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小林製薬 腎臓疾患の恐れ サプリ約30万個を自主回収

2024年03月23日 | 薬のこと・薬害のこと



サプリメントに腎臓疾患を起こす可能性があると小林製薬は、自主回収を発表した。
起こってしまったことは、ひどいことだけど、すぐに公表して自主回収する、それは人々の健康を司る会社としてのプライドと良心でしょう。

小林製薬 腎臓疾患の恐れ サプリ約30万個を自主回収(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

小林製薬は腎臓疾患を引き起こす可能性があるとして、紅麹を使ったサプリメント商品を自主回収すると発表しました。 小林製薬によりますと、悪玉コレステロールを下げる...

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小林製薬は腎臓疾患を引き起こす可能性があるとして、紅麹を使ったサプリメント商品を自主回収すると発表しました。

 小林製薬によりますと、悪玉コレステロールを下げるというサプリメント商品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した40代から70代の男女13人が腎臓疾患を発症し、うち6人が入院しました。

 去年8月から10月ごろに販売されたものを摂取していたとみられ、吐き気やむくみ、尿が出にくいなどの症状を訴えたということです。

 サプリと健康被害との因果関係は調査中ですが、小林製薬はカビから作られた何らかの成分が製造過程で混入した可能性があるとみて、自主回収するとしています。

 対象は「紅麹コレステヘルプ」など紅麹を使っている3商品で、約30万個に上ります。




小林製薬と言えば、「のどぬ~るスプレー」とか「熱さまシート」とか、ユーモアとわかりやすいネーミングの医療製品を作っている印象が強いけど、
13例とはいえ、使用者が腎臓疾患を発症したことは、ぜんぜん笑えない。
製薬会社として、一般に公表して自主回収をするのは当然のこと。当たり前だけど、それは良かったと思う。


そう言えば、人類初の人体実験を兼ねたワクチンで、母数が多いのだから、人が亡くなっても副作用で苦しんでも想定内だとか、それ(ワクチン接種)とこれ(副作用)とは関係性が認められないとか、不調を訴える患者の言葉を無視し続けた医クラの皆さん、皆さんの良心は、まだお元気でしょうか?

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森永卓郎さん、その後  追記あり

2024年01月28日 | 薬のこと・薬害のこと

昨年末、すい臓癌ステージ4を公表した森永卓郎氏のその後です。
最初に、すい臓癌用の抗がん剤を打ったところ、それが合わなくて危うく、死ぬ一歩手前だったと。

でもよかった!今年になって、本庶先生のがん免疫治療薬オブジーボとご縁があったようです。

森永卓郎さん 死ぬ一歩手前だった - Yahoo!ニュース

 昨年末にステージ4のすい臓がんであることを公表した経済アナリストの森永卓郎さん(66)が、日本経済を斬る毎月第4日曜掲載のコラム「森永卓郎の本音」。今月は特別...

Yahoo!ニュース

 


(抜粋)

 「正直言って私は納得していなかったのですが、サードオピニオンまで取って全部同じ見解だったので、すい臓がん用の抗がん剤を打ちました。でも、薬が合わなくて大失敗。12月29日に、本当に死ぬ一歩手前だったんです。その後に新薬を投与して、2週間ほど入院。ほぼ元の状態というか、抗がん剤を投与する前の状態に戻ってきました。ただ、ずっとベッドにいたので筋トレで筋力を戻さないといけないんです」

 今月中旬から、2018年に本庶佑さんがノーベル医学生理学賞を受賞したことで名前が知られるようになった、がん免疫治療薬「オプジーボ」を使用。現在は退院して治療を続けている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

元フジテレビアナウンサー笠井信輔さんも、ステージ4の悪性リンパ腫からの復活に、本庶先生のオプジーボを使ったそうです。
 元フジテレビ笠井アナ、悪性リンパ腫ステージ4から復活した抗がん剤とは

オプジーボは、腸内細菌の働きがとても重要であり、慶応大学の研究によると、特にある特定の11種類の腸内細菌が働くことで、抗ガン効果が向上するそうです。

腸内細菌で抗がん作用が向上 - 虹色オリハルコン

免疫療法や抗がん剤が功を奏する人とそうでない人、運がいい悪いではなくて、腸内細菌の見えざる力が働いていたから・・・なんてこともありそうですね。いよいよ菌が脚光を...

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ところが、この11種類の菌は、現代人のお腹には、少ないらしく、中には持っていない人もいるそうです。
ですから、オプジーボとプラスアルファの菌の投与をすることで、効果が出たのではないかと想像します。
具体的な治療内容までは、関係者ではないのでわかりません。これはあくまでも私の想像ですけどね。




抗がん剤オプチーボで治療中の笠井さん。
1クール120時間の点滴投与を6クール繰り返した。



そして、これも繰り返しになりますけど、イベルメクチンは、ガンの抑制に効果があるという研究発表もあります。
それは、やはり腸内環境の回復にも役立つからではないでしょうか。
ガン体質の方にも、イベルメクチンの作用機序は、朗報ですね。

再掲ですがヒカルさんのXより。
イベルメクチンを使ってコロナを治してきたFLCCCのポール・マリク博士のお話。
     ↓



森永さんの記事では、この1月中旬から治療を初めて、自宅療養に入った現在も治療は継続中とのこと。

記事の最後に述べた森永さんの言葉です。

「権力と戦い、とにかく前向きに死ぬということ。
だから、(がんが判明しても)ゆっくり人生を過ごそうとは、みじんも思わなかったですね。
休んでいる暇はない。行けるところまで行きますよ」


まだ治療中とは言え、気力は十分です。
癌は治せる病気になってきたのかもしれません。
このまま寛解まで行かれますように祈ります。


■追記

森永卓郎氏 「ステージ4の膵臓がん」診断に「お医者さんがどうも違うんじゃないかと」 新たな病名は…(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 ステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が29日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にスタジオ出演...

Yahoo!ニュース

 


上の記事によると「結論は『原発不明がん』。どこから出ているかがわからないという」とありました。
原発不明癌といえば、1年半前の「勤務医団の本音」さんのツイッターをつい、思い出しちゃいました。
当時はターボ癌という言われ方はまだされていなかったけれど、このあたりから進行の早い、どこが悪いのかわかりにくいガンが医師たちの中で噂されていたようですね。再掲ですが・・
  ↓




免疫をあげるお薬が効いて寛解されることを祈ります。


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元フジテレビ笠井アナ、悪性リンパ腫ステージ4から復活した抗がん剤とは

2024年01月09日 | 薬のこと・薬害のこと

2022年11月の新聞記事の切り抜きが出てきました。
元フジテレビのアナウンサー笠井信輔さんの闘病コラムです。

笠井さんは、血液のがん、治りにくい「悪性リンパ腫」、いきなりステージ4と診断されました。
30年前には同じ病で叔父さんが、わずか4ヶ月で天国へいってしまったこともあり、当初は悔しくて変な精神状態になっていたりしたそうです。

ところが幸いなことに、とても良い夢のような抗がん剤、ノーベル賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)先生の研究から生まれたオプジーボが、同じ病に苦しむ友人を救い、笠井さんを救いました。二人とも、悪性リンパ腫の新薬として承認されてぎりぎりで使えるようになったのです。 

この友人は、「本庶先生に感謝を伝える会」にも参加しているそうですよ。
それらについて書かれていた笠井さんの2022年11月のコラム。有料ですが、途中までは今もネットでも読めました。
   ↓  

<笠井信輔 がんがつなぐ足し算の縁>(22)目覚ましい新薬開発:東京新聞 TOKYO Web

◆不治のイメージ変えてくれた 「あの薬がなかったら、私は今ここにいないです」。そうはっきり言うのは、がんになってから知り合った私のがん友です。近年、がんに対する薬の開発は目覚ましいものがあります。

東京新聞 TOKYO Web

 



本庶先生のオプジーボと言えば、私も以前記事にしていたことがありました。
     ↓
  

腸内細菌で抗がん作用が向上 - 虹色オリハルコン

免疫療法や抗がん剤が功を奏する人とそうでない人、運がいい悪いではなくて、腸内細菌の見えざる力が働いていたから・・・なんてこともありそうですね。いよいよ菌が脚光を...

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慶応大の研究ですが、オプジーボは、腸内細菌の働きがとても重要であり、特にある特定の11種類の腸内細菌があることで、抗ガン効果が向上する。

しかし、その11種類の細菌は、ほとんどの人の腸には、少なくて、検出されない人もいるそうです。
でも、その細菌を薬とともに投与することで、薬の効果を高めます。

それだけでなく、11種類の細菌は、薬がなくてもガンに対して一定の増殖抑制作用があり、食中毒に対しても、症状が抑えられ、感染症の予防や治療にも利用できる可能性が示された、という。
(あれ?これって、まるでイベル・ナントカっていうお薬みたいな?  )

なるほど。11種類の腸内細菌とオプジーボがタッグを組んで、悪性リンパ腫の治療も希望が持てるようになって来たのかもしれませんね。

ところで、本庶先生と言えば、やはりコロナにはイベルメクチンが良い結果を出していると以前より言われていて、でも、ビッグファーマはお金のかかる治験をやっても、儲からない、うまみがないからやらない、ということにも言及されていました。
     ↓
福田 世一_小倉台福田医院 院長のXより。



イベルメクチンは免疫を活性化させる乳酸菌を増やす働きがあるのではないかという研究も、進められています。
イベルメクチン単体でも、いくつかのガンに対して効果があるという論文も出ています。
と言うことは、やはりイベルメクチンは、ガンに対する免疫を強化する腸内細菌環境(マイクロバイオーム)も強くしてくれているのでしょう。
こちらはヒカルさんのX。
イベルメクチンを使ってコロナを治してきたFLCCCのポール・マリク博士のお話。
     ↓



笠井アナは、オプジーボが使えたので、完全寛解まで行ったのですね、本当に良かった。



抗がん剤治療中の笠井さん。1クール120時間の点滴投与を6クール繰り返した。



以前は、がんは不治の病で人生をあきらめることと同義、本人には病名を告げてはいけない、そんな病気でしたからね。
長い時を隔てて今は、治る病気であるというところまで、ようやくたどりついたのですね。
とてもすごい、とてもうれしい話です。

先進医療としてお金を取れるような形、がん保険に先進医療の上乗せをしてお金を取れる形、であれば、ビッグファーマ界隈、健康保険業界はオプチーボには、イベルメクチンのような嫌がらせをしないのかもしれませんね。

あ、そう言えば立憲の原口さんも、ワクチン接種後に怖い病気のはずの悪性リンパ腫になり、そして今は寛解されていますね。
そうだったのか・・
原口議員、身をもってワクチン薬害(悪性リンパ腫)体験

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熱中症予防の特効薬「五苓散」を常備薬に

2022年07月02日 | 薬のこと・薬害のこと

もともと子どもの頃から頭痛持ちの体質で、小学2年生の夏休みのとある日、突然の頭痛と吐き気に襲われ、母に連れられ医者に行くも当時の田舎のお医者さんには治療のすべがなかったようで、何もされず薬も出さず、そのまま帰ってきました。
そして丸3日間、横になったまま、水だけ飲んで、自然に回復したのですが・・子供時代、あのときは大変だったなあと、当時の夏休みの絵日記を見ては思い返します。





五苓散(ごれいさん)は、水分代謝が悪く、汗をかきにくい、尿の出が悪い、などの症状に使われますが、私の体質に合っていたみたいで、大人になって漢方薬と出会ってからは、ずっとマイ常備薬としておいています。

最近は健康オタクとして少しは、体質改善されたのか?出番がぐんと少なくなりましたが、小学2年生のあの夏休みも、五苓散があったら、あそこまで寝込むことはなかったろうと思ったものです。

大体症状がひどくなるのが、まだ体が暑さに慣れていない夏の最初の頃、外の温度とエアコンの効いた室内を行ったり来たりしている内に、体の体温調節がうまくいかないくなるのか、暑いのに汗が出にくい、というような感じの時が、始まり。
頭痛信号が、ガンガンとした頭痛になり、胃が動かなくなって、あげく夕べ食べたものまで吐いてしまう。つらかった・・。
そういうときの五苓散は、私にとっては神様のようでした。
私はお酒が飲めないのではっきりとは言えませんが、二日酔いの時の頭痛も同じような感じで、似ているらしい。
五苓散の効能として、暑気あたりや二日酔いの頭痛があるので、やはり体内の水分代謝が、正常に働かなくなったときに、元に戻してくれるようです。


 


今年の暑さは半端なくて、恐ろしいくらいですけど、五苓散は暑気あたりにいいということは、熱中症にもいいんじゃないかなと思っていたら、やはり使っているお医者様もいらっしゃるようです。他にも偏頭痛、高山病、気象病にも使えるようです。
体感として、すごくよくわかります。
ドラッグストアでも買えるので、この時期は特に、常備しておくといいのかなと思います。

  ↓

夏は五苓散で熱中症予防!

花や旬の食材で季節を感じられるように、「季節感」を覚える漢方薬の処方がいくつもあります。日に日に暑くなりつつある時期にお送りする今回は、熱中症予防に活躍する五苓...

日経メディカル

 

熱中症の特効薬、アルピタン(五苓散)

熱中症対策としてOSー1など経口補水液を購入される方が多くなってきました。しかし、熱中症対策に使える医薬品があることはご存じでしょうか?これから暑くなっていく季節...

ドラッグストア社員が気になる事を書くブログ

 

Column166:熱中症予防に五苓散|福岡市天神の婦人科|野崎ウイメンズクリニック

福岡市天神の産婦人科、 野崎ウイメンズクリニックです。当院は女性ホルモン治療のエキスパートとして、更年期治療をはじめ思春期外来、PMS、不妊治療、がん検診、性病検査...

Column166:熱中症予防に五苓散|福岡市天神の婦人科|野崎ウイメンズクリニック

 



トップの写真の五苓散はドラッグストアで買ったクラシエのもの。
ずっとJPS製薬の五苓散を使ってましたが、コロナで出かけなくなっているうちに、いつの間にか購入していた薬局がなくなってしまいました。涙。
50年近く地元の薬局として、愛されていたのに残念です。

JPS製薬は一包2.0gですけど、クラシエのは、一包0.8gを1日3回とあります。
長年使っていたJPSのは一包で、ガツンと効いたので、個人的にはJPSの14番に愛着はありますけどね。
 →https://www.jps-pharm.com/product/kampo/item/goreisan.html

店主が奥の引き出しから大事そうに出してきてくれたJPSの五苓散は、なんとなーく、ありがたみが違っていたのですよ。
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うつ病に、安易な投薬は逆効果

2022年05月12日 | 薬のこと・薬害のこと

この情報、かつて当ブログでも取り上げましたが、
記事の日付2010年05月04日。まるまる12年も前の記事です。まだリンクが切れていなかったということは、現状が更新されていないのでしょうか?
    ↓
うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念

うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念

うつ病で自殺した人の7割が精神科を受診しており、その多くは「抗うつ薬」を服用していた。
遺族が行った調査でわかった。
最近は製薬会社のテレビCMや政府の「うつキャンペーン」のせいもあって、抗うつ薬に抵抗感のない人が増えている。
医療関係者の間でも安易な服用を懸念する声があがっている。...

J-CAST ニュース

 


芸能人の自死にともない、モーニングショーで玉川さんが、ウツは薬でよくなる、病院に行ってください、と何度も言っていたのが、また悲しくて。
玉川さんは、医者の家庭出身だったらしいですが、現代医療に疑問を持たなすぎでは?

真面目な人ほど真面目に薬を飲んで死んでしまう、薬が自殺を促進していた、というあまりにも、真逆なショッキングな話に、私はこの件については当時、いくつかの記事をメモのために記録してました。
   ↓


上の記事は、10年以上も前のもの、文字サイズが小さい・・
私め同様の小さいものが見えにくいお年頃で、内容が気になる皆さんは、サイドバーの文字サイズ変更・大でご覧ください。


うつは薬だけに頼っていたら、良くなるものも悪くなってしまうかも。まずは、

腹式呼吸、ヨガ、ストレッチ、整体などで、体のゆがみをとり、体内の巡りをよくしたり、

●朝日を浴びて幸福を感じる脳内伝達物質セロトニンを産生させたり、

●セロトニンの前駆物質トリプトファンを合成してくれる腸の環境を良くするために、腸内細菌を整える食物繊維の多いゴボウやキノコなどの野菜類を中心とした食事を心がける


など、カウンセリングと並行して、薬に頼らずうつを乗り越える方法もあると思います。
(イベルメクチン以外の抗生物質は腸内細菌を痛めて便秘の原因を作ります)

玉川さん、mRNAワクチンを異様に持ち上げたり、うつ病が薬で治るとか、安易に言い過ぎ。
テレビの影響力を考えて欲しい。


★関連記事
NHKが、恣意的な特集を組んだ直後から、ストレスで薬の使用量が増えてしまった理研の笹井芳樹氏の自死について。
 悲しい選択
 NHK特番「小保方さんへの人権侵害」とBPOに認定される




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ワクチン頼りのイスラエル死亡者最多、mRNAワクチン接種後、急速にガン進行早まる

2022年02月11日 | 薬のこと・薬害のこと

新型コロナウイルス騒動が始まって、2年以上経ちました。

テレビの専門家は、オミクロン株が軽症なのは、ワクチンのおかげ、という手前味噌な解釈により、3度目をせかしています

が・・

だったら、イスラエルでこんなことは起こりませんよね。下のグラフは感染者数ではなくて死者数です。
オミクロンが軽症ですんでいるのは、つまり、軽症になる性質のウイルスに他ならない。
ワクチンのおかげなら、イスラエルの今はあり得ない





新規感染者数、入院患者数、コロナ重症者も1229人で過去最多を記録したそうです。
専門家の机上の空論と現実の違いがはっきり出てきました。


OGPイメージ

イスラエル レストランなどワクチン接種証明不要に

 新型コロナウイルスの新規感染が減少傾向にあるイスラエルでも規制が緩和され、多くの場所でワクチン接種証明の提示が不要となります。
 イスラ...

テレ朝news

 


そして、ワクチンを打っても感染してしまうことから、世界に先駆けてワクチンを打ち、ワクチンパスポートを作ったイスラエルが、一部を除き、パスポート不要になると発表した。
でも上のテレ朝のニュースは、変です。

>新型コロナウイルスの新規感染が減少傾向にあるイスラエル

ですって。高止まりして少し下がったくらいでも、物は言い様ですね。
世界に比べて感染者数、重症者、死者数の割合が絶望的に高いから、ワクチン政策に失敗した諦めの境地じゃないかって私は思うけど、今さら負け戦とばれると・・国民が怖いから?


イベルメクチンの出番は、ワクチンの限界を人々が気づいたとき、と、昨年来より、書いていたのですが・・・書き散らしすぎて、どこに書いたかは忘れちゃったです、(-_-;) ごめんなさい。
そろそろ、というか、ようやく出番があるのでしょうか。

・・・いやいや、儲からない薬なんかだめだ、ビッグファーマのビッグファーマによるビッグファーマのためのコロナ政策を敢行するには、儲かる薬でなければならぬ。
「命よりカネを優先する会社」ファイザーやメルクの「リスクも値段も高い飲み薬」をご用意してございます?


   


ワクチンを打った人たち、またその家族のツイッターでも、ガンになった、ガンが再発した、ガンの進行が早くなった、というつぶやきをたくさん見ました。
たまたま、自分だけ、自分の身内だけの話ではないようです。
日本国内だけでなく、よその国でも同じようなことが起こっている?
オミクロン株には、全く効かないワクチンです。リスクしかないのに、3度目を打つ意味なんかもうありません。
世界各国で心ある医師や科学者たちが、今日も警鐘を鳴らしています。陰謀論とか言ってる場合じゃない。



念のために、動画の文字起こしておきますね。病理医のRyan Cole博士423P理性でした。信じられる数値です。
(文章に違和感のあるところ、ごく一部の「てにをは」だけなおしました)


それは すべてよく見られる小さなウイルスによって引き起こされる皮膚損傷から始まる。
ワクチン接種を始めた後、突然、私はこのウイルスで小さな腫瘍が発生することに気づいた。
通常、子どもに起きるものだが、今は大人にも発生する。
このメカニズムは何だろうと考えた。

生体検査の実施が進むにつれ、私が確認したのは、年配の女性において、
子宮頸がんと子宮体がんの発生率が見たことのない速さで上昇していることだ。
私は毎年4万例の生検を行っているが、これは医者にとっては多い方だ。

しかし我々が結論を出すには、約100万件の症例と、多くの実験室での研究が必要だ。
だから誰もがそれは逸話だと考えている。
わかって欲しいのはこれがデータでも何かの研究でもないのだ。
これは一つのパターンだと言いたい。
我々はいかに科学研究を行うのかというと、絶えず観察し実験を計画する。
そして論文にまとめるだけだ。

残念ながら我々はスーパーマンではない。
我々には論文を書く時間がない。


私が何かを見た、私の同僚が何かを見た場合、我々は
「見てごらん、そこにはリスクがある」と人々に伝えなければならない。
リスクよりもベネフィットが上回らなければならない。
我々はこのワクチンが無効だとわかっている。



つまり彼らは失敗した、と言いたい。
今、オミクロンが来ているがワクチンには全く予防効果がない。
しかし、彼らは相変わらず人々にブースター接種を勧めている。


このワクチンは人体に有毒なスパイクタンパク質だ。
接種するとコロナウイルス感染と同じような病気を引き起こし、
体が自己免疫攻撃を受けやすくなる。
さらに、短期的な発がんリスクも存在している。


私がこれらの情報を報告した後、多くの腫瘍学者が立ち上がった。

彼らも奇妙な新しいガンを見つけた。
そして制御と治療が可能であったガンは、
山火事のように急速に 第Ⅱ、第Ⅲ、第Ⅳ期に移行すると訴えた。
これらはすべてワクチン接種によって引き起こされた免疫調節障害によるもの
だ。

ーーーーーーーーーーー


免疫調節障害・・・自前の免疫が働かなくなる、免疫が暴走する、めちゃくちゃになる、自分の免疫が自分を攻撃してくる。mRNAワクチンに対する世界の科学者の警告はいろいろあったけれど、この言葉で言い表されるのか。


イスラエルの惨状を隠し、それでも3度目をせかす医師は、どれだけビッグファーマに忖度しているのだろう。
命に関わることなのに、こんなに口から出任せに、見当違いのことをわかったように言い続けていたら、いずれ訴訟問題になりますよ。
政府もマスコミも。こびナビもテレビの専門家も。

イスラエルが通った道、日本も行くのか?




イスラエル テレビ報道
"ここ数日コロナの重症・死亡は接種者ばかり
・・・だそうです。


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医学界と製薬マネー

2019年06月08日 | 薬のこと・薬害のこと



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6月の3日5日6日と東京新聞は一面トップで、製薬会社と大学病院、学会、有力医師との癒着問題を取り上げた。

毎日毎日、病院づきの薬局から、山のように出された薬を抱えた人達が出てくる。
その薬は本当に必要なものなのか。
多くの人々は、病気になったら薬を飲むものと信じ込み、毎日毎日真面目に飲んでは、その薬の副作用に苦しみ、さらに副作用を緩和する薬をもらって、医療費は膨らんでいく。
多剤投与による人への安全性のエビデンスもないのに、そこはお構いなし。

保険で負担される金額も、どんどん膨らんで社会保険制度を圧迫し、足りないぶんは税金である。
社会保険制度は必要だが、本当に薬が必要なものと、そうではないものの(おそらくはそちらのほうが多いだろう)が、ごっちゃになって、健康保険の掛け金の負担が増えて、一部の医師と製薬会社だけが太り続ける。


もちろん、医師が新薬に関する情報を、製薬会社から得ているということは事実。命に関わる問題だから、情報提供という意味では必要な関係性であるというメーカー側の話も理解できる。
しかし、薬は、使う人の個人差や、薬害のリスクもあるものだから、他の商売のように「売れば売るほどいい」という性質のものではない、ということは人の良心があればわかることだ。


そうしてこういった、薬の過剰提供(販売)という、患者は二の次で社会保険制度を食いものにするような癒着に、政治がメスを入れられないのも、
日本医師会は「自民党の支持母体である日本医師連盟を通して政治活動を行っている」(ウィキペディア)
からではないだろうか。







摩訶不思議な人体は機械ではない。メンテナンスは必要だけれど、機械のように単純ではないので部品だけ取り替えても、根本が変わらなければまた別のところにでてくる。
日常的に、健康相談や話を聞いてもらうだけでも、ストレスが緩和し、楽になる、元気になる、という生物としての人間の力を信じるところに治療の本質があるのではないかと思う。
薬さえ飲めば良くなるという、ある意味、現代医療神話のような感覚。業界もそうだけれど、何より患者自身が囚われすぎてはいないだろうか。


★関連記事
 現代医療の深い悲しみ・・製薬業界の裏側
 世界を動かす大きな力
 長妻厚労相に伝えたい、「9割の病気は自分で治せる 」
 新型糖尿病薬服用、10人死亡
 副作用多い薬50種高齢者は使用中止を



以下、東京新聞よりメモのために。


<税を追う>製薬マネー「営業道具」に 奨学寄付金「医師の貢献度で」
東京新聞2019年6月3日
 製薬業界から大学医学部や医療系の各学会へ年間三百億円近い寄付が行われていた。特に医療界の有力者が集う大学医学部に研究費として提供する「奨学寄付金」は、使途に明確な制限がなく、教授らの間では「使い勝手が良い」と重宝がられてきた。かつて医師への過剰な接待や抱き込みが批判されてきた薬の売り込み競争。近年は業界で透明化に取り組むが、製薬マネーを営業の有力な「道具」に使う実態はまだ残っている。 (「税を追う」取材班)

 「折り入って相談があります」。中堅製薬会社の営業担当者(MR)は担当する大学病院の医師から、そんな電話を受けたことがある。奨学寄付金の無心だった。別の医師からは「寄付金を入れないと、薬を使わないぞ」と高圧的に求められたこともあった。

 「奨学寄付金を出すかどうかは本社の判断で、医師の貢献度にかかっている。やはり薬の売り上げが多い場合はランクが上がる」とこのMR。「貢献度が高ければ本社の担当者を連れて行くが、低ければ支店長が丁寧に断る」

 日本製薬工業協会(製薬協)は二〇一四年、会員企業に「奨学寄付金の提供の在り方」を通知。「社内の営業部門から独立した組織で利益相反を十分確認し(寄付を)決定する」とした。

 「利益相反」とは、医師らの研究グループが製薬企業から資金提供を受けている場合、薬の処方や臨床研究が企業の利益のために行われ、患者の利益が損なわれるのではないかと疑われる状況を指す。通知は、患者の不利益にならないよう求めた。

 製薬会社の中には、奨学寄付金を公募にし、営業部門から切り離すところが増えたが、大手メーカーの幹部は「いまだに奨学寄付金を営業部隊の交際費のように使っている会社は少なくない」と打ち明ける。

 先のMRは「製薬会社には販売に力を入れる『注力品目』があり、新薬が発売された場合など、時々で変わる。奨学寄付金は、注力品目が含まれる診療科の医師に優先的に提供されることが多い」と話す。

 大学側も奨学寄付金に頼りがちな実情がある。「大学院生が学会に出席するための旅費や参加費に充てていた」。そう話すのはある国立大の名誉教授だ。

 「何十人と抱える大学院生のために、奨学寄付金を稼ぐことが教授の仕事だと思っていた」。ただ、薬を使う見返りに寄付金を受け取る状況に、忸怩(じくじ)たる思いを抱いていたという。

 「賄賂と大して変わらなかった。利益相反の対象である製薬会社が出すお金はやはり筋違いですよ」


<税を追う>製薬界 講演・説明会に年1500億円 費用丸抱え、医師に接近
2019年6月5日
 製薬会社が薬の普及や正しい処方を広めるために開く講演会や説明会に、総額1500億円を超す「製薬マネー」が注ぎ込まれていた。講師を務める医師への謝金などで272億円をはじめ、参加者全員の交通・宿泊費や飲食費、病院に届ける高価な弁当-。費用を丸抱えする方式に「薬の処方に影響するのでは」と危惧する医師もいる。 (「税を追う」取材班)

 東京都内の有名ホテルのホールに、全国から集まった数百人の医師。壇上で新薬の臨床研究に携わった大学教授らが「この薬には、こうした特徴があります」と薬の効能や副作用を説明する。

 講演が終わると、立食形式の情報交換会へ。医師は料理や酒を味わい、製薬会社の幹部やMR(営業担当者)があいさつに回る-。製薬会社の社員は講演会の一般的な様子をそう説明する。

 大学教授クラスの講師謝金は十万~二十万円。参加者の交通・宿泊費や飲食費も製薬会社持ちだ。

 「宿泊も可能な限り同じホテルにするので、一人三万円程度。五百人ほどの講演会で、経費は二千万~三千万円かかると思う」

 最近はインターネット上の講演会が増えているものの、会場形式はまだまだ多い。講師謝金を除く経費が年間百億円を超える社もある。元をたどれば、患者が支払った薬代や私たちの税金、保険料だ。

 別の製薬会社の社員は「忙しい先生に来てもらい、薬の副作用などの必要な情報を周知するため」と話すが、先の社員は「新薬の売り込みのためだ」と話す。

 「高血圧や糖尿病など生活習慣病の薬は各社が発売し、効能にもあまり差がないので、MRとどれだけ顔を合わせたかで差が出る。飲食まで残ってもらえば、医師との距離が近くなるチャンスになる」

 新薬は八年程度は独占的に販売できるが、その後は半値程度の後発薬(ジェネリック)の発売が認められる。製薬会社にとって、それまでにいかに新薬を売るかが収益を左右する。

 神奈川県内のある病院長は「同じような薬なら研究の支援をしてくれたり、処方の面で相談に乗ってくれる企業の薬を使ってあげようと思う」と話す。

 医師五年目の山本佳奈さん(30)は福島県内の病院に勤務当時、一度だけ講演会に行き、その後は参加していない。

 「ただで食事やお酒が出るし、製薬会社の人に丁寧にあいさつされるので若い医師が勘違いしてしまう。毎回行くと、自然とその製薬会社の薬を選ぼうという意識になってしまう。患者本位とはいえない」

◆「安全情報周知へ不可欠」 口そろえるメーカー側
 薬の講演会について製薬会社側は「効能や副作用といった安全情報を伝え、薬の適正使用に不可欠だ」と口をそろえる。

 「メーカー主催の講演会でも、宣伝色を出しすぎると続かない」。日本製薬工業協会の田中徳雄常務理事はそう話す。薬のPRばかりする講演会では医師が集まらないという。

 医療用医薬品製造販売業公正取引協議会の寺川祐一専務理事は「かつては東京・銀座のクラブやゴルフといった高額接待が行われていたようだが、今は単なる娯楽といった接待は行われていない」と説明する。

 二〇一六年度に約六千九百回の講演会を開いた武田薬品工業は「(飲食の提供に)自社医薬品の処方誘引や他剤との差別化につなげる意図はない」と強調。大塚製薬は「適切な情報提供のため、新製品が多い時期は講演会の回数が多くなる傾向がある」と話す。

 過去には新薬の講演会が開かれなかったことによるデメリットもあった。

 東日本大震災直後に発売された抗凝固剤を巡り、震災で学会や製薬会社が講演会を自粛。一般の医師に処方してはいけない患者の情報が伝わらず、抗凝固剤の投与が原因と疑われる出血性の合併症の死者が出たことがあった。


<税を追う>医師・謝礼データベース NGOが開発 患者の不利益 防ぐ手段に
2019年6月6日
 百人を超す大学医学部の教授らに製薬業界から一千万円以上の講師謝金やコンサルタント料が提供されていた。明らかにしたのは調査報道に取り組む非政府組織(NGO)「ワセダクロニクル」(ワセクロ)。今年一月からホームページ(HP)で、二〇一六年度に謝金を受け取った全国の医師約九万八千人の名前と金額を無料で検索できるマネーデータベース「製薬会社と医師」を公開している。 (鷲野史彦)

 製薬会社と医師との関係透明化の国際的な動きを受け、日本製薬工業協会の加盟社は一四年度から自社HPで、どの医師に講師謝金などをいくら支払ったか公表するようになった。しかし、有力な医師は複数の会社から謝金を受け取っており、医師ごとの合計額は分からない。

 「製薬会社から医師がお金をもらって薬の処方がゆがむと、不利益を被るのは患者。患者に医師と製薬会社の利害関係を手軽に調べる手段を提供したい」


 一七年にワセクロを立ち上げて編集長に就いた元朝日新聞記者の渡辺周(まこと)さん(44)は、そんな思いで元新聞記者の二人と取材・執筆をしながらデータベースの作成に着手した。インターンシップ(就業体験)の大学生らの力を借り、製薬会社から医師への資金提供のデータを一件ずつ入力。約三千時間かけて完成させた。検索欄に医師の名前を入れると、受領額の合計が確認できる。

 かかった費用は大学生の人件費を中心に約四百五十万円。当初はデータベースを有料にすることも考えたが、「医師の情報が必要な年金暮らしのお年寄りらが使えなくなる」。

 データベースを共同製作した医師らでつくるNPO法人医療ガバナンス研究所に、費用の半額を出してもらい、知り合いの医師らに必要性を説明し寄付を求めた。研究所の医師らはデータベースを基に論文も発表している。

 謝金収入が一千万円以上あった大学医学部の教授は「データベースを検索して自分にこれほど謝金があったと初めて知った。疑念を持たれないよう講演回数を減らしたい」と、ワセクロの取り組みを評価する。

 「一七年度分も今秋に公開できれば」と渡辺さん。活動を継続するために六月下旬に一般から寄付を募るクラウドファンディングもHPで呼び掛ける予定だ。
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高齢者の「薬漬け」ストップ…厚労省が指針案

2017年12月24日 | 薬のこと・薬害のこと

メリークリスマスの日に、無粋な話題で恐縮ですが、これ本当に大事だと思いましたので。
国が、医療関係者向けに薬漬けリスクと副作用の有害性についての指針案をまとめたということです。
多剤投与による副作用で、健康をむしばむという本末転倒の他、多すぎる薬代で健康保険の財政も逼迫しています。

国レベルで、このような提言をするのは初めてのことなんですって。「もっと早くやってよ~」と言いたくなるところですが、それでもやらないよりかは、よかった。

来年度には国民向けにも作るそうですが、私たちも、「薬さえ飲んでいれば病気が治る」という薬剤信仰から脱却しなければ…




高齢者の「薬漬け」ストップ…厚労省が指針案、副作用の有害性明記 国レベルで初
産経新聞2017年12月24日

 高齢者が多くの薬を服用する「薬漬け」について、厚生労働省が、医師や薬剤師らを対象に服用の適正指針案(骨子)をまとめたことが23日、分かった。国レベルで高齢者の内服薬に関する指針を作成するのは初めて。薬の多種類の服用は副作用などのリスク増が指摘されている。日本では「患者がとりあえず薬をもらいたがる」といわれ、医療費の削減も期待される。指針は来春にも完成し公表、一般国民向けも来年度に考案するという。

70歳以上は平均6種類以上服用

 厚労省によると、60歳を超えると高血圧や骨粗鬆(こつそしょう)症など複数の疾患を抱えることから、服用する薬の種類が増加し、75歳以上でさらに多くなる傾向にある。レセプト(診療報酬明細書)調査によると、70歳以上の患者で平均6種類以上服用している。東京大などの患者調査では、薬を6種類以上服用している場合に副作用が出やすくなったりするケースが急増。転倒の発生頻度が2倍近くに増え、認知障害のリスクが増加するというデータもある。

 このため指針案では「医療の質を向上させ、患者の健康に資すること」という目的を記載。高齢者が薬を服用することで生じる物忘れや目まい、失神など「有害事象」を列挙した。

47%が「飲み残しの経験」

 安全性確保の観点から、単に薬の数を減らすのではなく、適正な処方内容への見直しが重要であることを明記。複数の医師にかかっている場合は「お薬手帳」を活用してかかりつけ薬剤師にチェックしてもらうことも念頭に、「医師、薬剤師、看護師などが一元的に情報を集約し、連携すること」とした。

 NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」が今秋、約5千人の高齢者に調査したところ、処方された薬を飲み残す患者も多く、47%が飲み残しの経験があると答えた。

 同法人代表で東京家政大の樋口恵子名誉教授(家族関係学)は「服薬を不安に思う高齢者は増えている。『人生100歳時代』になり、いずれ自分で薬が管理できなくなる。薬は“命のもと”であり、薬の適正なあり方を考え直さなければならない」と話した。



薬害による死亡事故は高齢者に限ったことではありません。
たとえ医師の処方による薬でも、間違えればあっけなく命を落としてしまうこともあります。
 →「D―LOOP」のボーカルMINAMIさん
 →映画バットマンシリーズ「ダークナイト」で伝説的ジョーカーを演じたヒース・レジャー




★関連記事
 薬の副作用、高齢者専門医の7割が経験・追記資料あり(ヒース・レジャーの薬の急性中毒死も・・)
 医者と製薬会社が作る病人

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暴力、暴言ひどくなる「抗認知症薬」

2017年10月10日 | 薬のこと・薬害のこと

人間は、喜怒哀楽の感情みたいなものでも、本人の資質というより、薬やホルモンなどの化学物質にたやすく影響を受けてしまうものなのだなあと、改めて思いました。

暴力や暴言がひどくなる、というのは、認知症の症状の一つの現われだと思っていましたが、副作用として認知症の薬によるものだったなんて…


暴力、暴言ひどくなる「抗認知症薬」 減薬は主治医と相談
東京新聞2017年9月7日

 

 認知症の進行を遅らせる効果がある「抗認知症薬」の服用により患者の暴力や暴言がひどくなったと悩む介護者が少なくない。次第に激しくなって薬の減量や中止に踏み切る人も。厚生労働省は昨年、抗認知症薬の投与を規定量未満に減らすことを認めたが認知症が進行する可能性もある。薬を減らす場合は主治医と十分に話し合う一方、薬以外に原因はないか慎重に見極める必要がある。 (出口有紀)

 四年前にアルツハイマー型認知症と診断された妻(69)を介護する愛知県の男性(70)は八月上旬、抗認知症薬の量を半分に減らしてもらった。おとなしい性格だった妻が、抗認知症薬の服用を始めてから、感情が異常に高ぶりやすくなったためだ。最近では男性への暴力だけにとどまらず、道端で談笑している近所の人たちに「うるさい」などと暴言を吐くなど、感情の高ぶりは次第に激しくなっていた。
 主治医に相談したところ、薬を減らすよう勧められ、減薬に踏み切った。「蹴ったり殴ったりはおさまらないが、怒らなくなったかな」と男性。薬を減らすことに不安は残るが、三カ月後の次の受診日までは様子を見ることにしている。
 国内で承認されている抗認知症薬は現在、四種類。脳の神経伝達を維持したり、神経細胞の損傷を防いだりすることで、物忘れなど認知症の症状の進行を遅らせる。初期の段階から服用すると効果が高いとされる。
 ところが、脳の働きが活発になることで、意欲をつかさどる部分が活性化され、暴力や暴言、妄想、徘徊(はいかい)などを増幅させてしまうことがある。
 ただ、感情の高まりは薬だけが要因ではなく、日本老年精神医学会理事長を務める新井平伊(へいい)・順天堂大大学院教授(64)は「患者の性格や置かれた環境なども影響する」と話す。薬の影響も人によって異なり、実際に薬がどの程度、患者に作用したかを知るのは難しい。
 では、どうしたらよいのか。新井教授は「患者の様子を注視するしかない」と話す。「認知症は数日では進行しない。患者の様子が急に変わったとすれば、薬が原因と考えられる」
 医師は患者の日常生活の様子を継続して見られないため、薬の減量や中止を決めるのは、最終的に本人や家族の判断になる。新井教授は「薬を続けたいなら、別の抗認知症薬に替えることもできる。決めるのは本人や家族だが、薬の減量や中止で認知症が進行する可能性もあるので、専門医に相談してほしい」と話す。
 家族の接し方が、患者の暴言や暴力を引き起こしている場合もある。
 愛知県で認知症の妻(71)を介護する男性(77)は、妻の徘徊や暴力、暴言がひどかったため、主治医に相談すると「薬が合わないのかも」と言われた。一カ月中止すると、妻の攻撃性が消えて機嫌が良くなった。当初は一度中止した後に半量を服用する予定だったが、思い切って薬をやめた。
 同時に、妻への接し方も変えた。会話の中で妻の勘違いをいちいち指摘し、言い争うことが多かったが、やりたいようにやらせることにした。男性は「にこにこして、妻をおだてるようにすると、おだやかになった」と話す。

 抗認知症薬や患者の性格、家族との関係…。認知症患者の心の動きや行動に影響する要素は多様で、症状を把握するためには細かく患者を観察することが必要だ。感情が不安定で暴力や暴言に発展する場合は、いつ、だれが対象なのかなど細部を見るほか、日ごろの食事量や食べ方などにも気を配り、食欲不振になっていないかも確認する。
 これらを把握した上で、主治医や薬剤師、ケアマネジャーらに相談する。家族に暴力を振るう場合は、デイサービスを活用するなどして、家族以外の人に接する機会を増やすのも有効だ。新井教授は「介護やケアで、いい状況につながることもある」と話す。



認知症は厄介な病気ですが、我が家でも認知症の人と暮らしていた経験を思い出すと、本人にとっては「忘れる」ということはあながち悪いことではないような気もします。
がむしゃらに生きていたときは思いもつかなかったようなことを、人生の終盤に思い出すことがある。
自分の人生を振り返って後悔の念にかられること、多くの人たちに迷惑をかけ傷つけた、思い出すと申し訳なくて穴があったら入りたい、と思うこともあるかもしれません。
それらすべてを忘れてしまえるなら、そして晩年、精神的に苦しまずにおだやかな日常を過ごせるなら、それもまた、人体に備わった防御反応なのかもしれないなあと思ったものです。
(でも家族は大変ですけど)

もちろん、この病気の方々が忘れたい過去ばかりだったとは言えませんけれど。

それから、上記記事にも家族の接し方、ということがありますが、父の場合も思い当たります。
いつも笑顔で接すること。それだけで、父の反応も明るくなりました。
同じ言葉でも、怖い顔でいうと、だめ。嫌なことも笑いながら言えば、一緒に笑ってくれます。
そういうときは、病気になる前の父よりも、むしろいい人になってように思え、こちらも穏やかで優しい気持ちになれました。

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咳止めの小児服用禁止+風邪薬で絶対音感が狂う?!

2017年08月15日 | 薬のこと・薬害のこと
少し前の情報ですが、メモのために…

せき止め薬の小児服用を禁止 成分「コデイン」に副作用の恐れ
東京新聞2017年6月23日
 市販の風邪薬やせき止めシロップに広く使われているせき止め成分「コデイン」を服用すると、呼吸困難の副作用が出る恐れがあるとして、厚生労働省は二十二日、リスクが高いとされる十二歳未満の子どもの服用を禁忌とすることを決めた。同省は、製薬会社に二〇一九年中に添付文書を改訂するよう指示する。一九年までは、経過措置として、十二歳未満への使用を制限するため注意喚起するよう求める。
 同日開かれた同省の有識者会議は、米国で今年四月に十二歳未満への処方を禁じたことを受け、予防的な観点から禁忌とするべきだと判断した。
 コデインはモルヒネに似た、せき止め作用のある薬品で、処方薬のほか、風邪薬など約六百種類の市販薬に含まれている。厚労省によると日本では〇四年四月~一七年五月末に、呼吸不全や意識障害などの子どもの重篤な副作用が四例報告されている。いずれも十歳未満で死亡例はなかった。


それから個人的に、風邪薬で、絶対音感が狂ったという人の話を聞いた。
最初は、都市伝説的なもの?と思ったけど、検索したら、こんなまとめがあった。

 風邪薬にこんな副作用が!?全ての音が半音低く聞こえる【絶対音感】

音楽家の皆さんは要注意ですね。

ついでに、我が家の実体験。

 ココナッツオイル入オレンジジュースで、3日でインフルが治った


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アニサキスには安中散

2017年05月10日 | 薬のこと・薬害のこと
渡辺直美を襲ったアニサキス食中毒の予防法
 10日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で急増しているアニサキス食中毒について特集した。
 番組ではタレントの渡辺直美(29)が先月、タレントの渡辺直美(29)が先月、アニサキス食中毒を患いツイッターで「アニサキスに注意です。激痛すぎてアラサー病院で泣きました」と明かしたことを報じた。アニサキスは10年で20倍にも増えた寄生虫で長さは2、3センチで胃に入り胃の粘膜に炎症を起こさせるという。魚介類についている寄生虫でサバ、イワシ、イカを生で食べると起きやすくなると説明した。
 番組が取材した梅谷薫医師によると予防法は、「よく見る。よくかむ」とのことで、見れば発見できる可能性があり、かむことで死滅させることもできるという。

    


たまたま、今朝のモーニングショーを見ていたので

アニサキスは、魚についている寄生虫で、たとえば、刺し身や、寿司についていたりするのですね。
だいぶ昔ですが、刺身のツマか何か、白い筋かと思ったのが、よく見たら動いていたりして、ゾゾゾ~ッとしたことがあります。

よく噛めば死滅させられる、ということですが、アニサキスがいること前提で噛むのも、なにか気持ちが悪いですよね。

できれば、生魚は食べないほうがいいのでしょうが、またこれがおいしいから、困ったもの…

実は、もう20年近く前になりますが、家族が、行ったことのない寿司屋で接待を受けたあと家に帰ってきて、おそらくはアニサキスにやられたと自覚できるような激痛を伴った腹痛を起こしたのです。その時、常備薬の安中散(あんちゅうさん)で事なきを得たことを思い出したので。

風邪をこじらす前に漢方で、という我が家のルールで、葛根湯や小青竜湯、桂枝柴胡湯などすぐ対処出来るように常備していました。
実は、何かのニュースで安中散がアニサキスによる腹痛に有効なことを知り、常備薬として安中散も買い置いていたのです。



もともと安中散は、神経性胃炎や、慢性胃炎に使われます。
安中散に含まれる、茴香(ウイキョウ)のアネトールという物質が、アニサキスを溶かすように分解することが確認されているそうです。
自分で「アニサキス溶かし実験」をしたことはありませんが、家族がとにかく情報通りに安中散で翌朝には回復できたことを思い出したので、生魚をよく食べる方は、常備薬として置いておくといいのではないか、というお知らせまで。



★関連サイト

 アニサキス 生の魚介類で猛威 10年で20倍
(毎日新聞 2017年5月8日)

 アニサキスは、幼虫(体長2~3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすい。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐(おうと)などの症状が出る。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こる。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できない。

 ここ10年ほどの報告急増は、13年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象に明示されたのも一因だが、背景にあるのが生の魚介類の流通の多様化だ。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっている。

 国立感染症研究所の杉山広・前寄生動物部第二室長が約33万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータを使って推計したところ、年間発生数は約7000件に上った。杉山さんは「アニサキスの食中毒を防ぐには加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」と管理の徹底を訴える。海外では、生食用の魚の冷凍保存を義務づける国もあるという。

 厚労省などは、消費者には▽鮮度の良いものを選ぶ▽速やかに内臓を取り除く▽内臓を生で食べない--といった対策を呼び掛けている。刺し身を食べる時は、細かく砕くようによくかむことも大事だという。【下桐実雅子】
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3つの薬害記事(抗がん剤で涙目、精神安定剤で症状悪化、多剤投与による事故)

2015年09月13日 | 薬のこと・薬害のこと
知り合いの薬剤師さんは、薬剤師さんでありながら私どもに「すべての薬は害悪だ」とまで言いきったのですが。
そういう方ですから、病院付の薬剤師さんなので、医師と患者さんとの間に挟まれて葛藤があるのだそうです。

9月8日の東京新聞には、はからずも?薬害関連の記事が、続け様に載っていたので、メモのために。

その1 抗がん剤については、言い出せばきりがないけれど。病気と思ったら実は薬の副作用って言うことはよくありますね。 

抗がん剤で涙目発症 「TS-1」副作用 4人に1人



 入院でなく外来での治療が増えた抗がん剤。副作用は脱毛、吐き気、貧血などだが、目の異常はあまり知られていない。目の症状が命に関わることはほとんどないが、生活への影響は大きい上、放置すると悪化し後遺症につながるものもある。 (吉本明美)

 静岡県立静岡がんセンター(同県長泉町)眼科の柏木広哉部長が「涙が止まらない」と訴える患者の増加に気づいたのは二〇〇七年ごろ。翌〇八年四月からの四年間で約二百人。「以前はほとんどなかったのに急に増えた印象だ」
 〇七年は、がんの治療をめぐり変化があった。「ティーエスワン(TS-1)」という既存の抗がん剤が、国内の大規模臨床試験の結果、胃がん手術後の再発予防などに有効と分かり、標準的な治療に位置付けられた。
 「TS-1を比較的長期間飲み続ける人が増えた結果、涙目の発症が多くなり注目されるようになったのでは」と同センター消化器内科の安井博史部長。胃がん手術後にこの薬を飲んだ人を安井さんらが調べると、四人に一人程度の割合で、治療が必要な涙目の症状があった。
 涙は黒目の外側上方にある涙腺から分泌され、目の表面を潤した後、涙点から涙小管などを経て鼻へ排出される。涙点以降の経路(涙道)のどこかが炎症などで狭くなったりふさがったりすると、流れが滞り涙目に。視界がぼやけ物が見にくくなるため、車の運転に支障を来すこともある。
 TS-1が涙目を引き起こす仕組みは未解明。成分が涙に出て涙道の粘膜を傷める可能性が指摘される。軽症なら成分を洗い流すため、防腐剤を含まない目薬をさす。水道水は滅菌されていないので使わない。
 涙道が通りにくくなっていればファイバースコープで観察し、ポリウレタンなどの微細な「涙管チューブ」を挿入し通過を確保する治療法がある。チューブは抗がん剤治療の終了後に抜き取る。ただ「涙目を放置して涙道の状態が悪化すると、チューブも入れられず回復が難しいケースもある。早い対処が何より大切」と柏木さん。問題は、涙道の治療を手掛ける眼科医が少ないことだ。
 TS-1以外の抗がん剤でも、結膜炎やまつげが抜けるなど、さまざまな症状がある。しかし目の副作用に対する認知度が低いこともあって、頻度などの実態ははっきりしていない。抗がん剤治療を担当する医師と眼科医が同一施設内で連携して治療に当たる医療機関は数少ない。
 柏木さんは、抗がん剤治療を受ける患者への一般的な注意として「目にも副作用が出る可能性があることを知った上で、異常を感じたらまず主治医に相談し、必要に応じ専門の眼科医を紹介してもらってほしい」と話す。同センターは、抗がん剤治療で起きる可能性がある目の症状や対処法などをまとめた小冊子「抗がん剤治療と眼の症状」を作成、HPで公開している。

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その2 精神安定剤(ベンゾジアゼピン製剤)に関して、精神科医が投与を控える時代になったが、内科医など専門以外の医師には、理解が進まず、薬害が減らない現状。生活を改めず薬に頼る患者にも問題はある。



にゃんこスローライフ・便秘予防も毛玉出すのも猫草にゃ


薬に頼らず生活改善
中山名峰

 経済成長に伴ってストレスが増え、1970年代以降、精神安定剤であるベンゾジアゼピン製剤(BZD)が流行した。頭痛、肩こり、不整脈、耳鳴り、不安、不眠、原因不明の厄介な症状に効果的であった。
 ところが90年代に、この薬物は耐性、つまり長く服用すると効果が落ち、急に服用をやめると、逆に不眠、不安、認知機能などが悪化することが知られるようになった。BZDは精神科薬であるにもかかわらず、内科医など、精神科を専門としない医師が、多く使用している。精神科医が投与を控える時代になったのに、専門医以外の医師による投与量は減っていない。
 早い、うまい、安い。どこかのファストフード店のうたい文句だ。高度成長の行く末、これらの店で食事を数分で済ませている日本人は幸せになったのだろうか。睡眠時間を削り、運動することもなく、常時神経を使い、やがて頭痛、不眠などの症状が生じる。病院に行っては即効性のある薬を求める。希望に沿わなければ、すぐに次の病院に行く。
 BZD依存症で社会から脱落した患者が数多くいる。即効性のある薬物に頼るのではなく、どうしてその頑固な症状が生じるのか、生活改善からいま一度見つめ直してみないか。たまにはスローフード店に行こうよ。(名古屋市立大学病院睡眠医療センター部長)

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その3 これは、家庭欄への読者投稿です。高齢者への多量の薬の出し方は、異常かとも思う。

薬を減らして
 ●城 ●子(85) 無職 神奈川県鎌倉市

 薬が大量に処方され、飲まずに捨てたり、飲み忘れたりすることが問題になっているが、身近で、こんな事件が起きた。姉が錠剤を包装シートごと飲んでしまったのだ。
 電話があり、喉がチクチク痛いと言う。医師の弟に相談すると、総合病院に行けとのこと。慌ててタクシーを飛ばす。耳鼻科医の診察を受け、X線では映らず、コンピューター断層撮影(CT)で横隔膜の隅の白い四角い影が発見された。結局、胃カメラで口から取り出されたが、ほっておくと十二指腸に入り開腹手術になるそうだ。
 姉は入院し、朝、私が迎えに行った。87歳を85歳が世話をする。車いすの移動にも大汗をかいた。お互い一人でがんばって暮らしているが、今後のことが心配になった。
 姉は三つの病院から、十種類の薬を受け取り、毎朝、一粒ずつ取り出して飲むのが一苦労だという。薬剤師の助言もあり、その後、薬を減らしてもらった。

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我が家でも、病院からの父の薬で、ひどい目にあった経験あり。
 →医者と製薬会社が作る病人
 (2007年の記事、まだ私めも少々とんがっていた ヽ(`Д´)ノ ので、読み苦しかったらご勘弁。(*ノω・*)
 
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病院薬の使用判断、メーカー頼み

2015年06月30日 | 薬のこと・薬害のこと
「お医者さんに相談しよう」というCMをよく見かけますが、それは日本医師会のCMではなくて、製薬会社のCMです。
お医者さんが、製薬会社の薬を出してくれる(=薬の売上に貢献してくれる)ので、禁煙も薄毛もお医者さんに行きなさい、というわけですね。
たいていの人は、医師が出してくれるなら安心安全だって思うわけですが、肝心のお医者様が、製薬会社の手前味噌のパンフレット見て出しているだけですから、それって、偽りの安心安全にならないでしょうか。
こんな情報もありますよ。→ファイザー禁煙補助薬『チャンピックス』で意識喪失、難聴、自殺…「重篤副作用」全米最悪の実態

以前、知り合いの病院付きの薬剤師さんも、ほとんどの医師は、薬のことをよくわかっていない、患者に出すときはメーカーのパンフレットなどを見ながら出している、と言っていたのですが、以下の調査は、それを裏付けた形。

中日新聞6月27日の記事より

薬採用 メーカー資料頼み




東海3県病院 回答の8割

 病院が薬を採用する際、どんな情報をもとに決めているのか、鈴鹿医療科学大(三重県鈴鹿市)のチームが東海地方の病院薬事委員会を対象にアンケートしたところ、8割近くが売り手側である製薬会社の資料頼りであることが分かった。利害関係のない論文などを参考にする委員会は少数にとどまる。27日から岡山市で開かれる「日本医薬品情報学会」の大会で発表される。

 調査は、子宮頸(けい)がんワクチンで重い副作用被害の訴えが相次いでいるのをきっかけに病院での薬の採用の現状を調べようと、同大薬学部の長南謙一准教授のチームが実施。昨年7、8月、日本病院薬剤師会に入会する愛知、岐阜、三重県内の491カ所の病院薬局へ郵送し、125病院から回答を得た。

 新しく薬を採用する際、どんな資料を参考にするか複数回答で尋ねたところ、上位はすべて製薬会社作成の資料だった。「薬の添付文書」が89%で最も多く、「製品概要」が7割、「パンフレット」や添付文書の内容を詳しく解説した「インタビューフォーム」が6割強、製薬会社が持つ非公認データなど「社内資料」が4割と続いた。

 薬の承認審査の経過や評価結果をまとめた厚生労働省の「審議結果報告書」は中立的で、インターネットで入手できるが22%にとどまり、治験データをまとめ学術的に認められている「原著論文」も14%だった。報告書を参照する委員会は論文にも目を通していることが多かった。

 長南准教授は「患者に多数の死者が出た抗がん剤のイレッサでは、厚労省の報告書などから副作用の危険を読み解く能力がない病院も多く、被害が拡大した。製薬会社に都合のいい情報だけでは薬害を防げない。薬事委員会は、さまざまな情報を活用して薬を適切に評価できる力を付けなければならない」と語る。

 メモ 薬事委員会 病院で患者の治療や予防に使う医薬品の採択を決定する院内の機関で、院長や医師、薬剤師、看護師らで構成。設置は義務ではないが、ほとんどの病院に置かれている。審議で参考にする資料は、薬剤師が用意する場合が多い。


以下は東京新聞より続き

情報見極め力必要

 「数値が合わなかったり、グラフのメモリを細工してデータを誇張したり、製薬会社のパンフレットなどは、誤解を与えても、うそをつかなければいいのか?と言いたくなるレベルのものもある」。埼玉県協同病院で(埼玉県川口市)で二年前まで薬事委員会メンバーだった松川朋子薬剤部長(54)は「製薬会社の情報頼りは危ない」と実感する。
 病気に苦しむ患者を目の前にする医師は、よく効く新薬が出たと聞けば使いたくなる。だが、国が認可した薬でさまざまな薬害が起きており、使用の可否を検証する薬事委員会は、患者の安全を守る最後のとりで。
 松川科長は「少なくとも厚労省の審議結果報告書を読むことは必須。製薬会社のデータのくせが見えたり、薬の構造から副作用を想像できることもある」と強調。ただ、新薬は次々と発売され、日々の業務の忙しさで読みきれないことも。「報告書は膨大なデータの羅列で、情報の意味を読み取るには経験やセンスがいる。わかりやすくする厚労省の工夫も必要」
 医療現場で薬情報の見極めへの意識の高まりも見られるという。

--------------------------------


現代医療の意識レベルは「深い悲しみ」(75f)にまで落ちている。
薬頼りで、治るためのすべての可能性を排除しないというスタンスがないため、奇跡的な回復の事例を収集することも出来ない。
改善の行動も取らず、教わってきた権威だけでやっているのである。
某薬剤師さんは、「現代医療には、飲んでいい薬なんて一つもない」と吐き捨てるように言っていた。
・・・まさか薬剤師さんの口から、そんな言葉が出るなんて、逆にこちらがびっくりした。
現代医療は、患者を恐怖とストレスまみれにするだけ。
治る病気は医療にかからなくても治るということなのだろう。

 
       「薬をやめれば病気は治る」 岡本 裕 著


★関連記事
 現代医療の深い悲しみ・・製薬業界の裏側
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現代医療の深い悲しみ・・製薬業界の裏側

2015年06月15日 | 薬のこと・薬害のこと
政府の有識者会議が砂糖に税金をかけよ、と提言しているといいますが・・・
理由として、砂糖がからだに悪いことをWHOが警告を出したので、膨らみ続ける医療費を抑えるためだとか・・・

砂糖が体に良くないことは、そのとおりですけれど、だからといって調味料の一つで、和食の煮物や和え物、日常の食事にも不可欠なもの。ストレス社会で、心を開放してくれる和菓子洋菓子にも、砂糖はなくてはならないし、ちょっとなあ・・と思ったりします。(決して砂糖大推奨の立場ではありませんが)

WHOといえば、2011年には、「携帯電話の電磁波と脳腫瘍との関係が限定的に認められる」と警告しているのだけれど、それはないことになっている?
 →WHOが認めた携帯と脳腫瘍とコーヒーと私・おまけあり


それにしても、膨らみ続ける医療費は、飲まなくてもいい薬の大量販売が主たる原因ではないだろうか。患者は保険があれば、せいぜい3割負担で済むから、油断しがちだけれど、あとの7割は保険から、たくさん売れれば売れるほど、保険医療費が圧迫される。
1年365日、酒は飲まない日はあっても、これだけは忘れてはならぬと、毎日毎日死ぬまで飲み続けるという薬は、製薬会社には安定した収入をもたらす。製薬会社は、利潤追求の資本主義経済のお手本のようなシステムを構築したのだ。


6月11日東京新聞「本音のコラム」より。メモのために抜粋。


製薬業界の裏側 
竹田茂夫

 昨年、外資系製薬会社の大ヒット薬で不正が発覚した。大学の臨床試験の論文で、降圧剤の売上げ拡大のために重大な改ざんが行われたのだ。
 データ解析を一手に引き受けた製薬大手の社員が、不正に手を染めたという。日本の製薬大手や東大病院でも同種の問題が明るみに出た。製薬会社が統計処理だけでなく、資金面でも臨床試験に深く関与する悪弊をうかがわせる。背景には「エビデンス(根拠)に基づいた医療」という「信仰」を利用し、医療を利潤追求の場に変えてしまう業界の体質がある。

 海外ではどうか。D・ヒラリー『抗うつ薬の功罪』は内情をよく伝えている。製薬業界丸抱えの精神医学の世界にいた著者が、臨床経験や論文の検討を重ねるうちにある種の抗うつ剤が患者の自殺率を高める事に気付き、次第に戦闘的な批判者に返信していく過程が描かれている。

 市場原理に身を売った米国医療の腐敗ぶりには驚かされる。権威ある専門誌の論文には、製薬会社系列のゴーストライターの手になるものが多く、生の臨床データは私有物として公開しない、高級ホテルでのプレゼンテーションは業界がお膳立てする、などなど。

(法政大教授)


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実は私もこれを知ってびっくりしたのですが、薬剤の多剤投与は2種類まではエビデンス(根拠)があっても、それ以上の多剤投与は、エビデンスがないのですって。その2種類の組み合わせも、限られたものだし。
現代医療が、口を開けば、エビデンス、エビデンスって言っているのに、それはいいのか?・・そんなことを知ればぎょっとしますよね。

うちの父も、一人の医師に処方された13種類もの薬を飲んで、翌日は起きられなくなったことがあります。
父の場合は特別だったのでしょうか?そうでもないんじゃないでしょうか。
特に年配者ほど、1日に何種類も食前、食後、朝起きてすぐ、みたいに薬に縛られた生活してますよね。
病気に名を借りた薬害汚染と思うのですが、日本人は薬信仰が強いですからね・・。
病気のせいだと思っていたら、実は薬害だった、ということも一度は疑ってみてほしいと思います。


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子宮頸がんワクチンの副作用に苦しむ少女たち

2015年04月10日 | 薬のこと・薬害のこと
毎年、東京新聞の4月1日の「こちら特報部」の見開きページは広告を含めて、全部、嘘記事どす。

東京新聞に変えてから最初の2~3年位は、その都度だまされてびっくりしてたけれど、さすがに今年は最初から嘘とわかりつつ、記事を楽しんだ。
以下の記事は社会面だから、嘘じゃないのはわかっているけれど、4月1日の新聞記事。

下の写真は東京新聞より。子宮頸がんワクチンの副作用に苦しむ少女やその家族たちが、製薬会社を訪れて抗議と救済の申し入れをしたけれど、社内にも入れてもらえなかった。
被害を受けた少女は、大人を「嘘つきだ」と糾弾した。ほんとうですね、笑える嘘以外は、お断り。




子宮頸がん ワクチンで抗議 製薬会社と国に「救済を」
(東京新聞2014年4月1日)

 子宮頸(けい)がんワクチン接種後の副作用に苦しむ少女や家族らでつくる「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(松藤美香代表)は三十一日、東京都内にある製薬会社二社の日本法人本社を訪れ、抗議と救済の申し入れを行った。厚生労働省の担当者とも面会し、問題の全面解決を求めた。
 「大人は『未来をつくる子どもは大切にしなければ』と言うが、私たちは? うそつきばかりだ。無視しないで、助けてほしい
 英グラクソ・スミスクライン日本法人(渋谷区)の前で、関東地方の中学三年生(15)がマイクを握り、思いをぶつけた。中学一年で接種後、歩行困難や全身の痛み、記憶障害を発症。通学困難になり、思い出を作れないまま卒業した。
 米メルク社日本法人MSD社(千代田区)前では、北海道の母親が「娘は認知症のようになり私のことも分からず、孤独な生活を送っている。見ているのも苦しい」と訴えた。

 連絡会は、両社に、ワクチンで健康被害を引き起こした法的責任を認めて賠償など行うよう求める要求書を提出。両社とも社内での受け取りは拒否し、玄関前で総務担当者が対応した。
 厚労省へ提出した要求書では、ワクチンを国が費用を負担する定期接種から外すことや、接種していない人と比較する疫学調査の実施、原因究明の第三者機関の設置などを求めた。
 二年前に結成された連絡会は約千三百件の相談を受け、会員は三百五十一人に。症状は痛みや運動障害にとどまらず、脳や自律神経の障害なども起きているが、厚労省の専門家会議はワクチン成分との因果関係を認めず、子どもたちの救済も進んでいない。

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中学生といえば、人生まだまだ先がある、将来の夢もあっただろうに。
たった1本のワクチンのせいで、それらの夢も希望も打ち砕かれて、少女たちとその家族は、先の見えない落とし穴に突き落とされた状態というのに。
製薬会社に抗議に行っても、謝罪どころか社内にも入れてもらえない、情けなさ。

たとえば、食品会社なら、消費者がこんな状態になったら、倒産ものの不祥事であるだろうに、製薬会社って、どれだけえらいのでしょうか。
人間をモルモットのように扱っているとしか思えない厚顔さ。同様に、被害がでているのに、因果関係を認めない厚労省の無能さ。
かつての薬害エイズや、C型肝炎訴訟なども、明らかに原因がわかっているのになかなか認められなかった。
いったい何が原因なのか、やる気のない国の体質、重篤な副作用が起こったことも悲劇ですが、さらにその解決能力のなさといったら。薬害問題の根深さを感じる。


以下、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」HPより

全世界で被害が起こっています!
日本の少女たちに起こっている事と同じです。
16歳の少女。ガーダシル接種後に起こっています。
Dificultades de niña de 16 años, luego de aplicarse vacuna contra el VPH en Barranquilla



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