小楢山の紅葉 2014.10.20

　　　　　紅葉は１４００ｍ位まで下りてきたようです。お天気と時間と、距離と、その他様々を考えて

　　　　　今回は山梨県の小楢山（１７１２．５ｍ）に行くことにしました。

 

 

朝七時の焼山峠　

　ダケカンバもカラマツもピカピカ

 

　　　　　　今日は午後から雲が広がるという予報ですが、今のところお天気は上々です。

　　　　　　登山口に置かれた 何体もの子授け地蔵にご挨拶して歩き出しました。

 

　　　　　　朝の光を左手に、正面にと浴びながら、軽いアップダウンを繰り返していきます。

 

 

　　　　鮮やかに色づいた木もあるけれど、今はまだ日陰の中です。

　　　　やっぱり光がないとね

　紅くなった木々は帰路のお楽しみ

 

　　　　　　

　　　　　　クリスタルラインの車道が左手すぐ下に見えるところまで下ってくると

　　　　　　木々を透かして 金峰山が見えました。　ここからの山容は優美ですね。

　

 

 

　　　　　　一杯水の分岐は、「つゝじあり、見晴しよい」とある 新道を行きます。

　　

 

　

　　　　　　　　　高みから振り返ると、こんな眺めです。見えているのは、黒富士あたり？

　　　　　　　　 山肌に紅い色がポツポツと見えています。　　

 

　　　　　　　　　　　　この辺りは、カラマツの黄葉にはまだ少し早めでした。

 

　　　　　　　　　 　　　わぁ　草紅葉がきれいですね～　　

順光では枯草にしか見えないワラビやシダも、この時間は金茶色

 

 

　　　山頂近くなるとレンゲツツジの群生があり、その葉はやさしいオレンジ色になっています。

　　　それよりも もっと赤くなった（サラサ？）ドウダンツツジの葉を見上げていたら

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　あらら　雲の速いこと 

 

そうして、空全体が雲に覆われてしまったのは、それから間もなくのことでした。

 

 

東と南が開けた広い山頂は、すご～く気持ちよさそうなところなのに

どんよ～りして寒い　

 

　　　　　　　　　　　眼下の甲州市も、通ってきた二時間前には晴れていたのに。。。

 

 

幕岩、大沢ノ頭方面　　　　富士山も南アルプスも全く見えません。

 

　　　　　　まだ八時半前なのに。。。　こんなことならもっと急げばよかった。。。

　　　　　　などとぼやいても仕方ありません。降りださないうちに幕岩まで行ってきましょ

 

　　　　　　 すっかり曇って冴えない色彩になった尾根を進んで小楢峠へ

　　　　　　さらに進むと、やがて岩の基部を巻くようになり、見上げるその岩の大きい事

 

クサリ（オレンジでペイント⇒）を頼りに　

 

　　　　　　　　　　　　幕岩の上に出ました。

 

　　　　　　　　　　遠望はないけれど、眼下の黄葉は素晴らしい

　　　　　　　　　　はじめは岩越しに覗いていたけれど

 

　　　　　　　　　　上に乗ったら、ぐるっと３６０度をすっかり見わたせました。

　　　　　　　　　　カラマツは、この岩の下が一番の見ごろだったようです。

 

　　　　　　　　小楢山の山頂も見えています。

　　　　　　　　今更だけど、ここは落葉松山なんですね。

 

　　　　青空と日射しがないのが残念だけれど、この眺めはとってもすてき

　　　　それに今日は、nonn ちゃんと私だけの貸切りです。

 

　　　　もうちょっと端っこによってみようかなとも思ったけれど　　やめました。

　　　　のんびり楽しんだら、下りは慎重に

　　

 

 

　　　小楢峠へ戻り、山頂を巻いて帰りますが、この巻道の黄葉もきれい

　　　赤く色づく木々はもう終わったものが多く、足元にたくさんの葉が散り落ちていました。

 

　

 

　　　　

　　　　草紅葉に見とれて往きに見逃してしまった 的岩を確認して帰ります。

　　　　大和武尊が幕岩からこの岩を標的に矢を射たという謂れがあるそうです。

 

 

 

　　　　　　　　すこ～し明るくなってきて、紅葉も見違えるほどきれい

 

 

　　　　　　　　　　　赤、黄、緑、橙　

　　　　　　　　　　　この辺は 曇っていたほうが色がきれいに見えるかもしれませんね。

（画像は明るくしていますが、色の修整はしていません）

 

お昼には焼山峠へ戻りました。　　

 

　　　　　　　

　　　　　期待した青空ではなかったけれど

　　　　　幕岩から眺めたカラマツの黄葉は素晴らしく、またクサリも岩も楽しかった。

　　　　　もう一度、次は日射しに輝く 紅葉黄葉を見に来ようと思います。