
つややかな葉が お料理の盛り付けに使用される ハランは
公園などで、ぎゅうぎゅうになって繁殖しているのを見かけますが
花は 見る機会が少ないかもしれません。
地下茎から直接出るという花
蕾は茶巾絞りみたいです。
そして、少し開いたところは 王冠のよう
鐘型で、花被片は 8個(手前側の花は9個 )
花の中央の 丸い紅紫色のものは 柱頭で、2cmほど
傘のように広がっているため、8個あるという 雄しべは 隠れています。
隙間からチラッと覗いているクリーム色がそのようです。
ポリネーターは キノコバエの仲間
ハランの花は、キノコに擬態することでキノコバエ類を誘い
花粉を運んでもらおうとしているのだそうです。
詳しくはコチラを ⇒ ★
以前 撮った実(中はわかりません)
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サンシュユは ようやく開き始めたところ
セツブンソウは盛りをすぎ
コセリバオウレンは結実、セリバオウレンが咲いています。
ここにはたくさんある シュンランは、いくつかが 咲き始め。
こんもりと アオイスミレ
たくさんの蕾をつけた フデリンドウ
ヒロハノアマナは あとひといき
(今ごろは もう咲いているでしょう)
植物園の春の訪れも 今年は他と同じく 遅れていて
お花の多くは これからのようでした。
ふとランの葉は一年中青いのかな、と。
そんなことは無いと思うけど、
最近見つけたサイハイランも枯れ葉の中で直ぐに分かるくらい青いし、
庭に自生してるクモキリソウの葉も青い。
もう一度見てみたいです。