2024年12月18日 衆議院 法務委員会。
立憲の有田芳生議員が、すごいこと言ってるんですけど。
統一教会。1970年代に米国で失敗した議員への工作活動。日本でも活動した。永田町のあるビルが拠点。議員会館をまわり教祖の本を配る。政治的な内容のお願いもする。さらに教団は宗教の顔だけだなく、散弾銃をつくり日本に輸入までしていた。#黙さず闘う■ 全編(1:58:21〜)https://t.co/zTQZpJZXVT https://t.co/tDInOPJ3SD pic.twitter.com/w3aWP9rwXZ
— 有田芳生事務所|公式 (@arita_office) December 18, 2024
Xのリンク先のyoutubeに上がっている動画はとても長い。有田さんのところは(1:58:21〜)ですよ。
ヤフーニュースにもまとめられていた。
有田氏は、1970年代に韓国による対米工作である「コリアゲート事件」を調べるために米下院に設置されたフレーザー委員会の最終報告書が統一教会に触れているとして、外務省にただした。同省の熊谷直樹審議官は「(統一教会は)下級メンバーの訓練と活用においては準軍事組織に似ている」などとする報告書の内容を読み上げた。
1968(昭和43)年以降、韓国の統一教会系銃器メーカーから日本の統一教会系企業に散弾銃や空気銃が輸入されていたと、有田氏は指摘。経済産業省の猪狩克朗貿易管理部長は事実関係を認めた。有田氏は、信者が全国各地で銃砲店を経営していたとしたが、警察庁の大浜健志審議官は「そうした記録は存在しない」と答弁した。
有田氏は、116号事件で統一教会信者が捜査対象になったと主張。事件の多くが散弾銃の発砲だったという警察庁の答弁を得た後、「統一教会は単なる宗教団体ではない」と述べて質疑を終えた。
これ、すごいですね。実は、ネットの裏側?では昔から密かに言われていたことらしいのですが・・・
「黙せず戦う」有田さん、これは命がけの告発ではないのか。
かつて、オウムだけでなく創価学会や統一教会でも、内側に武闘派のグループが組織されて、教団に都合の悪い人物や団体を自殺に見せかけたりして密かに消してしまうような噂は、ずっと水面下であったわけですが・・
1987年に起きた朝日新聞記者を銃で殺害した赤報隊事件との関連もそこから推測される。
日本では、学生運動が下火になった70年代後半から80年代にかけて、六大学をはじめとする有名大学で、統一教会は最初は宗教であることを隠し、「原理研究会」というサークル活動を名乗って、まだ友達のいない地方出身の純朴な学生に声をかけ居場所を作って、気づいたときには洗脳されて抜けられない状態に、やがて合同結婚式などを経て家族ぐるみの筋金入りの信者を作ってきた。
そういうふうに作られた信者らは、すでに社会の中枢で、功なり名を遂げた世代となっているのだ。問題の根深さを感じる。
都知事選の石丸現象、衆院選の国民・玉木現象、兵庫県知事選の斎藤現象は、SNSを最大限活用した選挙展開だったが、なぜか似ている空気があった。少し調べればわかるけど、統一教会は、彼らを陰日向になって応援していた。
自民党だけでなく野党にも地方議会にも、つながれるものならつながる。きっかけさえあれば彼らは貪欲につながろうとする。もちろん政治家に対してなら選挙ボランティアの体で近づき、関係性を深くして当選の暁には、言わずもがなの見返りは期待しているだろう。
(そのおかげでこの30年間、統一教会は自民党に守られて、「オウムの逮捕の次に」と言われていたのに、政治の力でお目こぼしされてきたのだから)
ドクダミの地下茎のように、見えないところでどんどん広がって、政治だけでなく、マスコミ、警察、官僚、経済界など社会全体にじわじわとカルト教団の手が入っていると思うのは杞憂ならいいが。