朽ちたスズラン

スズランの咲く季節。すがすがしい5月の空気。
スズランの花束は、幸せを分けてあげる、幸せの象徴だそうです。

でも、その優しい気持ちを汲まず、笑顔で裏切る人もいる。

1つ前の記事のコメ欄に書きましたが
まるでマイナスフォースへの挽歌のように思えた
2017年に出された佐野元春の「朽ちたスズラン」


「朽ちたスズラン」佐野元春 & ザ・コヨーテバンド



絵空事ばかりの嘘しか出てこない人
今度こそはと、言葉と心を尽くしても、
信じても信じても　必ず最後は裏切られる・・

「心が通じない人もいるんだよ」

宗教家なら、それでも信じなさいと言うのかもしれませんけど、
意識レベルの視点では、場合によっては信じちゃいけない人もいたのです。

2017年、意識の二極分化のマイナスフォースの蓋が開いた。
最初にこの歌を聴いたときに、翁長前知事と安倍政権が頭に浮かびました。

彼らは、やりたい放題で表舞台で目立っていたから
まっとうな人たちは、傷つけられていたと思う。
心の通じない人に、沖縄の人たちの痛みを伝えても、言葉を尽くして語っても
彼には何も通じない。暖簾に腕押し、糠に釘。

怒りと嘆きの中で病に倒れた翁長知事のこと、今も忘れられません。

それだけではない。
佐野元春のこの歌は、この世界で理不尽に傷つけられてきた人たち
一人一人に寄り添っている。
内側に静かな怒りを感じます。

2017年のこの歌は、2022年の今にも通じます。

マイナスフォースに向けたお別れの歌かもしれません。