つくづくオリンピックは平和じゃないと、やっていけないと思う。
平昌オリンピックは開会式から、政治色が強くてうんざりだったけれど、韓国は開催国の責任としてオリンピック中の平和と安全を担保するために、北朝鮮と握手したのだろうなと思った。
昨日のフィギュアスケート男子の羽生選手、宇野選手、お二人の素晴らしいスケーティングは見事だった。3位のフェルナンデス選手も。
下支えした関係スタッフのご苦労もあっただろう。
また大会関係者は、一つの競技が終わるたびに、競技が無事に終わって本当に良かった・・・とそれぞれに、思っているかもしれない。
そんな中、アメリカではまたもや学校での銃乱射事件が起き、罪のない若い命が奪われた。
無能な為政者は、内側の腐敗を放っておいて、外に敵を作って危険を煽り、国内の不満を押さえ込もうとする。
しかし起こってしまったことは真実だ。上からではもう腐敗を止められないなら、内側から変わっていくしかない。
「銃規制がされるまで自分たちの経験を発信し続ける」と決意を固めた高校生たち。
左からブライアン・クックさん、モーガン・ウィリアムズさん、モニサ・オイセンさんら
=米フロリダ州パークランドの高校銃乱射事件の現場近くで16日、國枝すみれ撮影
高いパワーのオバマ大統領でさえ、一人では何も変えられなかった。
全米ライフル協会という、大金を持って政治家を動かす組織と対決しなければならなかったから。
結局国民一人ひとりの意識が変わらなかったら、リーダーがパワーでも、国民が彼をしっかり支持し支えていかなければ変えられないということを嫌というほど感じたオバマの8年間だった。
昨年の立憲民主党が生まれた経緯を思い出す。
右でもなく左でもなく前へ。
アメリカでも若い世代の内側から変化の胎動を感じる。
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オバマ大統領の涙
平昌オリンピックは開会式から、政治色が強くてうんざりだったけれど、韓国は開催国の責任としてオリンピック中の平和と安全を担保するために、北朝鮮と握手したのだろうなと思った。
昨日のフィギュアスケート男子の羽生選手、宇野選手、お二人の素晴らしいスケーティングは見事だった。3位のフェルナンデス選手も。
下支えした関係スタッフのご苦労もあっただろう。
また大会関係者は、一つの競技が終わるたびに、競技が無事に終わって本当に良かった・・・とそれぞれに、思っているかもしれない。
そんな中、アメリカではまたもや学校での銃乱射事件が起き、罪のない若い命が奪われた。
無能な為政者は、内側の腐敗を放っておいて、外に敵を作って危険を煽り、国内の不満を押さえ込もうとする。
しかし起こってしまったことは真実だ。上からではもう腐敗を止められないなら、内側から変わっていくしかない。
「銃規制がされるまで自分たちの経験を発信し続ける」と決意を固めた高校生たち。
左からブライアン・クックさん、モーガン・ウィリアムズさん、モニサ・オイセンさんら
=米フロリダ州パークランドの高校銃乱射事件の現場近くで16日、國枝すみれ撮影
<米乱射>銃規制求める地元高校生 政治の無策に怒る
毎日新聞2018年2月18日
◇現場の映像 SNSで拡散
【パークランド(米南部フロリダ州)國枝すみれ】17人が犠牲となる銃乱射事件が起きた米南部フロリダ州の高校では、死のふちに立たされた生徒たちが、銃規制に取り組まない政治の無策に怒っていた。生徒らは「変化が起きるまで声を上げ続ける」と決意し、現場の生々しい映像をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで積極的に拡散している。
現場となったマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の近くで16日、追悼式が催されていた。「私たちは怒っている。空約束はうんざり」。友人5人で参加したモニサ・オイセンさん(15)が言う。「私たちは死を見たのよ」。銃撃を連想するのか、誤って小瓶を机に落とした音を聞いただけでもパニック状態になるという。
同校にかつて通っていたニコラス・クルーズ容疑者(19)の問題行動は学校に報告されていた。通学していた当時は、武器を持ち込ませないため透明なビニール袋に所持品を入れるよう命じられていた。だが、容疑者は合法的に自動小銃を購入し、事件は防げなかった。
オイセンさんの友人のブライアン・クックさん(15)は、政治家が精神障害対策の充実や学校の安全対策強化を語ることで、お茶をにごそうとしていると見抜いていた。「精神障害対策も銃規制も両方必要だと思う。でも酒は21歳まで飲めないのに、18歳で自動小銃が買えるなんて狂っている」
モーガン・ウィリアムズさん(16)も同調し、「欠けているのは、学校予算や安全対策じゃない。銃規制だ」と断言する。ウィリアムズさんによると、同校は財政的に豊かで、銃撃事件や人質事件への備えもしていた。校舎によって異なる色の通行証が必要など安全対策も厳しかった。
ウィリアムズさんらは銃撃時の教室で生徒たちが撮影した映像をネットに拡散させている。床に座り込んだ女子生徒。「オーマイゴッド!」という恐怖に震える男子生徒の声。すべては自分たちが味わった経験を理解してもらうためだ。ウィリアムズさんは「銃規制ができるまで声を上げ続ける。二度と他の学校で起きてほしくないから」と話した。
銃乱射事件のたびに銃規制を求める声が上がる一方、銃の権利を主張する保守派や全米ライフル協会(NRA)の献金に依存する政治家の反対で封殺されてきた。しかし、ソーシャルメディアが火を付けた反セクハラ運動の例もあり、高校生らの動きは、銃規制に向けた新たな胎動になる可能性もある。
高校近くの交差点では16日、生徒や親が車道横で「銃でなく、子供を守れ」などのメッセージを掲げた。通る車はクラクションを鳴らして賛意を示した。アンジェリナ・ラゾさん(18)は「大量殺人に使われる自動小銃を民間人に売るべきじゃない」と訴えた。
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毎日新聞2018年2月18日
◇現場の映像 SNSで拡散
【パークランド(米南部フロリダ州)國枝すみれ】17人が犠牲となる銃乱射事件が起きた米南部フロリダ州の高校では、死のふちに立たされた生徒たちが、銃規制に取り組まない政治の無策に怒っていた。生徒らは「変化が起きるまで声を上げ続ける」と決意し、現場の生々しい映像をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで積極的に拡散している。
現場となったマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の近くで16日、追悼式が催されていた。「私たちは怒っている。空約束はうんざり」。友人5人で参加したモニサ・オイセンさん(15)が言う。「私たちは死を見たのよ」。銃撃を連想するのか、誤って小瓶を机に落とした音を聞いただけでもパニック状態になるという。
同校にかつて通っていたニコラス・クルーズ容疑者(19)の問題行動は学校に報告されていた。通学していた当時は、武器を持ち込ませないため透明なビニール袋に所持品を入れるよう命じられていた。だが、容疑者は合法的に自動小銃を購入し、事件は防げなかった。
オイセンさんの友人のブライアン・クックさん(15)は、政治家が精神障害対策の充実や学校の安全対策強化を語ることで、お茶をにごそうとしていると見抜いていた。「精神障害対策も銃規制も両方必要だと思う。でも酒は21歳まで飲めないのに、18歳で自動小銃が買えるなんて狂っている」
モーガン・ウィリアムズさん(16)も同調し、「欠けているのは、学校予算や安全対策じゃない。銃規制だ」と断言する。ウィリアムズさんによると、同校は財政的に豊かで、銃撃事件や人質事件への備えもしていた。校舎によって異なる色の通行証が必要など安全対策も厳しかった。
ウィリアムズさんらは銃撃時の教室で生徒たちが撮影した映像をネットに拡散させている。床に座り込んだ女子生徒。「オーマイゴッド!」という恐怖に震える男子生徒の声。すべては自分たちが味わった経験を理解してもらうためだ。ウィリアムズさんは「銃規制ができるまで声を上げ続ける。二度と他の学校で起きてほしくないから」と話した。
銃乱射事件のたびに銃規制を求める声が上がる一方、銃の権利を主張する保守派や全米ライフル協会(NRA)の献金に依存する政治家の反対で封殺されてきた。しかし、ソーシャルメディアが火を付けた反セクハラ運動の例もあり、高校生らの動きは、銃規制に向けた新たな胎動になる可能性もある。
高校近くの交差点では16日、生徒や親が車道横で「銃でなく、子供を守れ」などのメッセージを掲げた。通る車はクラクションを鳴らして賛意を示した。アンジェリナ・ラゾさん(18)は「大量殺人に使われる自動小銃を民間人に売るべきじゃない」と訴えた。
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高いパワーのオバマ大統領でさえ、一人では何も変えられなかった。
全米ライフル協会という、大金を持って政治家を動かす組織と対決しなければならなかったから。
結局国民一人ひとりの意識が変わらなかったら、リーダーがパワーでも、国民が彼をしっかり支持し支えていかなければ変えられないということを嫌というほど感じたオバマの8年間だった。
昨年の立憲民主党が生まれた経緯を思い出す。
右でもなく左でもなく前へ。
アメリカでも若い世代の内側から変化の胎動を感じる。
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オバマ大統領の涙
アメリカの若者達が大人の煮え切らない態度に痺れを切らして、全うなことを掲げて立ち上がり始めてますね!素晴らしい!!!
日本でも、胎動が起こるのでしょうか?!
一人のヒーローが大活躍して、何もかも解決する時代は終わって、一人一人がヒーローとなり、それぞれ役割分担して、解決していく時代が幕開けしている、ってことですね!
悲しい事件でしたが、明るい未来につながる行動をしてくれているアメリカの高校生達に感謝です♪
やっぱり、旧暦2018年が始まって、動きがさらに加速していますね!
5051
一人の負担が少なくても、みんなで続ければ、前に進む。
ヒーローを誰かに求めるのではなく、誰もが自分のできることを自分の場所で、続ければいいと思います。それぞれがヒーローになって良き未来を作りましょう。
アメリカの高校生も、がんばれ。