ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

最近ハマっている練習法

2009-01-28 12:41:12 | 噺(しゃべり)場
 ギター・サトルです!今のところ近日中にライブの予定もありませんし、バン
ドの全体練習も、どうやら2月末くらまで「お預け」みたいなので、最近は以下
のような感じで、時間を見つけてはチマチマとギターに触れております。

 以下、いつもいつもギターの事ばかりで恐縮ですが、何せ「バンドのブログ」
なので、何卒ご理解・ご容赦のほど。

 もしかすると、ギターやってる方、お持ちの方で「弾きたい曲があってちょっ
と試してみたけど、なかなか上手く行かないんで、や~めたっ!!」って感じに
なってる人には、ホンのチョットした「救い」、「癒し」になるかも知れないの
で、少しでも参考になったらとても嬉しいです!!

 まず必要なモノとして・・・

 ・もちろん、ギター本体(その他、ピックやシールドなど、「言わずもがな」
  のものは省略します)。

 ・ギタートレーナー(このブログで私が度々紹介してるものです)

 ・弾きたい曲が入ったCD(これもなければ始まりません)

 ・弾きたい曲のバンドスコア、ギタースコアなど(「全部耳コピーでやってや
  るぜ!!」という猛者【笑】には不要ですが・・・)

 ・譜面台(立つにしても座るにしても、「正しい姿勢」で弾くためには、あっ
  た方がイイですね~)

 こんなトコですかね~?まずはCDをギタートレーナーに入れ、曲を再生させ
つつ、とりあえずスコアを見ながらチマチマ弾いて行きます。原曲の速さのまま、
スンナリ弾けるトコはこれでいいのですが・・・

    「ちょっと指がモタつくなぁ・・・」とか
    「速くて聴き取れないなぁ・・・」

ってトコが出てきたら、迷わずスロー再生!私の持ってるモノだと、曲の途中で
も、任意の箇所で再生スタート地点を設定できるので、問題の箇所からスタート
するよう操作しておけば、効率良く進められます!

 「かなりスロー」なところから始めて
    ↓
 反復練習をしつつ
    ↓
 慣れたら段々再生速度を上げて行き
    ↓ 
 最終的には原曲の速さで

と進めるワケです。さらにこれも「イッキに曲の頭から終わりまで」だと結構シ
ンドイので、例えば「イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏」など細かく区切
って取り組む事で「やめた!」って気分になってしまう事も少なくなるでしょう。

 また細かい話ですが、セクションごとに「スパっと」完全に切ってしまうより
は、「Aメロ終盤→Bメロ」といった感じで、曲相やパターンが変化する「切れ
目」に再生スタート地点を設定した方が、後々「通しで弾こう」と思った時によ
りスムーズに移行できるような気がします。

 ここんとこは、上記の練習法と「運指などの基礎トレ」とだいたい一日ずつ交
互に行っています。「基礎トレ」ももちろん役に立ち、重要な事なんですが、そ
れのみだと弾く事そのものの「楽しさ」に若干欠ける気もしますんで・・・。

 また今回の練習法、ハナっから「原曲の速さで、一曲通しで弾きこなす」事を
目的にはしておりません!それよりも「いろんな曲・フレーズを自分なりに解析
し、実際になぞってみる事で『自分の引き出し』を充実させる」事が第一で、か
ように割り切ってしまった方がより「長続き」するのではないかと思うのです。

 あと、コレは自分の経験ですが「一度弾けた曲を、弾けなくならないよう何度
も繰り返す」よりは、「できるだけ多くの曲をなぞる」方が、自分自身の「幅が
広がる」ような気も、最近ではしてます(まぁ、その曲が弾ける事を友達に自慢
したい、バンドで合わせる、はたまたライブでやらなければならない・・・等の
事情があれば、もちろんその限りではありませんが)。

 「弾けないから止めたッ!」ってせっかく買ったスコア(しかも、結構高いん
ですよね!)をしまい込むよりは(こんな事言う私自身がそうでしたが 笑)、
こういう形でも活用した方が良いですし、あるいは「完コピ志向!」の方にとっ
ても、最初から「原曲の速さで弾けなきゃ!」と焦るよりは、「急がば回れ」で
じっくり取り組んだ方が、最終的には「そのフレーズの意味」を理解したり、
「誤魔化さずキチンとしたリズムで」弾けるようになったり、本当の意味で「モ
ノにできる」のかも知れませんね。

 以上の事、私はギター弾いて20年にして、ようやく気付きました(トホホ・・・)。
あと、こういう練習に活用できる「ギタートレーナー」ってホント便利です!!
私自身「ギター始めたばっかの時に、コレがあったらなぁ・・・」なんてしょっ
ちゅう思います。けしてそのメーカーの「回し者」ではありませんが(笑)、
「ギターが上手くなりたい!!」と真剣に思ってる方は、この際「先行投資」だ
と割り切って、購入してみてはいかがでしょう?