(2)は、比較的 珍しいスミレと、スミレ以外の草本です。
(1) は、こちら から
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ナガバノシコクスミレは
ナガバノスミレサイシンとシコクスミレの 自然交雑種です。
花の印象はナガバノスミレサイシンですが
側弁基部には 毛がありました。
葉は、ナガバノスミレサイシンのように長くはなく
先端がつまんだように細くなっています。
柔らかな手触りで、葉裏は緑色でした。
両親が分布しているところでは 比較的 よく見られる交雑種ですが
私自身は、見落とすことが多いです。
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側弁基部以外が無毛の マルバスミレは
きわめてまれであると 図鑑に記載されています。
葉も花柄も 無毛 (中央の枝を除けばよかったですね )
花柄や葉に粗い毛がある マルバスミレ(ケマルバスミレ)に比べ
全体的に 柔らかな印象になりますね。
話が逸れますが、この花はずいぶんと長い上弁ですね。
マルバスミレにも、ウサギ耳になるものがありました。
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日本海側では ふつうにみられる ナガハシスミレです。
太平洋側の一部にも分布があると 花友さんに聞いていましたが
ようやくお目にかかることができました。
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11種類目のスミレは
ふつうにみられる ニョイスミレ(ツボスミレ)です。
ウサギ耳ではありませんでした。
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スミレ以外の草本です。
乙女峠で発見されたという オトメアオイでしょうか。
ヤマルリソウ、セントウソウ、ハルトラノオが
ずっとずっと 咲いていました。
タニギキョウ/ハルトラノオ
コチャルメルソウ/ハナネコノメ
ミヤマハコベ/カントウミヤマカタバミ
ツルキンバイ(?)/フデリンドウ
タニギキョウ
春が早いと思っていたら 寒の戻りがあり、低温が続いた後に 夏日になったり と
開花の読めない 今年の春でしたが
スミレも 他の草花も、ちょうど良いときに 出会えたようでした。
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