くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

吉報

2014-05-27 | 日記

昨日保育園に子供を送っていくと、掲示板に"遊戯場に今年はクーラーがつきます。"とあった。

な~んてありがたいお知らせ。

ここ数年の猛暑で、わが娘が通う保育園のお昼寝会場は鉄筋コンクリート三階建ての一番上。

乳児組は二階の普段からクーラーの設置してあるお部屋でいられるのだけれど、上の娘の時に

先生たちが夏になると持ち寄った保冷剤を配ったりと、園児が気持ちよく寝られるように配慮してくれたり

大変な努力をしてくださっていたのであるが、暑さは半端でなく、夏になり、園でお昼寝が始まると

あせもやら、虫刺されを悪化させたりだのとスキントラブルが絶えない。

園は悪くないのだ。クーラーが今どきないのが悪いのだ。

常滑で唯一クーラーがある園がある。そう二年前聞きつけ、しかも医院の先生がわが子が入るにあたって

寄付をしたのだと・・・

この話は昨年非常に心に刺さった。

建設会社の社長が・・でなく、医者が。つまり医者が必要と思う設備が大事な子供を預ける場所に

装備されていない。と。

そんなわけで、父母の会でみんなで寄付をしたら、できるのか、はたまた市に陳情すればいいのか。

考えても仕方がないのでとりあえず実際その園に見学に行かせていただき、いくつかの

設備会社でこれこれの広さでクーラーを設置するのにいくらかかるのか。そんなことを調べてみた。

業務用でなくとも、一般契約の馬力の大きいクーラーを2台。そのほうが大きいクーラー一台より効きがいい。

だの、人数で割ってみると一人三千円くらい・・・(兄弟がいると負担が増える)などと

簡単な紙に書きだし、父母の会総会でみんなの意見を聞かせていただこうと息巻いたのに、

園長先生のお言葉で時間が押しまくり、バザーの時間となってあっという間に数日の努力は吹き飛んで

ああ・・・まあ・・・いいです。娘が乳児終わったらまた。

なんて言いつつ青ざめてすごすご帰宅し、現在に至るのであったが、引き上げたのは正直あまり賛同を

得るには負担が重いだろうなと思ったからであった。

まあ、時が熟した。そんなところか。

ここ数年の夏は尋常じゃない暑さだし、他の市ではもう当たり前に設置されているのだから。

でも、今年は冷夏らしいね~なんて先生はおっしゃっていたが、備えあれば憂いなし。

ガールスカウト風に言えば

備えよ。常に。

なのだ。