よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

緑響く-長野県茅野市:御射鹿池

2023年06月21日 | 信州(南信)
Mishakaike Pond, Chino City, Nagano Pref.

さてさて、蓼科高原に宿泊したワタクシ達ですが、ワタクシは旅先ではどれだけ前日に痛飲しようが朝は早起きなんです。
この日(5月22日)も朝の5時には目を覚まし、紋クンと家人はお宿に置いて出かけることにしました。
ワタクシ、奥蓼科にある御射鹿池(みしゃかいけ)という池に向かうことにしていたんです


御射鹿池は、長野の蓼科高原にある小さな池です。元々は農業用の溜池とのことてすが、日本画の大家東山魁夷の絵画のモチーフになり、
CMにも取り上げられたりしたことで観光スポットとして注目されるようになりました


モチーフとした絵画は『緑響く』という作品ですが、実際に御射鹿池を訪れてみると、本当に絵に描かれたとおりの青と緑、
あるいは翠が合わさった色合いの水面が素晴らしく、周囲のカラマツの林が水面に映る様子も素晴らしんですよ


(東山魁夷:『緑響く』)


以前はさほど知名度も高くなく、訪れる人もあまりいなかったんです。しかし、メディアで取り上げられるようになり、
年々訪れる人の数が増えました。今では駐車場も整備され、安全に池を眺められるように展望場所には柵や手すりもありました


安全面ではそれでいいのでしょうが、以前は池畔まで行くことが出来て、好きなアングルで撮影出来たんですよ。
そのことを思うと、ちょっと残念な気がしますが、こればかりは仕方ないのでしょうね


ワタクシが御射鹿池に着いたのは朝の6時前でしたが、すでに3人のカメラマンが撮影に来ていました。
平日の月曜日ですので、ワタクシは誰もいないだろうと思っていたのですが、それだけ有名になったんですね


朝食の時間もありますし、その前に紋クンを散歩に連れて行かねばなりません。ではでは、お宿の方に戻るとしましょうか


お宿の「森のペンションWanらいふ」に戻ると、紋クンがワタクシの帰りを待ち構えていました。
朝の高原の散歩は心地いいです。紋クンは歩き慣れた道のように、スタスタと歩いてくるのでした


この日の天気予報は「曇りのち雨」。2泊3日の信州旅行でしたが初日と2日目は晴天に恵まれ、
この日も家に着くまでは雨に遭うこともなく無事に帰宅することが出来ました


毎年恒例になった「新緑の信州」への旅ですが、今年も天候にも恵まれて大満足の3日間でした

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


安曇野、乗鞍、霧ヶ峰、蓼科を訪ねた三日間でした。もう道路もほぼ頭に入っていますので道に迷うことも無いですし、
どこに飲食店があるか、どこにコンビニがあるかなども、大体頭に入っています。
そう思うと、このエリアにはよく来ているんだなぁと改めて感じますね。



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食事が進めば、会話も弾む-長野県茅野市:「森のペンションWanらいふ」

2023年06月20日 | 信州(南信)
Pension“Wan Life”, Chino City, Nagano Pref.

さてさて、蓼科にある「森のペンションWanらいふ」にやって来たワタクシ達ですが、前日の夕食はキャンプ飯でした。
キャンプ飯ももちろん美味しかったのですが、やっぱりお宿に泊まると楽しみなのは食事です。
部屋でくつろぎ、お風呂にも入って、さあ、夕食の時間ですな


どーですか。まずは「ベーコンとスナップエンドウの胡麻和え」「ツナとニンジンのレモン和え」です。
信州に旅行に来ると、野菜の美味しさが嬉しいんですよ


前日のキャンプ場で飲んだワインが美味くなかったのですが、この日は信州産の「五一ワイン」をいただきました。
五一ワインは創業100年を超える老舗のワインで、ワタクシは信州土産にもよく買って帰るんです。
味は安定の美味しさです。家人も「昨日のワインとは全然違うわ」と喜んでいました


どーですか。これは「長芋のスープ」です。あっさりとして美味しかったです


どーですか。「ホタテのホイル包み焼き」です。ワインはあっという間に空になってしまうのでした


どーですか。「グリーンサラダ」が出てきました。野菜が新鮮なので美味しいんです


諏訪の地ビールがあったので、これも飲んでみることにしました。もちろんキリンビールはすでに飲んでおります


どーですか。「チキンソテーのバルサミコ酢」がこの日のメインでした。ワタクシも家人も鶏肉が好きなので、
これも美味しくいただきました。鶏肉が好きと書きましたが、豚肉も牛肉も、ついでに言えば猪肉も鹿肉も好きですわ


地元産のシードル(リンゴから作る発泡酒)があったので、これもいただきました。お酒が進みますなぁ


最後にデザートもいただき、大満足の夕食も終わりました


この後、この日の宿泊客であった埼玉から来たご夫婦、オーナーご夫妻と話が弾みました。
もちろん話題はワンコのことが中心ですが、関西と関東の文化の違い。信州の県民性等々、話は多岐に及びました。
気がつけば時計は10時を過ぎており、紋クンも「早く話を終われよ」と思っていたかもしれないですね

「森のペンションWanらいふ」…長野県茅野市北山蓼科4035-1

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


同宿した人と気が合い、会話が弾むと嬉しいですね。互いにいい思い出になったのかなぁと思います。
旅先での出会いは一期一会。人との出会いというのも、旅の楽しさの一つです。
さあ、次はいつ旅に行こうかな。どこに旅に行こうかな。そんなことを考える毎日です。



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思い出深いお宿-長野県茅野市:「森のペンションWanらいふ」

2023年06月19日 | 信州(南信)
Pension“Wan Life”, Chino City, Nagano Pref.

さてさて、時刻も3時を回りましたので、ワタクシ達はこの日のお宿に向かうことにしました


この日は長野県茅野市の蓼科高原にある「森のペンションWanらいふ」という、ペットOKのお宿に泊まります。
ここはワタクシ達にとっては、思い出深い場所なんですよ。というのは、ここは以前「ベアーズ・ポウ」というペンションで、
紋クンが初めて旅行で泊まった宿であり、その後、合計5回も訪れたペンションなんです。
ベアーズ・ポウさんがお宿を辞められた後、別の場所でペンションをやっていた現在のオーナーがこのペンションに移られたんです


オーナーご夫婦でお宿を切り盛りされていて、宿泊客は一日3組までにされているとのことでした。
ですので、部屋はゆったりしていて、ワタクシ達2人と紋クンだけだと広々と使うことが出来ました


紋クン、2階に登って行くと、以前に泊まった部屋の方にスタスタと歩いて行ったので、もしかしたら覚えているのかなぁ。
ワンコの記憶力って、驚かされることがありますからね


この1階のロビーも懐かしい場所です。紋クン、ここで多くのワンコと接して、ハラハラドキドキしてたんですよ。
初めてこのお宿に来てから、もう12年も過ぎたのかと思うと、ちょっと切ない気持ちになりますわ


ここのお宿のお風呂は温泉なんです。この日はワタクシ達と、埼玉県から来られたご夫婦とワンコの二組だけでした。
お風呂もゆっくりと入ることが出来て、満足満足です


食事前に宿の周囲をちょっと散歩しました。ここは蓼科高原でも一番奥まった場所で、標高が1500mほどあるんですよ。
ですので白樺の木々が宿の周囲にはいっぱいあるんです


そして、新緑が美しいカエデの木々もありました。ではでは、宿の方に戻るとしましょうか。夕食が待ってますわ

「森のペンションWanらいふ」…長野県茅野市北山蓼科4035-1

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


馴染みだった宿が、新しいオーナーさんで新たなスタートを切りました。前の宿の印象が素晴らしかったので、
わたし達には「宿が悪い方に変わっていたら嫌やなぁ」と、ちょっと不安もありました。
行ってみたら超パワフルな奥様と、話し上手なご主人との会話も楽しく、家人と「また行こうな」という気持ちになりました。



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小さな山小屋-長野県諏訪市:「コロボックルヒュッテ」

2023年06月16日 | 信州(南信)
“Korobokkuru Hutte”, Suwa City, Nagano Pref.

さてさて、乗鞍のキャンプ場を後にしたワタクシ達なのですが、この日(5月21日)は蓼科にある宿に泊まることにしていました。
ですので、蓼科に向かって行ったのですが、まず最初にお気に入りの場所に立ち寄ることにしたんです


ワタクシ達が立ち寄ったのは霧ヶ峰にある「コロボックルヒュッテ」という可愛い山小屋です


山小屋の前にはこんな風景が広がっています。向こうに見える台形状の山は、美ヶ原の稜線ですね


このコロボックルヒュッテですが、元々は霧ヶ峰を登る登山者のための山小屋でした。
しかし、ビーナスラインと呼ばれる自動車道路が開通し、霧ヶ峰は手軽にトレッキングできる山になったので、
わざわざ山小屋に宿泊する人はごくわずかになったんですよ。その代わりに、コロボックルヒュッテは観光客が立ち寄り、
土産物を買ったりカフェを楽しむ場所として人気になったんです。
ワタクシはテラスから見る景色が好きで、この場所で何度もコーヒーを飲んだりランチを食べたりしているんです


家人は「チーズケーキとアイスコーヒー」を、ワタクシは「ジャムトーストとコーヒー」をオーダーしました。
本当はサンドイッチを食べたかったのですが、ワタクシの直前で売り切れてしまったのです


そうそう、皆さんは「ゆるキャン△」というアニメ、そして実写版のドラマをご存知でしょうか。
キャンプを楽しむ女子高生を描いたドラマなのですが、そのドラマの中で主人公の「志摩りん」という女の子がキャンプに向かう道中で、
ここコロボックルヒュッテに立ち寄り、ボルシチを食べるシーンがあるんです。
実写版では朝ドラでも主役を務めた福原遥さんが主人公役で、美味しそうにボルシチを食べていました。
その影響でコロボックルヒュッテを訪れる人が大きく増えたそうですから、アニメやドラマの影響って大きいですね


紋クン、ここに来るのは5度目か6度目だと思います。記憶力のいい彼のことだから、覚えているのかも知れません


霧ヶ峰のたおやかな山並みを眺めながら、ヒュッテのテラスで過ごす時間は至福の時間です。
何度も訪れている場所ですが、やっぱりここはいいなぁ


さあ蓼科に向かうとしましょうか。車で少し先に進むと、ワタクシが大好きな八ヶ岳の山並みが見えてきました

「コロボックルヒュッテ」…長野県諏訪市上諏訪霧ケ峰車山肩

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


ここコロボックルヒュッテもそうですが、これまで何度か旅先でアニメの「聖地巡礼」と呼ばれる場所に行きました。
別に「聖地」を意図的に行ったのではなく、訪れてみたらそこがアニメの「聖地」だったということなのですが、
その度にアニメの経済効果ってすごいな、アニメの影響力ってすごいなって痛感します。
考えてみたら私なども「巨人の星」「あしたのジョー」などの台詞なんかをしっかり覚えてますものねぇ。



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キャンプ場の朝-長野県飯島町:千人塚公園オートキャンプ場

2022年11月23日 | 信州(南信)
Senninzuka Park Camp Site, Iijima Town, Nagano Pref.

さてさて、千人塚公園オートキャンプ場に泊まったワタクシ達は、グッスリと眠って目覚めのいい朝を迎えました。
よく「枕が変わると眠れない」「ベッドでないと眠れない」「環境が変わると眠れない」などという人がいますが、
ワタクシはどんな場所であってもすぐに眠りにつき、しっかりと熟睡出来るのです。そして、紋クンもそうなんですよ


紋クンの散歩を済ませ、朝食の準備に取りかかります。この日の朝食は超カンタン。
昨夜の夜のキノコ鍋の残りの出汁を使った「キノコリゾット」を作ろうという魂胆です。
残っていたご飯、細かく切ったキノコを出汁の中に投入します


出汁がグツグツしてきたら、大量のパルメザンチーズを投入。我が家はチーズ好きなんですよねぇ


これも見た目は映えません。リゾットと雑炊の中間くらいのビジュアルになりましたが、味はバッチリでありました


そして、食後はコーヒー豆をミルで挽き、挽きたてのコーヒーをいただくのでありました


ではでは、紋クンを連れてキャンプ場をグルリと朝の散歩に行くとしましょうか


中央アルプスの稜線には残念ながら雲がかかっていました。雲が無ければ空木岳の秀麗な姿が見えるんですがねぇ。
とはいえ、朝の冷気の中の散歩は心地いいものでありました


キャンプ場にあるこの池ですが、夏場はSUPなどが楽しめるそうなんですよ


紋クンは家人の寝袋の中でグッスリ眠ったようです。いつものように朝の5時には目が覚めていたようですが、
鳴いたり吠えたりすることもなく、ワタクシ達が起きるまでジッと待っていたんですよねぇ

この後、ワタクシ達はテントの撤収、キャンプ道具の撤収に取り掛かり、大阪への帰路につきました。
晴天に恵まれ、楽しい三日間でした。次はいつ信州に行こうかなぁ

使用したカメラ:6〜8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


気がつけば11月も後半になりました。今年も残すところは僅かになってきましたね。
今年もコロナウイルスは収束することなく、以前の日常を取り戻すことが出来ませんでした。
そして、ウクライナの紛争を筆頭に、国際情勢が極めて緊張を高めた一年だったように思います。
自由、民主主義、国際協調、そして平和というものが脆弱なものだという事実を突きつけられた一年でした。



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