にはできないなら、今回の結果で、唯一、少しほっとしている部分があるのは、枝野さんの口からワクチン3回目、なんて聞かないですむことかもしれません。
しかし、日本人の試練はまだ続くようです。そんなに簡単には救われないのでしょう。

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台風と塩害

2019年11月05日 | ふと思ったこと
去年の台風24号は、沿岸から海水が吹き付けることで起こる「塩害」ということが盛んに言われていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/181003/afr1810030011-n1.html
https://www.asahi.com/articles/ASLB462KFLB4UTIL04Y.html

塩害によって、農作物に被害があったり、葉っぱが紅葉しなくなったり、列車の電気系統がやられて火花が発生したり、というトラブルが相次いだ。電気系統は海水に弱く、ショートしやすいようだ。


今年は巨大化した台風によって、豪雨による河川の氾濫と家屋の浸水被害が甚大で、それらばかりが注目されていたけれど、塩害はどうだったのだろうか。
川の増水ならば、塩害は起こらない・・・が、横殴りの雨風で雨漏りなど家の中への雨水の侵害もあったことだろう。台風の通った地域はどうだったのだろうかと、少し気になった。



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アメリカとイスラエルはどうなの?

2019年09月18日 | ふと思ったこと
「世界はほしいモノにあふれている」っていうテレビ番組があったけど、例えていうなら「世界はウソにあふれている」
世界の超大国の言っていることでも、怪しいものは怪しい。

サウジ攻撃、イランから実施と断定 米当局者(AFPBB NEWS)

こういうニュースを見ると、かつて大量破壊兵器がなかったのに、捏造の証拠で「ある」と断定してイラク戦争を始めたアメリカの前例は忘れらない。
 → イラク戦争開戦の根拠はねつ造だった」、国防総省機密文書が指摘 - 米国(AFPBB NEWS)
 → 理性の奪還 もうひとつの「不都合な真実」







中東において、イスラム同士が戦ってくれれば、嬉しいと思うのは誰でしょうか。
中東において、ドローン技術など突出して科学技術の発展している国はどこでしょうか。
中東において、アメリカがイスラムを攻撃してくれたら喜ぶ国はどこでしょうか。


捏造の証拠によって、2003年3月、アメリカによって一方的に攻撃されたイラクという国家の不幸は続き、ISという鬼っ子を作ってしまった。ISの勢いが衰えた今もなお、憎悪に溢れたテロリズムはあちこちでくすぶっている。
ナショナルジオグラフィックによれば、イラク戦争では、無実のイラクの一般市民含めて50万人の人々が犠牲になったと言われている。それだけでなく、自国でも911の犠牲者の人数以上の兵士が亡くなっており、生きて帰っても多くの兵士がPTSDに苦しんでいる。
取り返しのつかない戦争の原因がアメリカの捏造にあったとわかっても、当時のブッシュ・ジュニア政権の要人は、誰も責任をとっていない。

アメリカ(と、その影にいるイスラエル)は、どうしても、イランを攻撃したいのが見え見えだ。かつてイラクを悪者にしたように、今度はイランを悪者にして同じ愚を繰り返そうとするならば、それは、絶対に許されない。


6月にホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃されたときも、アメリカは、イランによるものと即断。夜間に偶然?撮影されていたのか、船の横に爆弾を貼り付けている人々の映像まで出してきたけれど、攻撃された船の乗組員が「攻撃は飛翔体によるものだった」、と断言していると日本の船会社の社長は言っていた。
だったら、さくさくと、公表したあの映像は、なんだったの????そしてあれは、その後どうなったの??


9,11同時多発テロのときは、テロリストと呼ばれた人たちを利用した米政府側の人間がいることを強く感じましたが、今回も武装勢力(イエメンの親イラン派反政府武装組織フーシ派が犯行声明を出した)を、利用している別の勢力を感じます。しかしアメリカがいうように、それはイランなのか・・・いいえと感じます。

イスラエルのネタニヤフ首相(ー∞F)は、10年間権力の座にいたけれど、今現在は、どうやら汚職疑惑で続投が揺らいでいる
イランへの強硬な姿勢で、右派の支持をつなげたいという。

もしも、今回のことが、万が一でも彼の苦し紛れの工作の可能性があったとしたら、前ブッシュ政権同様、許されない話である。

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千葉の大停電に思ったこと

2019年09月13日 | ふと思ったこと
 
次々と情報発信される千葉市長のツイッターなど見ると、臨機応変、フットワークの軽やかさ、全方向への注意力など、熊谷さんは頼もしい政治家だなと改めて思う。








しかし、被災地に限っていうなら、インターネットに情報は溢れていても、ネットも電話もつながらなければ、ないのと同じ。
テレビの生活情報も、見られなかったら、ないのと同じ。
今週は、電気がどれほど現代人の生活に深く根付いているのか、しみじみよくわかった。便利さと、危うさは背中合わせだ。

非常時こそ、使えないと困る携帯・スマホが使えないのは皮肉としか言えない。
スマホ決済でポイント還元とか、色々お得感をうたって、国も推進しているけど、もし、それ一つに頼ってしまえば、こんな時に自分のお金も使えなくなる。
この自然災害国家で原発のゴミの処理の仕方もわからずに、どんどん建設して稼働させてきたように、今の政府が、このまま喜び勇んで突き進んでいく方向には、バックアップはあるのだろうか?


今日の関東は、ようやく秋らしい涼しさがやって来て本当に何よりだ。
未だ不便を強いられている方たちに、1日も早く、停電の解消と水道の復旧が叶い、安息の日常が戻りますように。

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台風と沖縄知事選

2018年10月01日 | ふと思ったこと

大型の台風24号は、まるで日本列島の上を舐めるように渡っていった。
不幸にして亡くなった方もいらしたが、台風の規模の割には死者2名という、7月の豪雨に比べれば最小限の被害だったのではないか。
農作物など不可抗力の被害は別にして、日曜日だったこともあって、鉄道各社は早い段階から、運行休止を決め、多くの人々も不要不急の外出は避ける、危険な場所なら早めの避難をするなど、どこか災害列島慣れといえば言葉は悪いが、それぞれ自分で考えて対応するような感じになってきた。

今年の夏の災害は次々やってきて、油断できないので、人々も、以前よりそれなりの心構えができているのではないだろうか。
と思えば、勝手ながら私には、この荒れる気候は人々を大人にさせているのではなかろうか、と思えてならないのだ。



玉城デニー氏 523P愛


また、30日の沖縄知事選は、翁長雄志前知事の遺志を継ぐ玉城デニー氏が圧勝した。
本当に嬉しかった。

これもまた、自公推薦候補応援団のばかばかしいデマや「辺野古」の「へ」の字もしゃべらないなどという見え透いた作戦が、沖縄の人たちに見透かされた・・・ということだと思う。
そう。「見透かされた」

同様に安倍晋三さんやその周辺の人達が、あまりにも差別主義者で幼く反知性的で嘘つきで、バカバカしい妄想の世界で妄想の相手と戦っているのがわかりやすくなったため(暗黒フォースの虚の世界)、経済面から少しは期待を寄せていた人たちも、さすがに気づき始めたんじゃないかって思います。(しかも経済政策も外交も失敗している)

デニーさんには、無党派と女性の票が、多かったそうです。くわえて、コメ欄で教えていただきましたが、平和を希求する学会員の方たちの一部が組織に反旗を翻してデニー支持に回ったそうです。

選挙に必ず投票に行くのは、互いに利害関係のある組織票(自公はまさにこれ)の人たちですから、そういう関係者じゃない人たちや、組織ではなく個人の意思を優先する人たちの投票行動が上がれば、鉄板の組織票も弱化します。
そうなれば、一部の組織に有利に働く政治屋よりも、全体に奉仕する政治家が選ばれる確率が高くなります。


私達は、ほんとうの意味での政治家を選ぶには、誰が、全体を良くしてくれるのか、誰が嘘をつくのか、しっかり見極めなければなりません。
ネットで簡単にちゃちゃっと調べられることではないかもしれません(嘘も多いから)。
候補者の話を聞いて、自分でいいと思った人に1票を投じる。
また、仕事上の人から頼まれたとしても、組織の都合で、他人の思惑で、自分の大切な1票を預けてしまっていいのか。自分で考えて自分で決める。
そういう人たちが増えれば、政治家の質も上がってくるのではないかと思います。

今回の沖縄知事選は、沖縄の皆さんに、そういうことを教えていただいた感じです。


あと、玉城デニー氏が知事になったら、沖縄が中国に乗っ取られるとか言ってるの、当たり前だけど、デマですよ。




台風が来るのに、浮かれて外で遊んでいる人はお馬鹿さんなお子様です。
(それにしても、また南の海上には台風25号が・・・)

人任せで投票にも行かなかった結果、特定組織のためにしか働かない、偏った思想の政治屋さんが生まれ、仲間内だけの好き勝手な政治が行われる。庶民は蚊帳の外、そのツケだけが回ってくる、なんていうのは、もうやめにしたい。
そのためには、国民が、自分で考え自分で決められる大人になることだと思います。

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穴のあいた器に水を満たし続ける絶望

2017年12月05日 | ふと思ったこと

3日のEテレ「日曜美術館」
は、ロダンの特集だったのですが、解説の中で、ロダン作品に造形の深い静岡県立美術館の学芸員の方が、面白いことを言われていたので。

 

ギリシャ神話を題材にした作品。大理石の白い色がリアルな造形の体に映え、その美しさと裏腹に、彼女は絶望でうずくまっている。
夫を殺した娘らが、死後、冥界で穴の空いた器に水を満たすという罰を受けたのだ。それは、永遠に終わることのない仕事。
永遠に終わらない仕事を続けなければならないなんて…恐ろしすぎる
 詳しくはこちら→コトバンク・ダナオスの娘たち

「ああ、それは辛いだろうな」と思ったあと
「あれ?これって、神話の世界だけの話じゃないのではないか」って、ふと思ったので。


考えてみれば、現実の世界でも、少し違うけど似たような話はあるのでは?
虚しい結果しかでないのはわかっているはずなのに、やらずにはいられない。やり続けるしかない。
やり続けることが、いいのか悪いのか、楽しいのか苦しいのかもわからなくなり、思考も消えて目の前にあることを、ただこなすことだけしか見えない。惰性のように。
(こんな状態は意識レベルで言えば、50の絶望である。)

結果として何も生まれないだけならまだ神の救いがあるのだろうが、現実は物質世界なので、心身が支障をきたしたり、虚しい結果で借金などの負の遺産ばかり残ってしまう。

やめようという思いが少し頭をかすめても、すぐに打ち消され、やっぱりやめられないのは、個人レベルでは、多くの依存症といわれるもの。

そして国がやっていることでも。
ついこの間、ブログ記事にしたリニア新幹線もそうだ。
出口戦略を考えずに作ってしまった原発も。事故が起こった福島第一原発では、文字通りの穴のあいた器に水を流し続け、汚染水がたまり続けている。
アベノミクスとかいう経済政策も、異常なほど株価が上がり続けても、庶民には何の実感もないばかりか、増税や社会保険の増額などで、苦しくなるばかり。一方、アベノミクスの出口を口にした途端、外国人投資家からそっぽを向かれ、日本経済に何か起こるかわからない。やめるにやめられない答えのない迷路に迷い続ける。

人間は、やっても意味が無いことに血道を上げるのは、なぜなのだろう。
最初の選択が間違っていたから?だったら軌道修正すればいいのに、それができなくなるのだ。冥界じみた世界から抜けられない。
この世こそが、地獄・・・とは思いたくはない。が、その選択次第では、現世も地獄のような状態にたやすく陥ってしまうのかもしれない、と思った。


★追記
<不思議人間に降りてきた?答え>
「大いなる地球の営みに感謝する気持ちを忘れないこと。作っては壊し作っては壊し、人工すぎる物からは何も生まれず、新たな問題を作り出しているだけということに気がつくこと。」

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千両役者の出番待ち

2017年09月25日 | ふと思ったこと



時間はかかったが、いよいよ「彼」が
登場する場面はできあがってきた。

止め男が、印籠を出す場面はここだ。
うまく行けば、千両役者として拍手喝采のシナリオ。
世界における「彼」の立場も、一発大逆転だ。


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16年目の9.11・・寄せては返す波がやがて岩を侵食するように少しずつ変化する

2017年09月12日 | ふと思ったこと
同時多発テロから16年 分断深まるアメリカに危機感強める遺族

ニューヨーク同時多発テロから、すでに16年たってしまったのだと、改めて時の流れの速さを感じます。
今の20代以下だと、子どもの時分、または生まれないなかった頃の出来事になってしまった。

9.11のときは、ビルが次々に崩れ落ちていくあの映像に衝撃を受け、イスラム排斥とかアフガン、イラン攻撃に賛成とか、国内分断というより、むしろ保守的で過激な方向に全米が染まっていた。
少数のイスラム教徒を守ろうとする心ある人々は、保守的な人々の攻撃対象にもなっていた。

しかし、ブッシュJrの8年間、アメリカはイラク戦争に疲弊。すぐ終わるはずが泥沼に。
捕虜への虐待も発覚、しかも、そのイラク攻撃の大義も間違っていたことがわかった。

その後、「白人も黒人もヒスパニックも、キリスト教徒もムスリムも、みんなアメリカだ、アメリカは一つだ」と述べるオバマ氏が熱狂的に受け入れられた。

オバマ政権がイラクから手をひこうとするその中で、破壊されたイラクからISは生まれた。
最初は、小さなテロ集団と思って高をくくっていたのが、あにはからんや。傷つけられた人間の怒り・憎しみが増幅され、より過激で乱暴な集団となり、インターネットを介して世界中につながり、その力はどんどん大きくなっていった。

怒りは次の怒りを産む。フォースには逆フォースが発生する。アメリカでは、前時代的な白人至上主義者たちが堂々と顔をだすようになってきた。

ロシアがハッカー攻撃をしたという疑惑もある、昨年の大統領選では、大方の予想を裏切って、トランプ政権が出来上がり今に至る。
トランプ氏は、オバマ政権時代にやってきたことをことごとく消してしまいたいようで、国民の反発を招いている。

ブッシュJrの時代は、国民がほとんど右翼的だったので、リベラルでいることが弱腰、と批判されたが、今は、むしろリベラルでいる人のほうがずっと多くて、それは私には、霧の中の光のようにも見える。
しかし、それは、争いを招く可能性もある諸刃の刃だ。事実、対立により、すでに死者が出ている。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/13/man-arrested-after-car-crash-in-virginia_n_17742826.html

再びの南北戦争のような対立が起こるのかわからないけれど、アメリカの集合的な意識レベルは、日本と違いオバマ時代からフォースなので、(しかも今は「生きる希望のない状態」まで下がっている)、もしかしたら小さな衝突から大きな内乱が起こる可能性もあるかもしれない。

 

ずっと以前読んだ『転生と地球』(NPO法人「ネットワーク地球村」代表・高木善之著)という本の中で、印象に残っている言葉がある。
1981年、高木さんは、オートバイ事故で瀕死の状態で臨死体験をした。その際に伝わってきたビジョンだという、

 10年後、ソ連崩壊
 20年後、アメリカ崩壊
 40年後、世界が崩壊


という部分である。


この本を読んだ当時は、ソ連が崩壊(1991年)したあとの1997年だった。
「世界が崩壊」という言葉には、当時の世紀末予言の幾つかが重なって、怖かったけれど…

私が物心ついたときから米ソ冷戦が続いていたので、まさかソ連があんなに簡単に終わりを告げるとは思ってもいなかった。
とは言え、ソ連が崩壊してもロシアという形で残ったのだから、人間がいなくなるという意味ではないのだろう、と少し安心したが…
また、当時は、アメリカが世界のリーダーとして権勢を振るっていたときだったので、アメリカの崩壊は考えにくいところもあった。

しかし、ソ連崩壊から10年後の2001年、9.11、アメリカだけでなく世界中に衝撃が走った。
この日からの一連の流れが、今のトランプ政権のめちゃくちゃなアメリカにつながっている。
・・・そう言えば、アメリカの象徴であるワールドトレードセンターという大きなビルが3棟(うち1棟は、飛行機がぶつかっていないし、火災も起きていない)が、身も蓋もないような崩れ方で崩壊した。

「40年後、世界が崩壊」は、4年後の2021年。
まだまだ先と思っていたが、今や手に届くような時間となった。

世界の崩壊で、人類が滅びるとは思いたくないが・・。
今、世界を牛耳っている「カネ」「経済」という価値によって、国家や人間の貧富の格差をうみ、紛争の原因にもなリ、失うことの恐怖から武力や核を手放せず、自然はカネに変えられて搾取され続け、破壊され続けている。
あくまで願望ですが、もし、高木さんの受け取った「世界の崩壊」が起こるとするなら、「人類の崩壊」ではなくて「世界経済の崩壊」、自然や人類が共生共助出来るように、過去の「価値」を終わらせる大いなる営みが始まる時だと、思いたい。

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言葉じゃない、心なのだ

2017年04月28日 | ふと思ったこと


立場・旅先・たとえ話…伊吹流、失言防止へ六つの「た」

自民党の長老が、閣僚たちの相次ぐ失言・暴言に「言葉を慎重に」と言っていますが、言葉の使い方の問題じゃあないんだよ、とツッコミを入れたくなります。

つまりは、心構えの問題です。
いくら、きれいな言葉を使い、いくら丁寧に発言しても、その人の心がそうではない、あるいは本音を隠している、嘘をついているなら、ちっとも心に響かないでしょう。(中にはだまされる方もいるかもしれませんが)

東北大震災の時、たしかに世界各国からも義援金が届いたり、日本中で応援する気持ちがあったけれど、反面、そういうことなんかお構い無しで、避難してきた人たちを差別したり、泥棒に入る人もいた。
それでも、政治家だけは、真っ先に被災地を助ける動きをするのだと、超党派でこの危機を乗り越えるのだと、当初私は、心から思っていたのですが。

あにはからんや。

政治家に限って言えば、政権への批判、罵倒、デマの繰り返し、協力どころか、民主党潰し、民主党の一部の中では菅政権潰しの政局に利用しただけだった…これは私にとっては、あまりのショックで、ある意味では震災よりもショックで、呆然としましたっけ。
当時、野党だった自民党にとっては、あの東日本大震災さえ、与党を倒すために利用する手段でしかなかったのでしょう。
だから、他人事。今村氏の、発言のはしばしに、そういう気持ちが見えたし、それがやはりこういう形でうっかり出てしまったということです。

そう言えば、「保育園落ちた、日本死ね」という言葉に対しても、「こんな言葉遣いは悪い。子どもに聞かせられない」と言うようなことを言っていた人もいますが、発言した人は、子どもに聞かせるために言ったわけじゃないですよね。
これも、心の思いがでてきてしまった、どうしていいかわからない、どうしようもない怒りが、ぽっとでてしまったのが、実は困っているのは、一人じゃなくて、大勢の母親が同じように困っていた、それで共感が広がった。
「死ね」というワンフレーズだけなら、誰だってダメだっていうのは当然のこと。ただその内側にあった発言者の心は、それだけじゃなかったから。
それすらわからないなら、その悲鳴にも似た叫びを汲み取れないなら、政治家なんかやってほしくないです。

表面上の言葉遣いに対して、私自身もできれば、きれいな言葉を使ったほうがいいとは思いますが、そうじゃなくても、言葉には発言した人の心があるから、その表面上の言葉の裏にある心が見えて、共感も出来るし、違和感も持つのです。


今村氏の「東北でよかった」発言は、ツイッターのハッシュタグ「#東北でよかった」で、見事ポジティブに変わりました。

言葉じゃないのだ、心なのだ。
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悲しき10年後

2017年03月22日 | ふと思ったこと

十年一昔と言うけれど、ブログも10年以上続けているので、10年前の自分の思考というものも、再確認できたりします。
おとなになってからの10年は、本当に瞬く間のよう。
でも、今から思えば、10年前は、まだ迷いもあり「怒りを手放す」という自分への課題を出して、乗り越えていこうと思っていた頃で、今から思うと恥ずかしかったり、未熟な部分も見えてきます。
(もちろん今はさぞや立派な人間になったという意味ではないですよ)
ブログの活字のフォントも、少し大きくしないと見づらいとか、年相応に劣化した部分もあります。

ふと思い立って、10年前の3月はどんなことがあっただろうと、過去記事に戻ってみたら・・・

そうだった。2007年都知事選の前。
結果は、ご存知のように石原慎太郎氏が3選を果たしたが、私は彼が出馬しないことを心から望んでいました。
あの時、彼が、立候補していなかったら、あの時、都民が彼を選ばなかったら・・・と、「たられば」は考えると虚しいけれど、オリンピックも豊洲も、今とは違った現実になっていたのだろうと思います。

2007年3月21日の記事「出たい人より出したい人を」をみたら、石原さんに対して

続けると後が大変ですよ。都民も国民も本人も。

・・・なんて、書いてた。それ見たことか、と言えないのが悲しい現実。
人間の好き嫌いをはっきり表現していた当時は、まちがいなく石原さんは「嫌いな人」でしたが、今となっては哀れさばかりが募ってきます。
どういう人にも役割があるとするなら、彼もまた反面教師として学ぶべきことはあるのでしょう。

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悲しいアメリカの始まり 打ちのめされても立ち直ることの大切さ

2017年01月23日 | ふと思ったこと
就任初日から、大統領令で、TPP離脱とかオバマケアの廃止とか。
トランプは言ったとおりのことをしてるけど、アメリカの人たちの分断の悲しみを感じとれるだろうか。

NHKbsで、「ザ・リアル・ボイス“ダイナー”からアメリカの本音が聞こえる」というドキュメンタリーを見た。
米国各地にある「ダイナー」。ファーストフード店とファミレスが合わさったような、庶民の集まる昔ながらのレストラン。
ダイナーとは、もともとは列車の食堂車の意味で、店によっては、扉を開けると、それらしく横長の厨房とカウンターが中央にあるような店構えである。

こんな風景みたことあるなあと、記憶をたどると映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1955年の一場面だ。
いじめっ子ビフ・タネンの一味がたむろしてゲームなんかしている場所。
・・といえば、あの映画の悪役ビフ・タネンのモデルは、ドナルド・トランプだったって言うから…まったく何の因果なのでしょう。
http://www.afpbb.com/articles/-/3063967


話を元に戻すと、トランプ氏への賛否について、番組は米国各地のダイナーに来るお客さんの声を拾い集めた。
例によって、都市部の店は本気で怒っている人が多いが、うらぶれた製造業の街の店ほど、トランプに期待する声ばかりだ。

トランプの話題だけでも食傷気味なのに、見ながらさらに思った。「私は、アメリカ生活無理」と。
実は、次々と運ばれる料理と、お客さんたちの食事風景に、見ているだけで胃もたれが・・・
人様が美味しそうに食べているものに対して、文句を言う筋合いもなしだけど、ごめんなさい。一言だけ。
野菜が少なすぎるだろ、盛り付けが乱暴すぎるだろ、肉食べ過ぎだろう!・・って話している内容より、食べ物に食傷して、番組も見ていられなくなっちゃった。

前にコメント欄でtamaribaさんが教えてくださったのだけれど、

(オバマ夫人の)ミシェルさんが子どもたちにバランスのとれた給食を言って野菜や果物を増やしたら子どもたちの残飯が増えたとか…


この番組見たら納得しました。普段、こういう食生活していたら「さもありなん」
バービー人形みたいなトランプ夫人は、ダイナーで食事なんかしたこともないということは想像に難くないが。

アメリカでも知識人や金持ちほど、ベジタリアンだったり和食を好むと言うから、格差は、健康に関わる食生活にも及ぶ。
食べようと思えば、金持ちでなくても、とりあえず雑穀、味噌汁、漬物が食べられる日本人でよかったと思う。


これから、何がおこるのか、アメリカの集合意識レベルは、日本とは違い、また下がったから、嫌な予感しかない。
フォースは逆フォースを必ず産む。銃社会アメリカの負の部分。穏便にすまないかもしれない。と思うと悲しみが増してくる。


気を取り直して、オバマ大統領の最後の記者会見・娘達へのメッセージを。



オバマ善大統領が最後の記者会見で娘達に語った言葉

「しかし同時に、私たちは立ち直ることと、希望の大切さを教えてきました。結局、それが一番大切なものなのです。私たちは、たとえ打ちのめされても、立ち上がって自分がやるべきことをやらなければいけないのです」


8年前は小さなお嬢ちゃんたちだった二人が、大きくなりましたね。オバマ夫妻を見て育った二人は、これからどんな人生を歩むのか。と思ったりすることも、希望につながります。


・・・アメリカの人たちに、幸がありますように。
コメント (12)
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