Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
地球温暖化とサンゴの北上 11月3日
サンゴと言えば南海の楽園をイメージするが、近年、サンゴの北上が知られるようになった。当然、地球温暖化による海水温度の上昇が要因だ。近年、今月にもラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)への登録が見込まれる紀伊半島の最南端・和歌山県串本町の沿岸に、高知県沖が最北端とされていた「スギノキミドリイシ」というサンゴの進出が目立っているそうだ。串本町沿岸では、この10年間に、約20種類もの南方系サンゴの北上を確認しているそうだ。生活に直結する事象ではないのでピンとこないが、私たちは実は大変な危機に直面しているのだ。
21世紀の100年の間に、海水面は30cm~1m上昇し、地球の気温は1.4~5.8度上昇すると言われ、それに伴って海水の温度が3度上昇すれば、東京湾に熱帯魚が生息すると言われている。わずかの海面の上昇でも、ノリやアサリ・牡蠣などの養殖に大きな影響を与えるし、最も心配されるのは地下の生活空間への影響だ。地下水の水位が上昇すると、地下道など地下の空間の地下水に対する浮力が増加し、地下空間の破壊を招きかねないのだ。
「スギノキミドリイシ」の北上は、明らかに海水温度の上昇を意味し、それは即ち地球温暖化によるものに他ならない。いよいよ真面目に、資源の無駄遣いにストップをかけなければならない時がきている!コンビニ弁当は止めて、夕食の残り物でいいからお弁当を持参しよう。勿論、マイお箸付き。スーパーでの買い物には「マイバッグ」を持参して、ビニール袋を節約しよう。その気になれば、日常生活の中ですぐにでも取り組めることは沢山ある。
昨年の中東産油国の石油収入は、前年比10%増・第2次オイルショックに次ぐ歴代2位の高さにのぼる。世界での石油消費は、増加の一途をたどっている。由々しき現象だ。目先のアメニティを追い過ぎると、人類は必ず足元をすくわれる。一人一人が地道にコストパフォーマンスを上げる努力が、21世紀には求められるのだ。
医薬品業界でも、フロンガスを使用した吸入薬を、フロン全廃の流れを受けて、乳糖などを用いたパウダー製剤へと、剤形の切り替えに取り組んでいる。大塚製薬も、ヒット商品である喘息吸入薬「メプチンエアー」の切り替えを行った。メーカーのその姿勢は、勿論評価に値するが、実は、残念ながら新商品「メプチンクリックヘラー」にはオチがある。パウダーとなるとネックは湿気。なんと、メプチンクリックヘラーは、一剤ごとに必ずプラスティック容器が付いてくるのだ。本気で温暖化防止に取り組むのなら、汚れたり破損した場合を除き、容器は一つで良いはずだ。フロンが規制されるから、仕方なく剤形の転換を迫られただけなのか!?と疑いたくなる。残念・・・。
イノシシが里を荒らすように、動物やサンゴなどの生物あるいは植物のほうが、人間よりも温暖化には敏感だ。紅葉前線は、年々遅れている。特別、生活に悪影響がないので私たちはあまり意識しないが、着々と地球温暖化は進行しているのだ。政府は、石油の供給量とCO2排出量との理想的なバランスシートを広く国民に示し、マイバッグ、マイお箸、あるいはガソリンや灯油・電気の使用量の抑制など、国民一人一人のエコ貢献度を、その割合によって環境税に還元するなど、エコマネーを具体化した大胆な施策が21世紀には必要なのではないかと、私は思う。
21世紀の100年の間に、海水面は30cm~1m上昇し、地球の気温は1.4~5.8度上昇すると言われ、それに伴って海水の温度が3度上昇すれば、東京湾に熱帯魚が生息すると言われている。わずかの海面の上昇でも、ノリやアサリ・牡蠣などの養殖に大きな影響を与えるし、最も心配されるのは地下の生活空間への影響だ。地下水の水位が上昇すると、地下道など地下の空間の地下水に対する浮力が増加し、地下空間の破壊を招きかねないのだ。
「スギノキミドリイシ」の北上は、明らかに海水温度の上昇を意味し、それは即ち地球温暖化によるものに他ならない。いよいよ真面目に、資源の無駄遣いにストップをかけなければならない時がきている!コンビニ弁当は止めて、夕食の残り物でいいからお弁当を持参しよう。勿論、マイお箸付き。スーパーでの買い物には「マイバッグ」を持参して、ビニール袋を節約しよう。その気になれば、日常生活の中ですぐにでも取り組めることは沢山ある。
昨年の中東産油国の石油収入は、前年比10%増・第2次オイルショックに次ぐ歴代2位の高さにのぼる。世界での石油消費は、増加の一途をたどっている。由々しき現象だ。目先のアメニティを追い過ぎると、人類は必ず足元をすくわれる。一人一人が地道にコストパフォーマンスを上げる努力が、21世紀には求められるのだ。
医薬品業界でも、フロンガスを使用した吸入薬を、フロン全廃の流れを受けて、乳糖などを用いたパウダー製剤へと、剤形の切り替えに取り組んでいる。大塚製薬も、ヒット商品である喘息吸入薬「メプチンエアー」の切り替えを行った。メーカーのその姿勢は、勿論評価に値するが、実は、残念ながら新商品「メプチンクリックヘラー」にはオチがある。パウダーとなるとネックは湿気。なんと、メプチンクリックヘラーは、一剤ごとに必ずプラスティック容器が付いてくるのだ。本気で温暖化防止に取り組むのなら、汚れたり破損した場合を除き、容器は一つで良いはずだ。フロンが規制されるから、仕方なく剤形の転換を迫られただけなのか!?と疑いたくなる。残念・・・。
イノシシが里を荒らすように、動物やサンゴなどの生物あるいは植物のほうが、人間よりも温暖化には敏感だ。紅葉前線は、年々遅れている。特別、生活に悪影響がないので私たちはあまり意識しないが、着々と地球温暖化は進行しているのだ。政府は、石油の供給量とCO2排出量との理想的なバランスシートを広く国民に示し、マイバッグ、マイお箸、あるいはガソリンや灯油・電気の使用量の抑制など、国民一人一人のエコ貢献度を、その割合によって環境税に還元するなど、エコマネーを具体化した大胆な施策が21世紀には必要なのではないかと、私は思う。
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