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巻き爪は痛い? ~巻き爪と化膿性爪囲炎について~

2012年06月11日 17時04分20秒 | 皮膚科医のつぶやき

広島県呉市の皮膚科(皮ふ科)橋本クリニック橋本です。
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巻き爪とは字のごとく爪が巻いてしまう状態です。

極端な例では左の絵のような状態になり、少し巻き爪があると真ん中の絵のようにアーチが激しくなります。
絵が下手なのでわかりにくいかもしれませんが、右の絵のように緩いアーチがあるのが正常な状態です。
実はこの左のかなり巻いた状態でも、通常は痛みはありません。

こうなったら痛くなります。
何が起こっているかといえば、細菌感染といってばい菌が悪さをして爪の周囲が赤くなると痛くなります。化膿性爪囲炎という状態です。

つまり巻き爪だけだと痛くはありませんが、巻き爪に細菌感染を合併すると痛みを生じます。

巻き爪だけなら見た目の問題だけですので、ご自身で形が気にならなければ治療の必要はありません。
形が気になるのであれば自費治療にはなりますが、VHO(ワイヤーによる爪甲の矯正)の適応になります。
また巻き爪だけでなく化膿性爪囲炎を何回か繰り返すのであれば、自費治療のVHOの適応だと思います。

今回の絵は一般の方の思われる巻き爪とは少し違うかもしれません。
一般の方の思われる巻き爪とは陥入爪で、陥入爪とは深爪が原因となって生じた化膿性爪囲炎のことで痛いです。
その話は次の機会に書きます。
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