輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

体質(癖)別でみる寝相

2024-09-20 21:47:14 | 日記
寝相といっても人それぞれで
結構 おもしろい(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

◇大脳・上下型の1種、2種の人は、
 バンザイの姿勢を取ると腰の骨(腰椎)の一番と
 首の緊張が弛むので頭も休まります

 ですから、
 腕を上げたり、額に手を乗せたり、
 足を高く上げて寝ます


◆消化器・左右型の3種、4種の人は、
 どちらも横向きで、
 枕の位置が首の緊張の弛みに左右します

 この枕を気にするのは、消化器型の特徴です


◇呼吸器・前後型の5種、6種の人は、
 疲れると呼吸が浅くなり、
 胸の緊張が高まるためそれを弛めるために
 布団を抱えて寝ます


◆泌尿器・捻じれ型の7種、8種の人は、
 うつ伏せで片膝を曲げて寝る

 疲れ方が激しいと、寝相がかなり悪くなる

 足がダルく寝付けないことがある


◇生殖器・閉型の9種の人は、
 胎児のように丸まって眠る、布団に潜る

生殖器・開型の10種の人は、
 部屋の真ん中で大の字で寝る、うつ伏せで寝る

 (空間の真ん中にいると落ち着く)



体癖別で観ると、寝相も様々ですが、その人に取って一番楽な姿勢でもあるのです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)




身体のリズムの一息四脈…知っていると良いことがある

2024-09-19 21:24:45 | 日記
人間の身体には 「身体のリズム」というものが、
備わっています

正常に機能していれば、それはなんの問題もありません

西洋医学で脈を測るときは、大抵 脈を取りやすい箇所に指を置き、血管の脈動(脈拍数)のみを1分間測りますよね


脈拍が正常値より速ければそれを[頻脈]という枠で括ります

西洋医学は、数値のみで判断する割にその高低差さえ、簡単に変えてしまう傾向があります



整体では脈の数だけではなく、〔脈の質〕を観ます


ですから
[吐いて吸うの一呼吸]を「一息(いっそく)」といい、この一息の間に「4回」脈を刻めば、
[正常な身体のリズム]と考えられています

もう少し分かりやすく言えば、
呼吸を1回する間に 脈が4回打っている時は
人は 【絶対に死なない】 のです


ですから、
1分間に呼吸が20で、脈拍が80
とか
1分間に呼吸が25で、脈拍が100だったとしても

これは比率の問題ではなくて
[一息四脈]内であれば“大丈夫”なのです


脈だけを測って、数値の比率だけで診るから
「おかしい」だの「頻脈」だのと言い
言われた本人は 「どうしよう!」と慌てるのです<<<まったく煽らないでほしいものです
怖い思いをしたときなどは当然脈拍が下がり血圧低下は普通なのに危険な状態と判断されてしまうのは悲しいです


『一息四脈(いっそくしみゃく)』は、
呼吸数:脈拍数=1:4でみます


一回 息を吸って 息を吐く間に、4回脈を打ちます


体温が1度上がる毎に、脈は八つ増えるのが正常です


このリズムが乱れない限り、体にどんな変動(変化)があったとしてもその体は、その変動に対して適応できます…焦らなくて良いのです♡

よって1分間に何回脈を打ち、
それを同じ1分間のうちに何回呼吸をしたかを数えてその回数を割る

出た数字が[4]であれば、
どんな危険な状態であっても命に別状はないのです

心拍数が速くなれば、脈も乱れます


因みに、
熱が1度上がる毎に、
脈拍は[8]拍増し、呼吸は[2]数増します

《脈を数える時の場所》
・「手首」(橈骨動脈)なら、
 親指側に指3本(人差指~薬指)を置き、
 中指で脈を感じます

・「首」(総頸動脈)なら、
 耳たぶの下端に小指が来るように、指をペタッと
 置き、中指辺りで脈を感じると数えやすい


《一息四脈の数え方》

呼吸数(お腹上がり下がりでみても 可)と脈拍数は、
それぞれ別々に1分間数えます

念のため2回数えておくと正確なデータが取れます


数値の出し方は、1分間に数えた脈拍数が
『72』だったとします

そして
呼吸数が「18」の時は、
[脈拍数:呼吸数=72÷18=4]となります


☆「3.5~4.5」であれば、正常範囲(大方 ノーマル)

★「2」(一息二脈)または「6」(一息六脈)、

  「8」(一息八脈)前後は、【警戒】が必要です


✮[一息二脈]というのは、
「呼吸数(息)が、ものすごく速い」か
逆に、
「脈が、ものすごくゆ〜っくりと打つ」ことを言い
ます



また、
✵[一息八脈]というのは、

「呼吸数(息)が、ものすごくゆ〜っくり」か
「脈が、ものすごく速い」かです
  ↑↑
これは警戒レベルですから、
専門家(医師)に診てもらう必要があります



✯[一息六脈]の時は、「変動がこのまま続く」か、
「容態がさらに悪化する可能性があり」ます

 特に後頭部の打撲時は、
脳に何か異常が出ていることがあるため、
一息二脈(脈が少ない方が危険)の時は、
本人が元気でも急変する場合があるので、
 一度 病院での検査をお勧めします


こういう時は、
身体の自然治癒力が極端に低下しており、
何らかの異常サインを身体から発していると考えましょう!

また、
「一息四脈」なのにも関わらず、
高熱(39℃以上)を出したり、
ひどい咳をしている

嘔吐や下痢などの症状(体の反射反応)が出ていて、
本人が苦しんでいる場合でも、
薬に頼らず
身体が要求するままに経過させる方が、
[身体に頑張れる力が生まれ]、
自然治癒力である蘇生力がアップし、
経過後、より丈夫な体へとなります


脈と呼吸が変動を起こしている時は、
愉(輸)気をしてから
もう一度 計る

そして実際の変動がどのくらいあるのかを
観ていく





しかし薬を使い、
中途半端に反射反応(症状)を止めてしまうと
体は、どうして良いのか分からなくなり
似たような状況を繰り返すことで
体はどっちつかずの曖昧な治り方となり
ややこしい病気を生み出すこともありますので
ご注意くださいね!!


へそ曲がり臍の向き

2024-09-18 21:44:44 | 日記
(へそ)は、
上に向いているのが丈夫な証拠です


“臍曲がり”とは、よく言ったもので、
お臍の向きが下向きは良くない

お臍が左右に向いている人は、
臍曲がりで腰椎3番が捻れている人

臍曲がりを別の言葉で表すと、
“天(あま)の邪鬼(じゃく)

ですから
捻れ体質の人と対立すると、俄然と “負けまいと頑張る”捻れ型の意欲に圧倒されてしまうのです


相手が意固地になってしまうと、丸く纏まる話が拗(こじ)れに拗れて、思うように話が纏まらず
決裂なぁんてことがしばしば起こります


営業のお仕事をしている人で、
押して々 押し倒すくらいの勢いのある人は、
捻れ体質だと思って間違いないと思います


捻れ体質は、
泌尿器・捻れ型 7種・8種の人


体の捻れは、色んな所も捻れを起こす

文字を書くときも、真っ直ぐ座って書けないため、
体を斜めにズラして書く
とか
真っ直ぐ歩いているのに、なぜか(無意識に)斜めに歩いているとかね♫

(右肩が下がっている人は、右方向へズレて進み、
左肩が下がっている人は、左方向へズレて進む)
…………などなど

褒められるのはすごく嬉しいが、素直に喜べない不器用な面もあり身動きが取れなくなるのであるのです


だからだからね、
物事を上手く纏めたいときは、その人の良いところ(努力している面)最初に褒めて(相手をパッと認めてあげる)から、(段取り)を進めると、案外 話がスムーズに纏まります

(そんな戦略も時には、大事。
自分と他人は、違う個の生き物だと認識すること)


腰で言えば、真ん中の腰椎3番

腰の要(かなめ)と言われる骨


ここが捻れると普通の人は、
あまりの痛みに立つことも指を動かすことすらが
出来なくなる


それが、
臍曲がりの捻れ体質と言われる 所以(ゆえん)がここにある

捻れ体質は、
脆く弱い面もあるけれど、先手必勝で自分を守る強さも持ち合わせている


誰だって、
傷つくのは怖いですから……
それを自分自身で防御できるのが捻れ型の体質


8種の人は、
お尻を片側に大きくフリフリ歩く(ガチョウさん)タイプ

7種は、
片側の肩を引くように、肩で歩くタイプ

よぉく観察してみると、案外近くにたくさんいたりして?


体質(癖)でみた相性

2024-09-17 12:17:32 | 日記
(野口先生の体癖の本は難しくて、まだ読み込みが浅いですが…)

☆1種の大脳・上下型が男性で、
3種の消化器・左右型が女性の場合
お互い理解出来ないが、相性は良い

例えば、
『のだめカンタービレ』の1種が「千秋」で、
3種は「のだめ」など……


★大脳・上下型 2種は、
泌尿器・捻れ型 7種に攻撃を受けやすい


☆消化器・左右型の4種は、
泌尿器・捻れ型の8種の人に愚痴を
聞いて貰うと、楽になる
人を攻撃するタイプの人に、話しを聞いて貰うと、
立ち直れなくなるので要注意かも……^^;


★泌尿器・捻れ型の7種は、
押しが強く自分より弱い者には威張るが、
自分より強い者には服従する

ですので、
何かと7種の人とトラブルがあった時は、
7種の人より声が大きく威厳(!? /信頼がある人)
相談して間に立って貰うといい…問題が解決しやすい


また生殖器・閉型の9種は、
7種をうまくあしらうことができるので、そういう人を見つけておくのも一つの手!!


☆生殖器・開型の10種は、9種の人には手厳しいが、同種の10種の人には寛容である
9種の人は、
10種の人の言動に振り回されないようにする
(凹みます…多分 絶対……ToT)


★男性が1種で、女性が7種の夫婦の場合
7種は、
自分にも他人にも勝とうとするため、
考えるより先に体が動き(勢いがある/行動派)
結構 おっちょこちょい面もある
(後先考えず行動するため、後から後悔するタイプ)

1種は、
考えてから行動に移すタイプなので、考えているうちは、案外 上の空で話しを聞き逃していること
がある……それに腹が立つが多々あることも

……またどちらか一方を責めると、
纏まる話しも拗(こじ)れていくが、頭で行動する1種にあしらわれることもある


★9種が男性で、1種が女性の場合
野口先生と奥さまの昭子様がこのタイプ

9種は、
予定や計画を立てて動く(縛られる)ことを嫌う

1種は、
物事を計画的に理論を立てて考えるタイプ

一見 正反対に見えるタイプだか、
お互いないものを求めあう

また
1種は、物事を頭で考えて頭ごなしで叱ったり、
相手の気が逸れるように持っていくなどする傾向があるが…

9種は、
叱り方の的を心得ているため、
「こういう場合、こうした方が良い」と
相手が望むことを心で汲み取る能力がある
(9種は、心と体が直結している)


体質にはそれぞれ
その体質の言葉があるので、使い方を間違えるとかえって物事を挑発して刺激したり、
立ち直れなく折れてしまうことがあります

言葉は時に、
“刃(やいば)”となることもあるので、気をつけて放ちたいものですね^^ …回収できない分

特に “声”は“音”なので、
発して終わりではなく心に突き刺さる

硝子の破片にならないようにしたいものです
(物も言いようで角が立つとも言いますし…)

“反りが合う、気が合う”のは、
どこか自分にないものを求め合って、磁石のように引き寄せられる何がそこにあるのでしょうね♪

それが【氣】です
私たちの周りにもたくさんあります
ただそれを、気にするかしないかであり
そこへ意識を持っていけるか行けないかですよ!


体質(癖)別でみた行動の観点

2024-09-17 12:02:36 | 日記
分類別に一通り書きましたが、
その都度、見直すのも手間なので行動の観点も
こちらに集約します

☆大脳・上下型 1種
・大義名分がないと、行動できない
・行動的で、理性で動く

★大脳・上下型 2種
・屁理屈を言わないと、本題に入れない

☆消化器・左右型 3種
・「好き」か「嫌い」の感情が態度に出る

★消化器・左右型 4種
・「好き嫌い」はあるが、 感情は抑えられる

☆呼吸器・前後型 5種
・ 合理的で冷たい印象を受けやすい
・ 動きながら、考えるタイプ
・物事を損得勘定で計算しながら、行動する

★呼吸器・前後型 6種
・意識すると行動できないが、
無意識の方が自然体で行動できる
・ 非日常的なイベントを好み、
混乱した状況下でも冷静な行動・判断ができる

☆泌尿器・捻れ型 7種
・強引で力で押す野生派
・考えるより先に体が動く
・自制心が強く、頑張り屋でエネルギッシュに
行動する
・自分にも他人にも、とにかく勝とうとする

★泌尿器・捻れ型 8種
・ 常に負けないことを優先する
・密かにライバルに闘志を燃やす
・恐怖心が強く、争い事を好まない

泌尿器型は、体が冷えること(特に足元)で強情っぱりになることがあるが温めてやれば(部分温浴=足湯<そくとう>)をすれば、その強情は緩やかになる

☆生殖器・開閉型 9種
・相手が望むことことを優先して、
自分のことは後回しになりがち
この行動要求を蔑ろにすると、逆に挑発して相手   
  を刺激してしまうため

・方向性が決まると、
「0」か「100」かの“all or nothing”で、
突っ走る傾向がある

・自分の中できちんと咀嚼して納得しないことは
  絶対にしない
  だから物事を深く考え「“なぜ”こうなるのか?」
  を考えるタイプで、強情で言う事を聞かない子
  がいれば9種とみて間違いがない…理由があって
  の強情っぱり

★生殖器・開閉型 10種
・ストレスがある時、長話をすることで発散する

・母性が強い

・面倒見がよく、姉貴肌・兄貴肌の人に多い

  ・包容力がある

  ・種族保存に適しているタイプ

 ・困っている人に一生懸命に尽くすタイプだが、
  相手が「もう、いい」と言っているのに、
  それに気付けない難点がある 
  (特に、愛情に対して全力発揮する)

・人や動物に頼られることに喜びを感じるので、
捨て猫などを拾っては育てるタイプ