愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

がん・・・病気のこと

2021-03-04 12:59:52 | つぶやき

今回は病気…がんのことについて

体験したこと・知ったこと・思ったことを書いてみたいと思います

 

二人に一人ががんになり 三人に一人が亡くなっている現状です

がんは特別な病気ではありません

今年 夫をいたわる言葉を綴った年賀状をくださった方は

夫から見るとだいぶお若い人ですが がんが発覚し

夫が励ます側になってしまいました

 

まず 書籍や雑誌 新聞 テレビそれからネットの情報…

これらを鵜呑みにすることの危うさを訴えたいです

 

夫は胆道がん ステージⅣ 腹膜播種 既に転移しています

手術は不可で延命のみの治療を受けています

 

それでも何か手立てがあるのでは…と救いを求めて

書籍を買いあさり…

読んでみておかしいと気付きすぐに捨てましたが

その本がamazonのレビューで高評価だったことに危惧の念を抱きました

それは内科医が書いたものでしたが

病院での標準治療を否定するものでした

そこのクリニックは保険のきかない高額な自由診療で

最後の方はとても高額な商品の通販本?のようでした

 

もう1冊はやはり標準治療を受けずに奇跡的に寛解した例を挙げていて

しばらくは参考にしたところもありましたが やはりおかしいことに気付きました

 

どちらも標準治療を否定していて それを辿っていくと

およそ医学とは程遠いエビデンスも何もない宗教のようなものになってしまいます

そして必ず商売につながっていました

 

食事で治す系の本もたくさん出ています

これも数冊買いました

監修が医学博士で『がん治療の権威』なんていわれると

それは疑ったりしませんよね…

ましてやこちらは藁にもすがりたい心境なのですから

 

でも がんになる食事もなければ がんを治す食事もありません

試験管レベルで ある食品ががん細胞を破壊したところで

それを食して がん細胞が無くなるわけではありません

 

出版社は本を売るために出しているので

何を書こうと自由 表現の自由です

また その本の広告が新聞に出ているから正しいのだと思ってしまいます

しかし 広告は広告で新聞社の収入です

そして新聞も嘘を書きます

 

夫の治療が始まってすぐの頃 医師に

糖質ががんの餌になると聞いたので制限していると伝えたところ

そういう何の根拠もないことを信じてはいけないと言われました

 

ただでさえ抗がん剤で食欲が落ちている時に制限などしたら

絶食状態になりますよ

何でも食べられるものを食べて体力を落とさないようにしてください

本を書いているような医師は暇なんでしょうね~

わたしはそんな時間があったら休みたいですよ

 

…と言われました

昨年 夫が入院して医師の大変さを知りました

担当医師はその曜日だけ来ていると思っていた夫でしたが

入院中 土曜日曜関係なく 毎日様子を見に来ていたそうで

看護師さんが言ったそうです

「わたしたちは交代で休めますが ドクターは本当に毎日毎日大変です」

 

それは本なんか執筆している暇もないですよね…

テレビに頻繁に出演されているドクターもお暇なんですね…

ってこの頃思うようになりました(^-^;

 

-----個人の感想です-----

 

おかしな治療に騙されないように

↓ ご覧ください

https://bungeishunju.com/n/n9502d84eec12