よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

豊川稲荷東京別院、日枝神社、神田明神

2020年09月12日 | 神社仏閣

「30度未満」「曇天」になったので、いそいそ神社散歩に出かけました。 まずは豊川稲荷東京別院へ。

天気予報どおりの大雨!紫外線が苦手な私には僥倖です。

雨でも女性参拝者が多いですね。

ここはダキニ天さんだけでなく、七福神、摩利支天、愛染明王など

たくさんの神様が迷路のように入り組んだ境内のあちこちに隠れているので 非常に楽しいのです。

 

 

 

弁財天さんでは、銭洗いもできます。

先日、秩父今宮神社の弁天さんの湧水で、紙幣の端を1センチほど浄めたのですが (そしてそのお金をうっかり使って自販機をつまらせた) 後で「やっぱり洗うのは硬貨にとどめたほうがいいな」と反省しました。

紙は水に弱いんですよね。本が汚れたからといって、 水につけて洗わないように、

紙幣は水に浸すもんじゃありません。

乾かした後に、紙が波打ってぼこぼこヨレヨレになります。

浄めたつもりで却ってくたびれさせるなら、やめたほうがいいな、そう感じました。

そもそも「銭洗い」の風習が生まれた当初「紙幣」ってなかったような。

ということで、今回は硬貨とキャッシュカードを洗ってきました!

豊川さんは不思議ですねえ。

初回参拝の時は、ちょっと怖いように感じましたが

何回か通っているうちに、だんだん穏やかになってきたように思います。

ちょっと人見知りで警戒心の強い子どもが、

顔見せしているうちに だんだん懐いてきたような、そんな感じ。

 

引いたおみくじの内容が、今までの人生最高のものでした!

大吉は大吉なんですけど、ありとあらゆることが「よし」とされていて

「あまりよすぎてくらい負けすべし」とまで書かれていました。

…このおみくじは家宝にしよう。

 

そういえば、秩父今宮神社でも「大吉」でした!

「思うこと 思うがままに なしとげて 思うことなき 家の内哉」

…このおみくじも家宝にしよう。

もちろん、軽佻浮薄に陥らないように気を付けます。  

 

          

 

豊川稲荷から歩いて日枝神社まで向かいます。

 

エスカレーターを使って参拝する人が多いけれど 私は男坂から上がることにしています

(こちらが正式ルートらしい)

 

というか、鳥居の右にある大イチョウがすごく大好きなので

そこに挨拶してから参拝しているんですね。

ここでいつも日向ぼっこではなく「樹の気ぼっこ」しています。

(樹の近くで深呼吸してぼんやりすること)

 

          

 

最後に神田明神

 

 

 

 

こちらも境内にたくさんの神様が祀られているので、

ひとつひとつ丁寧にごあいさつしてきました。

こちらでは少彦名命(すくなひこなのみこと)を恵比寿さんと同一視しています。

少彦名は神産巣日神(かみむすびのかみ)の子どもです。 しかし他の神社ではイザナギ、イザナミの産んだヒルコが恵比寿になったと していたり…解釈がいろいろですね。

私の中では、ヒルコもスクナヒコナも恵比寿さんも全部違う神様なんですけど。

同一視される、大黒天とオオクニヌシも違います。

 

オオクニヌシとスクナヒコナが一緒に国づくりをした

大黒さん(オオクニヌシ)と一緒にいる、海から来た神様(スクナヒコナ)を恵比寿さんにしちゃえ。

 

こんな流れで祀られているような気がします。

でも、その形を信じる人が多くなれば、それが真実になるので 楽しいほうを選べばいいのだと思います。

恵比寿さんは七福神の中で唯一の日本の神さまなのですが 位置づけが諸説あって時々混乱するのですよ。

でも最近は恵比寿さんに妙にご縁があるので 失礼のないようにしようっと。

 

駆け足で書いてしまいました。 明日はまた真夏日に戻るようですね。

神社散歩日記