先日、義父と耳鼻科へ行ったの。
その耳鼻科は、車通りの多い道路に面した、戸建ての建物で、入り口は手動の自動ドアなんです。
待合い所でベンチに座っていると、大人の人が出口へ、そしてその人に続いて1歳半くらいの男の子が走ってついて行きました。
親子かな?と思いながらしばらく目が離せず見ていると・・・
先にいた大人の人は男の子に見向きもせず、道路を渡っていきました。
その瞬間、男の子が入り口脇の駐車場の車をすり抜け、テケテケ走って今にも車道にでそうな勢いで!
同じく待合いにいた人も思わず「あの子!危ない!」と口に出す状況で。
一番入り口に近かった私は思わず外に出てその男の子を追いかけていました。
追いかけながら「知らないおばちゃんが追いかけてきて、驚いて反対車線に出たらどうしよう」
「そうなって対向車が来たら私にも責任がかかるの?」とビビりましたが。
ちょうど、間近の車線に1台の車が、耳鼻科の駐車場に横付けする形でとまっていて
男の子はその車の真後ろで立ち止まっていました。←車道に出てるー!
1.5Mくらいまで近づいて、男の子と目が合った瞬間
「ぼく、動かないでね、じっとしとくんよ」と声をかけ、ゆっくり近づいて抱きかかえるまで
生きた気がしませんでした(汗)
横付けしてた車の人も運転席から飛び出してきて「大丈夫ですか?動かさないでよかったー」
で「どこの子?」と言っていたら耳鼻科の入り口からのそのそと親らしき女の子が出てきました。
風貌で差別をするわけではないけれど、みなさんが想像しやすいように書いておくと
キティちゃんのつっかけをはいてスウェットのジャージを着た金髪の10代?くらいの子でした。
息子を抱く私を見つけ「あぁ・・・」と言って、私の腕から息子を抱き返すとそのまま中に入っていきました・・・。
別に「ありがとう」を言われたいわけじゃないのです。
のそのそと息子の危機に顔色も変えず現れる様子に恐怖を感じました。
わが子が車道に飛び出しているというのに・・・。
まさかそういうことが顔色を変えることもない日常茶飯事なのだとしたら
抱きかかえた時の男の子の重み、命の重みの揺らぎを感じずにはおれず・・・。
ものすごい恐怖を感じました。
そしてその後、整形外科に病院のはしご・・・。
すると今度は、そこの待合い所に3歳くらいの男の子、1歳半くらいの女の子そして20代らしきお母さんが座っていました。
どうやら男の子が診察待ちだったようで、名前を呼ばれたら男の子とお母さんが立ち上がり診察室へ消えていきました・・・。
1歳半の女の子は放置です・・・。
一瞬さっきの耳鼻科での出来事がよぎりました。
すると女の子がドア(こちらも手動の自動ドア)に向かっていこうとするじゃないですか!
またかよ!と思ったら看護師さんが「危ないよ、こっちにいらっしゃい」とその女の子に声をかけていました。
最近は子供を病院の待合い所で放置してもいい決まりでもあるんだろうか?
立て続けに似たようなことに出くわして、ホント、怖いわ・・・。
たぶんね、自動ドアって小さい子の体重じゃ開かないし、手動だったりしたらなおのこと手が届かないから大丈夫って思ってるんだろうなぁ。
耳鼻科の子のように、大人の後ろをすり抜けていくパターンだってあるし、自動ドアに手を近づけてて反対側から人が入ってきたら指を挟むことだって考えられます。
過敏にならなくてもいいから、もっと想像力を巡らせて欲しいなぁと思います。
子供ってびっくりすることするものね。
で、今日は娘を連れて耳鼻科へ。←毎日病院・・・
待ち合い所で待ってると、20代くらいのお母さんと2歳くらいの男の子。
「まだ診てもらうのに時間かかるからお散歩してこようか?」と手をつないで外に出て行く姿に
ほっこり・・・。
前日に起こったことがなければ気にもとめない光景なんだけどね、きっと。
数日たった今でも思い出したらゾゾッとしてしまう出来事でした・・・。
たぶん私のしたことも正解じゃないんですよね。
何かあった時に責任とれないもん。
一番いいのは子供が出て行った時に「子供が外に出ましたよ!」って親に動いてもらうことだと思うんですよね。
ケースバイケースなのかもしれないけど・・・。