■若者のクルマ離れ…都会で売れない
首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の若者=M1・F1層(M1層・F1層とはテレビ視聴率集計区分で、男性20-34歳をM1層、女性20- 34歳をF1層と呼ぶ)の「クルマ離れ」の主な要因は、「経済的理由」、「都市部固有の要因」、「趣味の多様化」であるとの調査・分析結果が得られた。
若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研(Media Shakers運営)は、第2回分析レポート『若者のクルマ離れに関する検証』を発行した。
「車を欲しいと思わない」M1・F1層の理由
1位…今の生活では特に必要性を感じないから(74.1%)
2位…車の維持費・税金が高いから(52.0%)
3位…他の交通機関で事が足りているから(51.9%)
4位…車以外のものにお金をかけたいから(43.9%)
5位…車本体を買う金銭的余裕がないから(36.9%)
日本の基幹産業ともいえる車ですが、都会の若者層(・・といっても、34歳が若者に入るかどうか)に売れなくなってきているそうです。
東京には、たまに行くのですが、何しろ地下鉄やJRが充実していて、2~3分おきに列車はくるし、網の目のように張り巡らされた路線図を見てもわかるように、どこに行くにも、公共交通で十分だと感じます。
よほど荷物が多いとか、足が不自由とか、病気であるとかの理由がない限りは、駐車場の確保や、渋滞に巻き込まれるリスクを考えれば、都会では車はそれほど必要性もなく、温暖化や大気汚染の原因になる排ガスなど、むしろ環境にとっては悪役という印象もあり、この傾向は納得がゆくものです。そして、うれしいことだと思います。
しかし、別の記事では、
■若者のクルマ離れ…「リフレッシュ」で買わせる
そこで、「クルマ離れ」の若者に所有意向を喚起させるために、「車はリフレッシュできるもの」という価値を訴求するマーケティング・コミュニケーションが有効であると、レポートは提唱する。「運転行為の醍醐味」を感じさせ「オリジナル空間の居心地」の良さをアピール、「目的地への期待感」を膨らませるメッセージが有効だという。
業界ニュースですから、売り手スタンスに立つのはわかるけれど、人類の一人の立場で言うなら、まるで悪魔のささやき。せっかく車離れが出来てきかけたのに、トヨタだってきれいごと言ったって、やっぱり本音は、売らんかなか・・・がっかりだよっ!てか。
地方では、公共交通が赤字路線等で廃止された結果、足がなくなってしまい、もう免許を返還したほうがよいようなお年寄りでも、仕方なしに車を運転しなくてはならない状況が、たくさんあります。この部分のヘルプは今後、絶対必要。
業界の方たちも、売るだけじゃ、もうだめな時代だということは、わかってますよね。
トヨタは、「素敵な宇宙船地球号」なんて番組まで持ってエコを看板にしてるんだから、そこのところもう少し企業として、頭と心を使って、方針を少し変えてみたらいかがだろうかと思います。
ねえ、世界のトヨタがやらずして、誰がやる?
首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の若者=M1・F1層(M1層・F1層とはテレビ視聴率集計区分で、男性20-34歳をM1層、女性20- 34歳をF1層と呼ぶ)の「クルマ離れ」の主な要因は、「経済的理由」、「都市部固有の要因」、「趣味の多様化」であるとの調査・分析結果が得られた。
若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研(Media Shakers運営)は、第2回分析レポート『若者のクルマ離れに関する検証』を発行した。
「車を欲しいと思わない」M1・F1層の理由
1位…今の生活では特に必要性を感じないから(74.1%)
2位…車の維持費・税金が高いから(52.0%)
3位…他の交通機関で事が足りているから(51.9%)
4位…車以外のものにお金をかけたいから(43.9%)
5位…車本体を買う金銭的余裕がないから(36.9%)
日本の基幹産業ともいえる車ですが、都会の若者層(・・といっても、34歳が若者に入るかどうか)に売れなくなってきているそうです。
東京には、たまに行くのですが、何しろ地下鉄やJRが充実していて、2~3分おきに列車はくるし、網の目のように張り巡らされた路線図を見てもわかるように、どこに行くにも、公共交通で十分だと感じます。
よほど荷物が多いとか、足が不自由とか、病気であるとかの理由がない限りは、駐車場の確保や、渋滞に巻き込まれるリスクを考えれば、都会では車はそれほど必要性もなく、温暖化や大気汚染の原因になる排ガスなど、むしろ環境にとっては悪役という印象もあり、この傾向は納得がゆくものです。そして、うれしいことだと思います。
しかし、別の記事では、
■若者のクルマ離れ…「リフレッシュ」で買わせる
そこで、「クルマ離れ」の若者に所有意向を喚起させるために、「車はリフレッシュできるもの」という価値を訴求するマーケティング・コミュニケーションが有効であると、レポートは提唱する。「運転行為の醍醐味」を感じさせ「オリジナル空間の居心地」の良さをアピール、「目的地への期待感」を膨らませるメッセージが有効だという。
業界ニュースですから、売り手スタンスに立つのはわかるけれど、人類の一人の立場で言うなら、まるで悪魔のささやき。せっかく車離れが出来てきかけたのに、トヨタだってきれいごと言ったって、やっぱり本音は、売らんかなか・・・がっかりだよっ!てか。
地方では、公共交通が赤字路線等で廃止された結果、足がなくなってしまい、もう免許を返還したほうがよいようなお年寄りでも、仕方なしに車を運転しなくてはならない状況が、たくさんあります。この部分のヘルプは今後、絶対必要。
業界の方たちも、売るだけじゃ、もうだめな時代だということは、わかってますよね。
トヨタは、「素敵な宇宙船地球号」なんて番組まで持ってエコを看板にしてるんだから、そこのところもう少し企業として、頭と心を使って、方針を少し変えてみたらいかがだろうかと思います。
ねえ、世界のトヨタがやらずして、誰がやる?