小学三年生になる長男が野球を始めた。
それに伴って、私も三十数年ぶりにグローブを手に取っている。
このグローブは、私のキャッチボールの相手をしてくれていた父親の物だ。
こうして自分が息子とこのグローブでキャッチボールをすることになるとは思わなかった。
長男は二年生からバスケを習い始めていたが、引越し先にはチームが無くて悲しそうな顔をしてた。
新しい学校に行きだして数日たったころ、「友達から野球にさそわれたから練習に行ってみたい」と言ってきた。
はじめての練習の日、放課後のグラウンドへ息子を連れていくとその場で監督から「コーチ、一緒に練習やりましょう」と
言われて気がついたらコーチに就任してた。
それから平日は2回練習があり、ノックしたり走ったり。
土日は近所の公園に行ってキャッチボールの日々が始まった。
一つも野球チームを知らなかった息子の為に、プロ野球チップスを買ってみた。
なんと、100円に値上がりしてた!(カード2枚入りって・・・)
昔はカード1枚だけど30円だったよな。
当時広島東洋カープのファンだった私は小早川、衣笠、長内のカードを大切に持っていた記憶がある。
さらには、私の父と息子と親子3世代で横浜球場にいってきた。
息子が野球をやり始めたことで、いろんなことを思い出したり、いろんな新しい出会いがある。
長男が入る前のチームは3人しかメンバーがおらず、監督コーチの方が数が多いくらいだったけど
今では8人に増えた。
私は地域のスポーツ大会に誘ってもらい、飲み会の力も手伝って仲間ができた。
監督は「野球をやっとればいくつになっても仲間と遊べる」と言う。
かつて息子と同じように転校がきっかけでサッカーを辞め、野球チームに入った私は
野球やっててよかったなと思うようになった。
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