よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

山小屋の夜は早いのだ-新潟県魚沼市:尾瀬・東電小屋

2023年08月06日 | 新潟
Oze, Uonuma City, Niigata Pref.

さてさて、尾瀬にある東電小屋を宿泊地としたワタクシ達ですが、この日(7月25日)は午前10時頃に早めの昼食を食べていました。
ですので、午後3時頃にはもう空腹感を感じていたのですが、夕食は5時30分からなんですよ。
「腹減ったなぁ」「早よ飯食べたいわ」などと、およそ60代のジイさん達とは思えないような品の無い会話を交わしておりました


最近は山小屋の食事も良くなりました。ここ東電小屋の食事も山小屋としては味もボリュームも申し分ありません。
そして生ビールもいただけるのですから、ワタクシが学生だった頃と比べると隔世の感がありますわ


この日のメインは「煮込みハンバーグ」、そこに春巻きやちくわの天ぷらがついていました。
周囲から「今日は晴れて良かったねぇ」「明日も天気は良さそうだね」という声が聞こえてきます。
これが北アルプスあたりの山小屋だと、必ず声がデカい関西人の会話が聞こえてくるのですが、
どうやら関西人はワタクシ達だけのようでした。会話を交わした方も東京、横浜から来られた人達でした


ワタクシ達のように至仏山、あるいは燧ヶ岳を登る人もいるようですが、大半の人は尾瀬ヶ原のトレッキングを楽しむ人達でした。
ですので、どこかのんびりとした、穏やかな雰囲気が山小屋の中に流れている気がしたのでした


夕食を終えて午後6時に山小屋の前に出て来ますと、日はかなり西に傾いていました


そして午後7時になると、いよいよ日没の時間となりました


この日は見事な晴天で、空には雲がほとんどありません。ですので、雲が夕陽に染まることがないのでキレイな夕焼けにはなりません


「明日はあの頂に立つんだ」…そう思うと気合が入ります。と同時に、早く布団に入って寝なければなりません。
前日は大阪から車で長距離を走った後、車中で仮眠をとっただけですので、おそらく身体も疲れているでしょうからねぇ


午後8時。この日最後の一枚を撮影して、ワタクシ達は寝ることにしました。
翌日は朝3時の起床です。さあ、初めて登る尾瀬の山に思いを馳せて、眠りにつくとしましょうか

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/25708022

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


初めて宿泊した山小屋は、北アルプス剣岳にある剣沢小屋でした。それから何度山小屋に泊まったかなぁ。
山小屋の方って、宿泊者の世話をするだけじゃなく、登山道の整備や登山者の救助など、さまざまな仕事をされています。
そのおかげで安心して山に登れるのだと思うと、山小屋で働く方への感謝の気持ちは忘れないでいたいものです。



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山小屋でくつろぐ-新潟県魚沼市:尾瀬・東電小屋

2023年08月05日 | 新潟
Oze, Uonuma City, Niigata Pref.

さてさて、ワタクシ達はお昼ちょうどに、この日の宿泊場所である東電小屋に到着しました。
尾瀬ヶ原は群馬、福島、新潟の三県にまたがるのですが、ワタクシ達が泊まる東電小屋は新潟県魚沼市に建ってるんです。
小屋の方から部屋には午後1時になったら入ってもらえるが、それまでは小屋の外で待っておいてほしいと言われましたので、
ワタクシ達は缶ビールでも飲みながら時間を潰そうということにしました


これが東電小屋の建物なのですが、東電とは当然ながら東京電力のことですよね。
東京電力は尾瀬国立公園全体の約4割、特別保護地区の約7割の土地を所有しているんです。
そして、この東電小屋以外にも東電は4軒の山小屋を経営しており、木道の整備をはじめ尾瀬の環境保護に取り組んでいるんです


山小屋に向かって歩荷の若者が歩いてきました。どれくらいの重さになるのかと思ったのですが、訊いてみたらなんと70kgの荷物だそうです。
ワタクシの体重が71kgですから、ワタクシを鳩待峠から担いで来たようなものですな


この人達のおかげで美味しいビールを飲めるのです。感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
その苦労を思えば、ビールの値段が多少高いのは当然ですな


山小屋ですが個室なんですよ。おまけに8畳の部屋に二人ですから、なんともありがたい話です。
かつては山小屋なんてぎゅうぎゅう詰めが当たり前でしたが、コロナウイルス感染防止の観点から山小屋も事前に予約を行い、
人数制限をするようになっているんです。これはいいことだなぁと思いますね


さらに嬉しいことに、この東電小屋にはお風呂があるんです。稜線上にある山小屋は水が貴重品なので、風呂なんてあるわけがありません。
ただ、尾瀬は水が豊富なので、多くの山小屋にお風呂があるのが嬉しいですなぁ。
ワタクシ達は一番風呂をいただき、汗を流したのでした


これは2階にあった談話室です。尾瀬に関するいろんな本も置かれており、大きな天体望遠鏡も置いてありました


談話室の窓からの眺めです。ワタクシ達は夕食までの間、のんびりとくつろいだのでありました

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/25708022

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


「山ガール」という言葉が使われ、女性の登山者が増えてからかなりの年月が過ぎました。
女性登山者が増えた影響を強く感じるのは、山小屋がキレイになったこと。特にトイレや洗面所がキレイになりました。
そして山小屋の食事が良くなりました。この二つは間違いなく女性登山者が増えてくれたおかげだと思うんですよ。



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