はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

スミレが大好き ♪ 蝶や虫も
 
   

箱根で出会ったスミレなど(2)     2019.04.22

2019-04-27 | スミレ

 

(2)は、比較的 珍しいスミレと、スミレ以外の草本です。

(1) は、こちら から

 

~ ~    ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 

 

ナガバノシコクスミレは 

ナガバノスミレサイシンとシコクスミレの 自然交雑種です。

 

 

花の印象はナガバノスミレサイシンですが

側弁基部には 毛がありました。

 

 葉は、ナガバノスミレサイシンのように長くはなく

先端がつまんだように細くなっています。

柔らかな手触りで、葉裏は緑色でした。

 

 

両親が分布しているところでは 比較的 よく見られる交雑種ですが

私自身は、見落とすことが多いです。

 

 

~ ~ ~ ~    ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 

 

側弁基部以外が無毛の マルバスミレは

きわめてまれであると 図鑑に記載されています。

 

 

          葉も花柄も 無毛  (中央の枝を除けばよかったですね

 ← クリックで拡大します。

 

 

花柄や葉に粗い毛がある マルバスミレ(ケマルバスミレ)に比べ

全体的に 柔らかな印象になりますね。

 

 

 

話が逸れますが、この花はずいぶんと長い上弁ですね。

マルバスミレにも、ウサギ耳になるものがありました。

 

 

~ ~ ~ ~    ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

 

日本海側では ふつうにみられる ナガハシスミレです。

太平洋側の一部にも分布があると 花友さんに聞いていましたが

ようやくお目にかかることができました。

 

 

 

 

 

~ ~ ~ ~    ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

 

11種類目のスミレは 

ふつうにみられる ニョイスミレ(ツボスミレ)です。

 

 

ウサギ耳ではありませんでした。

 

 

~ ~ ~ ~    ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

スミレ以外の草本です。 

 

 

乙女峠で発見されたという オトメアオイでしょうか。

 

 

 

ヤマルリソウ、セントウソウ、ハルトラノオが

ずっとずっと 咲いていました。 

 

タニギキョウ/ハルトラノオ

 

 

コチャルメルソウ/ハナネコノメ

 

 

ミヤマハコベ/カントウミヤマカタバミ

 

 

ツルキンバイ(?)/フデリンドウ

 

 

タニギキョウ

 

 

 

春が早いと思っていたら 寒の戻りがあり、低温が続いた後に 夏日になったり と

開花の読めない 今年の春でしたが

スミレも 他の草花も、ちょうど良いときに 出会えたようでした。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 箱根で出会ったスミレなど(... | トップ | GWの高尾山へ     201... »

コメントを投稿

スミレ」カテゴリの最新記事