高尾ではスミレシーズンの最後に咲く コミヤマスミレです。
お花の開花が早い今年のこと
もしかしたらと様子見に行ってみると、もう見ごろになっていました。
湿り気味の暗い場所が好きなコミヤマスミレは
群生することがあり
小さな花が咲くと、そこだけが 白く浮き上がって見えます。
萼片が反り返っているのが 特徴なのですが
ティアラのよう に見えて
このスミレのチャームポイントかなと思っています。
*************************************
葉の表面の色は変化が激しく、緑色、暗緑色、紫色を帯びるもの
赤味を帯びるもの、さらに白い斑が入るものなど、さまざまである。
裏面はふつう紫色を帯びるが、濃淡の変化が多い。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ)
*************************************
この日 見た コミヤマスミレは
↓ 葉の表面が 緑色から黄緑色だったり
↓ 中央脈や基部の中央が赤色を帯びていたり
裏面は淡緑色で、わずかに紅紫色を帯びているものが
多かったのですが
↓ 葉の表面全体が より暗めの こちらは
裏面一面が 暗紅紫色でした。
アカコミヤマスミレとしてもいいかな
《 アカコミヤマスミレ 》
コミヤマスミレの中で特に葉裏が暗紫色を帯びるもの。
牧野富太郎博士が1912年に発表。
(「高尾山の花と木の図鑑」より)
それにしても
蕾があるとはいえ、まだ 4月中ですよねぇ
あなたたち 早すぎやしませんか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます