よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ベトナム旅行記:最終章 ー「日本への帰路」

2017年03月17日 | 海外旅行ーベトナム
We Were Back From Viet Nam.

さてさて、楽しかったベトナム旅行も帰宅の日を迎えました。
1月2日、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に向かいました


往路はビジネスクラスに乗ることが出来たので、復路もそうなれば…と淡い期待を抱いて空港に向かったのですが
柳の下にドジョウは二匹おりません。帰路はエコノミークラスになりました


ホーチミンから関西国際空港への直行便は無いので成田でトランジットして、伊丹空港へ向かいます。
飛行機が日本航空なのでCAさんに日本語が通じるから安心ですな


ああ、エコノミークラスの食事はビジネスクラスとは違うものですねぇ。まあ、仕方ないか。
成田まで約6時間ほどのフライトでしたが、時間の遅れも無く無事に成田に到着し伊丹行の飛行機に乗り換えました


大阪に向かう途中、富士山のシルエットが見えたんですよ。ああ、ピントがボケているのが悲しいです。
そして伊丹空港に着くと、紋クンを迎えに行って自宅に帰ったのでありました


「紋チャンはとってもお利口さんで、食事も排便も何の問題もありませんでした」とお店の方のメッセージが書かれていました。
「お前はお利口さんやねぇ」「寂しくなかったかぁ」と涙ぐむバカ親達でありました


紋クンは旅行の際にペットホテルに預けられるのに慣れているようで、ワタクシ達はとても助かっているんですよ。
でも、家に帰ってくると嬉しそうに室内をトコトコ歩き回っておりました


ドドッとベトナムのお土産を紹介しますね。上の3枚がワタクシが購入したTシャツです。
左のTシャツはホーチミンの肖像をデザインしたものですね。真ん中のTシャツが気に入っているのですが、
ベトナムの乾杯の仕方を書いているんですよ。ベトナムでは乾杯の時に「モッ、ハイ、バー、ヨー!」という
掛け声をかけるんです。(1、2、3、乾杯!という意味です)
右のTシャツはスターバックスのデザインをパロディーにしたものですね。
下の左側は家人が買ったTシャツ、右側はバッグです。このバッグはなかなか使いやすいんですよ


左はインスタントのベトナムコーヒーなんですが、インスタントはやっぱりさほど美味しくないですね。
右側はエビ塩なんですが、エビ塩というのは 乾燥させてすりつぶした海老と唐辛子、にんにくが入ったピリ辛の粗塩なんです。
これで炒め物を作ったりすると、あっという間にベトナム料理が出来上がります


ノンラーを被りアオザイを着た女性をデザインした木のフレームはワタクシのお気に入りです。
我が家の玄関に飾っているのですが、いつ見てもいいデザインだなぁと思います


こちらは鉄と木で作ったベトナム女性のオブジェですが、リビングに飾りました。

ベトナムは本当にいい国でした。嫌な思いをすることは一度も無く、楽しい旅が出来ました。
風景、食事、そして何よりもベトナムの人々の人柄が素敵だったなぁと思います。
必ず再訪したい…そんな思いに駆られる国でした。

ワタクシ達のベトナム旅行記に長い間お付き合いいただき、どうもありがとうございました

PS.ワタクシのブログの写真が、和歌山県の広報誌「和」(なごみ)の32号に見開き2ページで掲載されました。
雑賀崎漁港の写真です。ワタクシの写真が和歌山県の宣伝活動に役立てばうれしい限りです。


使用したカメラ:4枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


国内、国外を問わず、旅に行くのが大好きです。これからもずっと好きでしょう。
考えてみれば、ブログに旅の記事を書くことで、私の旅の記録が残ることになります。
歳をとってブログを読み返す時に、きっと楽しかった旅の思い出が甦って来るのでしょうね



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ベトナム旅行記:5日目その7 ー「最後の夜が更けていく」:Mbar・ホーチミン市

2017年03月16日 | 海外旅行ーベトナム
Mbar, Ho Chi Minh City, Viet Nam

さてさて、ベトナムで過ごす最後の夜、ワタクシ達はホテル マジェスティック サイゴンに行きまして、
屋上にある「Mbar」という素敵なバーで、時を過ごすことにいたしました


目の前にはサイゴン川が流れ、ホーチミンの街を眺めながらお酒をいただこうと思い、
老舗ホテルのオシャレなバーに足を運んだんですよ


お客さんは欧米人がほとんどでした。ベトナムは中国人や韓国人の観光客が少なく
欧米人の観光客がすごく多かったです


サイゴン川の対岸は近年住宅地として開発が進んでいます。
高層マンション群を見ていると、ベトナムの発展ぶりがよくわかりますよね


川面に街の灯りが写り込み、素敵な光景を醸し出しています。この光景をもう一度見てみたいものです


老舗ホテルのバーだけあって、従業員の対応も洗練されておりました。
ベトナムにはフランス統治の時代の名残が、食文化にせよホテルの接客にせよ、いい形で残っているなぁと感じました。
植民地統治というのは負の歴史のように感じますが、ワタクシはメキシコ(かつてはスペインの植民地)や
台湾(かつては日本の植民地)で、現地の人から「植民地統治のおかげで教育水準が高くなった」
「鉄道や道路の整備が進んだ」「当時は植民地拡大が当り前だった時代だ。今の価値観で批判しても意味が無い」…
そういった言葉を何度も聞きました。ベトナムでもフランスに対する嫌悪感は全く感じられませんでした


サイゴン川にはディナークルーズの船がけっこう運行しているんですよ。ただ、ワタクシ達は茶色く濁った川の上で
ディナーを食べるのはどうかなぁと思い、ディナークルーズには行きませんでした


家人は「ハッピー・サイゴン」という名前のカクテルをいただきました。
名前の通り、ワタクシ達はサイゴン(ホーチミン)で幸せな時間を過ごしました


ワタクシは「ミス・サイゴン」というカクテルをいただきました。
美味しいお酒を飲みながら、ベトナムの最後の夜は更けていくのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


元日の夜、私達は美味しいカクテルを飲みながらホーチミンの夜景を眺めていました。
年末年始のホーチミンは湿度も低く、本当に快適に過ごせました。
想像していた以上に、ベトナムは素敵な国でした



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ベトナム旅行記:5日目その6 ー「高級ホテルへ」:ホテル マジェスティック サイゴン・ホーチミン市

2017年03月15日 | 海外旅行ーベトナム
Hotel Majestic Saigon, Ho Chi Minh City, Viet Nam

さてさて、ベトナムで過ごす最後の夜、美味しい夕食を食べたワタクシ達はホーチミンの街を歩いておりました


瀟洒で美しいホーチミン市人民委員会庁舎のライトアップされた姿も、これで見納めですね


家人と歩きながら「楽しかったなぁ」「この国はよかったね」と話が弾みました。
今回がワタクシにとっては12回目の海外旅行。訪れた国は10か国目になります。
なんとか死ぬまでに、20回は海外旅行に行きたいのですがどうでしょうかねぇ


ワタクシ達はドンコイ通りをサイゴン川に向かって歩きました


この夜、ワタクシ達には行きたい場所があったんです。それはサイゴン川の河畔にある
「ホテル マジェスティック サイゴン」というホーチミン屈指の歴史のあるホテルでした


1925年の創業で、外観、内部とも数回の改装を経ていますが、クラシックなコロニアル様式は昔と変わりません。
ワタクシ達が宿泊している格安ホテルとは格式が違いますわ


ロビーに入ると円柱とアーチの格調の高さに圧倒されます。ワタクシの旅行には無縁の高級感です。
ベトナム戦争中、多くのジャーナリストがこのホテルに泊まりました。
日本人作家の開高健も1964年から1965年の100日間、朝日新聞社の特派員として滞在しました。
ワタクシは学生時代に開高健が書いたベトナム戦争のルポを読んだことがありますが、
このホテルで書かれていたのかなぁと思うと、ちょっと感慨深いものがありました


およそ高級ホテル、老舗ホテルとは無縁のワタクシ達がどうしてこのホテルにやって来たのかと言いますと、
写真に看板が写っていますが「Mbar」というルーフトップバーでお酒を飲むのが目的だったんですよ


ではでは、ホテルのルーフトップバーで美味しいお酒をいただくとしましょうかね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


いつも格安航空券を買い、安宿を探して海外旅行に向かいます。
でも、こんなホテルの中に入ってみると、一度くらいは贅沢をしてもいいかなぁと思ったりします。
次の海外旅行の時には、ちょっといい宿に泊まってもいいかと思うのは歳をとったからかなぁ



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ベトナム旅行記:5日目その5 ー「最後の夕食はこのお店で」:Huong Lai(フーンライ)・ホーチミン市

2017年03月14日 | 海外旅行ーベトナム
“Huong Lai”, Ho Chi Minh City, Viet Nam

さてさて、ベトナム旅行も最期の夜となりました。旅先では日時があっという間に過ぎ去ってしまいます。
ワタクシ達は最期の夜の食事に、1日目の夜に訪ねて大満足した「Huong Lai」(フーンライ)を
再訪することにいたしました。なにせ味も雰囲気も良かったので、すごく気に入ったんですよねぇ


人気のお店だということがわかっていましたので、2日前に予約をとっておいたんですよ


6時にお店は開店するのですが、開店するとすぐにお客さんがどんどんやって来ました。
予約をしていないお客さんは断られたりしていましたので、予約をしていて正解でしたね


このサイゴンビールを旅行中に何本飲んだことでしょう。この夜でサイゴンビールも飲み納めです


どーですか。エビ好きのワタクシ達は「エビと花ニラの炒め物」(138,000VND=約770円)を注文しました。
これが実に美味しいんですよねぇ。ベトナム料理はさほど辛くなく、香草もあまり多く使いません。
ですので、日本人には合う味つけだと思いますよ


エビの養殖が盛んな国なので、エビが新鮮で実に美味しかったです。ああ、また食べたいなぁ


どーですか。これも大好きな「空芯菜のガーリック炒め」(76,000VND=約420円)です。
台湾でも、タイでも、マカオでも美味しい空芯菜の炒め物を食べました。食べないわけにはいきませぬ


いつも思うのですが、こんなに美味しい空芯菜なのですが、どうして日本で普及しないのでしょうね。
和風の味付けで炒め物にしても絶対に美味しいはずなのですがねぇ


どーですか。これは珍しい「豆腐と蓮の実の炒飯」(108,000VND=約600円)をいただきました。
蓮の実って初めて食べる気がします。日本人はインディカ米を嫌がる人がけっこういますが、
炒飯にするのだったらジャポニカ米よりもインディカ米の方が美味しいとワタクシは思います


どーですか。これは「鶏肉の煮つけ、しょうが風味」(98,000VND=約540円)なんですよ。
これはもう日本人には何の違和感も無く食べられる、実に美味しい一品でありました。
この日も美味しい食事に、そして素晴らしい接客態度にワタクシ達は大満足でありました。
しかししかし、最後のベトナムの夜です。このままホテルに帰るわけにはいきませんな

Huong Lai…38 Ly Tu Trong Q.1 Saigon

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


あっという間に最後の夜を迎えました。今思い出しても、ベトナムで過ごした日々は楽しい思い出ばかりです。
先日、天皇・皇后両陛下がベトナムを訪問なさいましたね。
ベトナムではこれを機にさらなる友好を深めようという声が上がっています。
私はぜひそうなってほしいと思うと同時に、もっと日本の人にベトナムのことを知ってほしいと願います



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ベトナム旅行記:5日目その4 -「生まれて初めて銃を撃ちました」:クチトンネル・クチ県

2017年03月12日 | 海外旅行ーベトナム
Cu Chi Tunnel, Cu Chi Pref., Viet Nam

さてさて、ベトナム戦争の激戦地であるクチトンネルを見学して回るワタクシ達ですが、
ここでワタクシは人生初の体験をすることになりました


ここではベトナム兵が使用していたり、あるいは米兵が放置していったライフル銃を実弾射撃出来るんですよ。
これには別料金がいるのですが、もう使うことが無いであろう米ドルがあったので(米ドルで支払いが可能でした)
実弾射撃を経験することにいたしました。この銃はAK-47と言いまして、ソ連製のライフル銃です。
社会主義国家としての統一を目指す北ベトナム軍やべトコンには、ソ連と中国からの援助があったんですよね


向こうにある的を狙って撃つのですが、撃った後には肩に大きな衝撃が残ります。
10発の弾を撃ったのですが、これが人生最初で最後の銃を撃つ経験になるでしょう


ベトナム戦争から40年。この国では戦争を過去のものとして振り返ることが出来ています。
でも、今も世界では銃声が聞こえない日がありません。銃声が無くなる日は来ないのでしょうか


クチトンネルの一部は中に入っていくことが出来るんですよ。当然、ワタクシは中に入っていきました


当時の様子を再現しているのですが、これは米軍が落としていった不発弾から武器を作っている様子です。
べトコンは米兵が放置していったり、不発に終わった武器などを使って実用的な武器に作り替えていたようですね


これは地下の作戦会議室です。トンネルはかがまないと歩けないような狭さですが、
こういう部屋がところどころにあるんですよ。よく作ったものだなぁと感心します


こういう日本でいう「おくどさん」のようなもので、調理をしていたんですね。
ちゃんと煙をだし、空気を取り入れるための空気穴もたくさん作られてありました


最後にべトコン達が食べていた食事が出されました。食事といってもヤムイモを茹でただけなのですが、
塩をつけて食べるとなかなか美味しい味でした。とはいえ、毎日こればかり食べていたら飽きるでしょうねぇ。
でも、べトコン達は自国の解放を信じて、粗食に耐えながら戦争の勝利を願っていたのでしょう

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


今回のベトナム旅行では戦争証跡記念館を訪ね、このクチトンネルを訪ねました。
おかげでベトナム戦争のことを、自分なりにかなり理解できたように思います。
「百聞は一見にしかず」という言葉を実感した私です



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