虹色オリハルコン

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どちらを選ぶかは自分次第

新年の信念

2013年01月02日 | パワーかフォースか
新しい年がまたやって来ましたね。
頂いた賀状を読みながら、友人・知人の人生の分岐点・出発点・小さな変化に驚いたり、嬉しかったり、あたたかい一言にほっとしたり・・・
福島の仮設住宅に住まわれている方からは、復興の遅れと原発事故の風化を心配する一文がありました。原発事故のせいで、他の被災県に比べても、福島は復旧・復興が遅れています。


昨年発足した自民党政権は、あっという間に前政権の決めた原発ゼロをリセットし、新規原発すら増設すると言っていました。まるで、あの深刻な原発事故も、起きていなかったかのような態度です。
安倍総理は、就任してまっさきに福島にゆきましたが、これでは福島の人々の心を逆なでするために行ったのではないかと思えてなりません。「深い悲しみ」から、「絶望」に国をもってゆこうとしているようです。


昨年末に見つかったノートに書いていたロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」の言葉から、昨年に引き続き、もう一つご紹介したいと思います。


人は、自分がそのために生きてきた信念をどうして疑うことができよう。それは生きることを断念するようなものだ!隣人に似るために、あるいは隣人をいたわるために、自分の考えとは違った考えを装ってみたところで、それが何の役に立とう?それは自分自身を破壊するだけで、誰の利益にもならない。
第一の義務は、ありのままの自分であることだ。<これはいい、それは悪い>と、思い切って言うことだ。自分が強い人間であればこそ、弱い人間のためになるのであって、自分が相手と同じように弱い人間になっては、さしてためになることはできない。
すでに犯された過失に対しては、寛大でありたければそれもよい。だが犯されようとする過失に対しては決して妥協してはならない。




ノートにメモした当時は、前半の「自分を他人に合わせて自分らしさを失うのは誰の利益にもならない」という部分に共感したものと思われますが、今、読むと後半、特に太字に示した部分に、はっとさせられました。
というのも、ここ数年来の経験によって、以下のことをより深く理解できるようになったからです。

 これはいい・・・何を持っていいというのか。それは命を守るものである。
 それは悪い・・・何を持って悪いというのか。それは命を損なうものである。



単純だけれど、体が教えてくれることに嘘はないのだと経験を通して確信できるようになりました。
だから、どんなもっともらしい理屈をつけようが、どんな理由をあげつらおうが、悪いものは悪いと今では確信しています。
原発は悪いものです。
弱い人たちは、その理解が出来ないゆえに間違いを犯しているのですが、理解したものは弱いものに合わせてはいけないということです。

今年も「脱原発」を貫きましょう。生きとし生けるもの、すべての命のために。



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