あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

ツボの話〜三陰交〜

2019-11-21 22:35:00 | 出産・育児
こんにちは。スタッフの松本です。
木曜日は「ツボの話」です!

第1回目のツボ、さて何にしようかとアレコレ考えていたのですが、月曜日にスタッフの石黒から月経や足の冷えの話をさせて頂きましたので、それに関連したツボをご紹介します。

皆様、三陰交(さんいんこう)というツボはご存知でしょうか?
有名なツボのひとつですね。
場所は、足の内側。内くるぶしから指4本分上にあがったところで、足の骨(脛骨)の後ろ側です。
教科書的に表現すると、下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸となります!

ご自分の三陰交、試しに軽く触ってみて下さい。
痛みがあったり、凹んでいたり、他の皮膚より力がなかったり、冷えていたりしませんか?
そんな方はぜひ、その場所を優しく温めてみましょう!
足の冷え、むくみ、月経困難症などなど…様々な症状が改善するはずです。
三陰交には、肝・腎・脾の3つの経絡が交わっている場所という意味があります。
東洋医学で「肝」は、筋肉や血液を司るところ。
「腎」は生命力の根源とされ、水を司るところとされています。
そして「脾」は消化器全般のことを指し、食べたものを栄養に替える重要な働きを担っているとされています。
この重要な3つの経絡が交わっているのが「三陰交」。
そのため、ここを押すだけで多くの不調の改善効果に働いてくれる、万能のツボといわれているのです。

「ツボって、痛いくらいに押した方が効くんでしょ?」と思っている方、いらっしゃいませんか???
実はツボって敏感で繊細なところ。どこでもグイグイ押せばいいってものじゃないんです!
特に、この三陰交。安定期を迎えていない妊娠初期の妊婦さんは要注意…強い刺激をくわえてはいけません!
でも優しい治療をすれば、このツボは妊婦さんの強い味方になって、妊娠中の様々な症状を緩和してくれます。

実に、安定期以降に行う安産灸はこの「三陰交」に行っていただくのですよ!



このような、お灸のセットを当院でもお分けしてお灸指導も行わせていただいています。
これまで、多くの妊婦さまに安産灸をお勧めしてまいりました。
皆さま、喜んでいただけます!
副院長も安産灸を安定期以降、毎日すえていたそうですが、それはそれは安産だったそうです。
院長も立ち会い出産をしているので、興味のある患者さまは聞いてみてくださいね!

三陰交、すごい効果をもたらすツボです!
皆様の健やかな生活の為に、どうぞお試し下さいませ。

当院では妊娠中のお母さまを癒やす、優しい治療を行っております。
つわりや、妊娠しづらい方への治療も行っています。
ぜひお問い合わせ下さい。

木曜日担当、松本でした。











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