父の付き添いで行った病院の薬局の待合で、そこにあった週刊誌をめくっていたら、映画「はやぶさ遥かなる帰還」をめぐって、渡辺謙さんと某都知事の対談が出ていた。
読んでみると、二人の話は、かみ合っているようで、かみ合っていない・・。
なぜこの二人?と思ったのだけれど、謙さんが都知事にぜひ見ていただきたいと招待状を送ったのだそうで、良くも悪くも影響力がある都知事の懐に、いちどは飛び込んでみたかったのかなと、私なりに想像しました。
一つの事象を見ても、見る人の意識レベルのアトラクターフィールドの反映で、全く別次元の感想が出てくるわけで。
「はやぶさ」の技術力が即「アメリカやシナへの威嚇となる」と考えるところなどは、さすが某都知事フィールドというか・・・(汗)。
かみあわないところをかみ合わせるかのように、二人の話は、日本人の夢と発想力という共通の着地点でまとめて、無難に対談は終了。
ところが、家に帰ってテレビをつけると、今度は「徹子の部屋」に渡辺謙さんが出ていた。
今日は、なんと謙さん日和なことか(笑)
こちらは、「知らないことを知ることは楽しいわね」という徹子さんの好奇心の発露に、二人の話がかみ合っていて、素直に楽しそうでよかった。