よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

開運財布の作り方

2017年04月22日 | 運気アップ
開運を試みるのが好きだ。
あまりにのめり込み過ぎるのは逆効果だが、本人と周囲が負担にならない程度に行えば、気分が上がる。
それが吉祥につながるのだと思う。



別にお金に困っているわけではない。
安定した金運はあると感謝しながら暮らしているが、このところ少し浪費が続いているので、気を引き締めるために財布を新調した。

財布の色や購入時期、形などネットにはさまざまな情報があふれている。
形状と色は、自分が気に入ったものにすればいい。

春財布は「財布が張る」ので縁起がいいという。
新財布に万札をたくさん入れて、白い紙でくるんで9日間触れることなく暗いところに寝かせておくと、そのお金の量がデフォルトだと記憶し、仲間(諭吉さん)をたくさん呼んでくれるそうだ。

使用時期については、こちらのサイトを参考にした。

4月21日は「天赦日」「寅の日」の大吉日だったが、不成就日だったので使用はやめ、お財布に万札を詰めて、本棚の上にある高幡不動尊の護摩札前にお供えし、寝かせることにした。



暗所でもなく、白い紙にも包んでいないが(単に手順を忘れた)、大好きなお不動様が見守ってくれるから大丈夫!

9日寝かせなくても、自分がこの日!と思ったらそれが吉日。思い立ったら吉日。
不成就日や仏滅に子どもが生まれればめでたいし、大安だって凶事は起こるものだ。
(実験の意図がだんだん薄れている気がしなくもない。どんどん我流に変えるのが実に私らしい)

不動尊パワーで、3日寝かせればよいことにしよう。早く使いたいし。



24日が巳日(蛇は財運をつかさどる弁財天さまの眷属。弁財天さまも大好き)なので、その日から使おうかと思っている。
4月24日は、「良い節目」とも読める。お地蔵様の縁日でもある。
(どんどんネット情報の財運と逸れてこじつけに走っているが、自分がこれ!と思うことが何より大事なのだ)

無理のない範囲で楽しみながら、ゆるく運気アップを図っている。


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アドラー心理『幸福の哲学』

2017年04月22日 | 読書
岸見一郎さんの『幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの知恵』を読みかけ、途中でリタイアした。

『嫌われる勇気』もかなり話があっちこっちに飛び、読みにくいなと感じていたのだが、本著も同様なのだった。
文章が多少読みにくくても、内容に共感できればそのまま読めたのだろうが…。

幸福になることは容易ではない。
幸福になることを妨げるように見える出来事に、必ず遭遇するからだ。


この一節にはたと頭を捻った。

他者から見て「不幸そう」と思うような体験をしても、当事者は幸福感に満ち満ちている場合もある。
逆に人から羨まれるような環境にある人が、自身の運命を呪っていることもある。

出来事に良し悪しはなく、それを人の感情がラベル付けするだけだ。

つまり相田みつを氏の言葉のとおり「幸せはいつも自分の心が決める」のである。


誤解のないように書いておくが、アドラー心理の本は二桁ほど読み、セミナーにも参加したことがある。
概念自体は、フロイトやユングよりも実践的で魅力的だと感じている。

だが、岸見氏の癖だろうか、40ページに達しない段階で醸し出される「不幸感」に辟易し、アドラーはこんな思想ではなかったはず、と残念に思った。

幸せになりたい気持ちがあるなら 明日を見つけることはとても簡単
(「元気を出して」竹内まりや)

逆に「幸福になることは容易ではない」と思い込めば、多幸感を味わうことは難しいだろう。


哲学や心理学は、実はそれほど難解ではなく、シンプルで役に立つものだと思う。

私は本からもヒントを得るが、人との交流や、歌詞や、漫画の台詞、その他日常のふとした瞬間に、気づきになる断片を拾って自分の糧にしている。


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