あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

風邪は風邪でも

2024-10-25 19:48:00 | 健康・病気
こんにちは🌞今日は、1日曇りの予報でしたが☁️
名古屋は、ほぼ一日中陽射しがあって日中は半袖でちょうど良いくらいの良いお天気でした😊
毎週金曜日は、漢方薬店からの投稿です😊
一昨日に引き続き、綺麗なテント夜景の写真です🌉
見ているだけでうっとりしてしまいますね。

今日は、最近急に冷えてきたせいか増えてきた「風邪(かぜ)」のような患者さま。
というのも、風邪ってなかなか一言では言い表せない病症でもありますね。
ウイルス性であったり、細菌感染が絡んでいたり、風邪っぽいとか、ひき始めとか
書き出すとキリがないですが。。。。

一言で説明がつかないのが「風邪」ですね。

この風邪を治す方法なのですが、大まかに申し上げますと
東洋医学では「冷えの風邪」と「熱の風邪」で先ず大きく分けさせていただきます。

「温かくして治る風邪」と「熱を発散させて治る風邪」ということになりますね。

一般的な風邪薬というものは(漢方薬以外です)、冷やすクスリ💊になります。
解熱剤も、咳止めも、鼻水どめも、痛み止めも。。。。

漢方薬には温めて治す薬という考え方がございます。
最近の方は、夏の間も冷房で身体を冷やしており、「冷えの風邪」に悩まされる方が増えています。
もちろん、熱を冷ます薬もございますが
1番大切なのは、どんな風邪症状なのか🤧今のご自分の状態がどうなのか?なのですね。

今週に入って、冷えの症状でご相談に来られる方が増えてまいりました。
お薬だけでなく、普段のお食事から冷えの改善ができますよ😊
お気軽に、ご相談くださいね。





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秋ですね

2024-10-23 22:43:00 | 健康・病気
こんにちは☔️今日は、雨が降ったり止んだりと
空模様も落ち着かず、気温も落ち着かず、湿度は高く
体調を維持するだけで、エネルギーを使ってしまうような
そんな1日になりました。

今日のトップ画像は、涸沢カールの朝焼けと紅葉です🍁
先週、山登りが趣味の友人が送ってくれた画像ですが
あまりに綺麗でしたので、こちらでアップさせていただきました♪
みなさま、一足先に紅葉狩り気分になっていただけたらと思います🤩

今日は、膝が痛いというお電話を頂戴しましたので
こういった湿度の高い日に起こりやすい病症について書かせていただきます🤓

今日のように雨が降っていたり、湿度の高い日は
関節痛や、胃腸障がい、神経痛や呼吸器系統の持病をお持ちの方にとっては
少し辛くなりやすい気象条件となります。

上記の病症は、湿度(湿邪=しつじゃといいます)が、身体への負担となってしまい
痛みの悪化や体調変化をきたす要因となりうるからです。

これらを治す(追い出す)にはどうしたら良いか?ですが
体内に入り込んでしまった湿邪(余分な水分)を効率よく汗や排泄等で外へ出すようにすることです。

ご自身でできる養生としては、四肢(手足)をよく動かすこと。
これ以上の水分をむやみに取らないこと(喉が渇いていないのに、やたらと水分摂取をしないこと)
身体を温めて(温活といえば良いでしょうか?)汗などで発散を促すことが挙げられます。

鍼灸治療や漢方では、体内の余分な水分を然るべき方法で(ここがポイントです)
自然な形で発散する治療を行います。
水分代謝を促進する治療や、お灸による温熱療法、漢方薬による利水剤などの活用ですね。

ここまでお読みいただいたら、勘の良い方はお気づきかもしれません。
健康のために、水分を積極的に摂るというのは
水分不足の方には養生に繋がりますが、水毒体質の方には逆効果になってしまうということです。

東洋医学は、患者さまお一人おひとりの体質に合わせた治療が基本となっています。
◯◯健康法というのが、ピッタリ合う方もおられればその反対になってしまう方もおられるのですね。

数千年続く、東洋の叡智をみなさまの健康づくりにお役立ていただくためにも
秋の夜長に、ご自身の身体に耳を傾ける時間にもしていただければなぁと思います‼️
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湿疹

2024-10-12 10:04:00 | 健康・病気
こんにちは。スタッフの恒川です😸
一気に涼しくなり、秋らしく感じられ日が増えてきましたね🍂
待ちに待ったという感じです😝

さて、だいぶ前になりますが、
私の胸のあたりにポツ…と湿疹が出来て、最初は蚊に刺されたくらいの大きさだったのが、1週間ほどで3センチほど広がりました。
少しピリピリするけど痒くはない…これは何だろう?と皮膚科へ行くと、
「ん〜多分だけど帯状疱疹だね。」との診断でした😲
まさか自分自身が発症するとは思わずびっくりでした⚠️

そもそも帯状疱疹とは❓
水痘帯状疱疹ウイルス🦠が原因で、
子供の頃に「水ぼうそう」に罹患し、
水ぼうそうが完治した後もウイルスは神経節に潜伏します。
普段は悪さをすることはありませんが、
疲れや免疫力の低下などに伴い体内に潜んでいたウイルスが再活性化すると、
帯状疱疹を発症します。

病院へ受診することが最優先になりますが、
並行して院長に治療をしてもらい、
今は綺麗に治っています😊✨

また帯状疱疹で注意したいのが、
帯状疱疹後神経痛です⚡️
帯状疱疹は完治したのに、痛みや痒みなどが潜在している神経に沿って残ってしまうもの。
当院でも、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛の患者さまの治療をさせていただくことがあります💡
免疫力の低下によって起こるものですので、
脈診流経絡治療の得意分野そのもの❣️
自己治癒力を高めて、
ウイルスの鎮静化を促します☺️
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漢方薬の服用期間

2024-10-04 22:38:00 | 健康・病気
こんにちは☔️今日は、全国的に大気の状態が不安定で😅
集中的な豪雨に見舞われた地域も多かったようです。

皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか⁉️
ここ名古屋もお昼あたりが、集中的な雨に見舞われました☔️

毎週金曜日は、薬店からの投稿です。

今日は、漢方薬の服用期間についてお話しします。

みなさまのイメージだと、漢方薬はかなり長い期間服用しないと効果が出ない
と思われている方が大多数です。
実際に、どうなのかと申し上げますと😊😊😊

一言で言えば
「病気の状態」や「お困りの症状」「目標をどこに持っていくか」によって
みなさま違います🤭🤭🤭🤭

これは、鍼灸治療とまったく同じで😊
急性期の症状では、1回の服用で症状を和らげることが目的のもの(こむら返りなど)。
3日以内の服用を推奨するもの(風邪や、いわゆる熱を冷ましたい目的など)
大きな怪我の痛みや、二日酔い、食べ過ぎなどの原因がはっきりしていて
短期間に症状を和らげることを目的としているものなどが例に挙げられますが😊

これらの症状の方へは、必要な日数分でお分けいたしております。

それに対して、胃腸虚弱の改善や、更年期障害による複数多岐にわたる症状。
不妊治療を含めた体質改善や、加齢による夜間頻尿や難聴や耳鳴り、不眠症状などの
(数え上げればキリがないのですが)慢性的な病症への漢方服用は
ある一定期間は続けて服用していただく必要がございます。

ただし、これも人間の体というのは魅力的なもので
少し気長にお付き合いいただくことをお話しさせていただいても
驚くスピードで快復なさる方もおられますし
急性期の症状でも、なかなか即効性が得られない方もおられます。

このため、当店ではご来店いただくお客さまの「1番困っていること」
「近いうちに目指したいこと」「最終的に何を目指しておられるか」をお聞きしたうえで、ご提案をさせていただいています。

必ず1ヶ月以上は続けてくださいなどということはございません。
お気軽に、ご相談いただけたらと思っております。

来週、10月8日(火)は 都合により臨時休店とさせていただきます

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします🙇‍♀️



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秋と肺🫁

2024-09-30 16:00:00 | 健康・病気
こんにちはスタッフの榊原です!😆
まだ少し昼間は暑いですが、少し涼しくなってきて秋らしい気候になってきましたね😙
秋は肺と関係があります。
肺は主気と言って、気との関係が深いです!
東洋医学は、気の医学なのでたくさんの種類の気があります。😄
例えば、衛気、栄(営)気、正気、邪気などなど80余種の気があります。
たくさんの気がありそれぞれ肺と関係があるんですが、特に関係が深いのが衛気です!😁
衛気は、防衛の衛がつくだけあって体を守る働きもあります!
もっと深く言うならば腠理(そうり)の開闔(かいごう)をやっています!

腠理の開闔とは、簡単に言って仕舞えば毛穴や、汗腺の開け閉めです。
それを行うことで体の熱を外に出したり外からの邪気から体を守ったりします!
秋になると肌が乾燥したり、熱がこもって鬱々としたり、風邪をひいて熱を出したりします。
それは秋が肺と関係があり、体や皮膚を守ること難しくなるからです!
なので、少し毛穴や、肺を使ってあげるためにも少し汗をかく散歩程度の軽い運動がおすすめです。
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