あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

小児はりのお話

2020-12-07 22:48:00 | 健康・病気
こんにちは🌞今日も日中はぽかぽか陽気。
1日の寒暖差が激しいので、注意が必要ですが
日中は少しおひさまに当たっていただくと気持ちが良いですね。

さて、今日は小児はりのお話です。
当院では、お子さまへの鍼灸治療も行っています。
どんな症状に?と思われる方が多いようですので
ご紹介させていただきますね。

代表的なものに夜泣き、疳の虫(かんのむし)
消化器症状全般(胃腸虚弱、便秘、消化不良、下痢など)
夜尿症などが有名ですが、最近多いのは近視の治療(近視の進行を緩やかにします)
アレルギー性疾患(小児喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎など)
自律神経疾患(チック、小児神経症、不登校、原因不明の腹痛や頭痛など)
思春期の症状(早熟症、初潮時のトラブル、生理不順など)が増えてきています。

このように病名を挙げると、一体どんな治療を?
と思われる方が多いのですが、東洋医学の根本は
「生きるチカラ」「生命力」を高めることによって
病気にならない体づくり、病気をご自身で治るようなお手伝いをすることです。

もともとお子さまは、生命力が旺盛です。
沸き起こってくる生命力を、日中にしっかりと発散させてあげることが大切ですが
最近は、コロナウイルス🦠の関係もありますが
屋外で思いきりエネルギーを発散する機会を奪われているお子さまが多く
日中に発散しきれなかったエネルギーを発散するために夜泣きやかんむしになったり、
上手に発散できないために内に溜まってしまって調子を崩してしまうお子さまもみられます。
なかには、胃腸虚弱などがあり生命力が少し弱いお子さまもおられます。
そういったお子さまが、最も良い状態に持っていけるように治療を行っています。

小児はりは、大人に使用するはりとは全く異なり、
接触鍼といって、肌に軽く触れる程度です。
痛みはなく、どのお子さまも心地よくてキャッキャと喜ばれることがほとんどです。

実は、今日久しぶりにお越しいただいた小児の患者さま。
ご兄弟の治療についてこられましたが、
「私もやるー!」
と元気な成長を見せていただきました❣️
しかし、今日はお元気で治療の必要はございませんでしたので
見学していただきましたよ😊

今日の画像は、私の娘の幼い頃の治療風景です。
生まれて2ヶ月ほどで、かなりひどいアトピー性皮膚炎がありましたが
今は完治しています。

薬を使わない小児はり。
いつでも治療院でお待ちしています。


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