【質問】和田先生がこれまでに幾度となく批判してきた群馬大学医学部ですが、
今度は3年生で大量の留年者が発生して問題になっているとの記事を読みました。
留年者の大半が特定の教授の授業の履修者で発生しているとのことで、
この教授の指導方法に問題があるとありました。
大学教授に小中高の教師のような教育者像を求めるつもりはありませんが、
教育現場である以上、大学教授といえども指導者としての適正は必要ではないかと考えます。
大学理事としての仕事もされている和田先生は、この件をどのようにお感じになりますか。
群馬大医学部の大量留年騒動
医学部の黒い内情に警鐘
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カジノ誘致とギャンブル依存【第479回】
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過度のダイエットは薄毛に!?
髪トラブルを招くNG習慣8
最近一気に冷え込んで、体が追いついていかないといった不調のほか、
抜け毛や薄毛など“髪”のトラブルを訴える人が増えている。
「夏から秋は、抜け毛が増える季節。
平均的な人で毎日80~100本は抜け毛があるといわれていますが、
秋口に抜け毛が増えるのは、夏の疲れや紫外線による
ダメージが体に現れてくることが考えられます。
さらに、更年期世代の女性はホルモンバランスや生活習慣の乱れなど、
さまざまな要因が重なってヘアサイクルが乱れます。
新しい髪が生えるペースが追いつかないので薄毛になっていくのです」
そう説明するのは、クレアージュ エイジングケアクリニック総院長の浜中聡子先生。
’99年に女性の発毛治療を開始し、延べ51万人の患者を診た薄毛治療の専門医。
薄毛のなかには、甲状腺の病気や子宮筋腫、卵巣囊腫など婦人科系の病気が隠れている
ケースもあり、最近ではコロナに感染した後の悩み相談が増えているという。
「原因はまだわかっていませんが、それだけ女性の頭皮にストレスがかかっているといえます。
当院では病気が隠れていないか調べながら、薄毛の治療にかかります」(浜中先生・以下同)
女性の薄毛にはさまざまなタイプがあり、多いのは頭髪が広い範囲にわたって薄くなる
「びまん性脱毛症」。このほか、加齢による女性ホルモン低下によって起こる
「FAGA(女性男性型脱毛症)」は、頭部の生え際や頭頂部だけが薄くなる。
「円形脱毛症」は、毛根にダメージが加わる自己免疫疾患。
さらに、髪をひとつに結ぶときの引っ張る刺激で起こる「牽引性脱毛症」、
脂漏性湿疹などの皮膚のトラブルでも薄毛になる。
「『自分のタイプはこれだ』などと、勝手に判断して、
間違ったお手入れをするとかえって
症状を悪化させてしまうことがあるので気をつけましょう。
抜け毛が気になったら、専門医を受診することをお勧めします。
しっかりと治療を受ければ、状態を改善させ、加齢変化を遅らせることが可能です。
もちろん、日常生活の習慣のなかにも、改善させるべきポイントがあることも。
体の中から変えていくことで、治療効果もより安定するのです」
偏った食事でタンパク質が不足すると薄毛に影響
薄毛対策には、食事や睡眠などの生活習慣を見直すことが欠かせないという。
「三食きちんと食べるのはもちろんですが、
高タンパク・低脂肪の食事を取りましょう。
髪の毛を作るのは肉や魚、卵、大豆製品といったタンパク質で、
血流をよくするためにも必要な栄養素。不足すると薄毛に影響します。
同時に、野菜や果物でビタミン、ミネラルを補い、
髪の育成に必要な栄養素も補給しましょう」
ダイエット中で「野菜しか食べない」といった偏った食事をする人は、
タンパク質が不足しがちになるので要注意。 また睡眠不足も髪に大敵という。
髪の成長にかかわる成長ホルモンの分泌は、夜10時から深夜2時の間活発になる。
深い睡眠を取るために、夜11時には寝床に入りたい。
さらに、冷え性の人は血流を促すためにも1日20分、
週3回程度はウオーキングなどの有酸素運動をしよう。
「有酸素運動で、心臓から血液を送り出す動きが活性化されて
末端まで血液が行き届き、頭皮の環境を整えます。
また、寝る前に湯船にゆっくりつかって体を温めるのも効果があります」
そして、毎日の髪のお手入れにも気をつけたい。
たとえば、長時間ポニーテールなどの結び髪をしたり、
いつも同じ位置でピンなどでまとめている人は、その部分が薄くなる。
「頭皮を強く引っ張るまとめ方をすると、血流が悪くなるので脱毛しやすくなります。
頻繁に留める位置を変えましょう。
また、髪にいいからとノンシリコンのシャンプーやトリートメントを
使う人も多いのですが、普通のタイプでもかまいません。
そのかわり、しっかりと洗い流さないと地肌にダメージを与えてしまいます。
乾かすときは毛先よりも地肌を乾かすように」
白髪染めやパーマは頭皮にダメージを与える可能性があるので、
治療中は控えたほうがいいという。
薄毛につながる8つの「NG習慣」
【NG習慣1】ダイエットのため偏った食事をしている
ダイエットで野菜中心の食事にしたり、3食きちんと食べていない人は、
タンパク質が不足していることが多い。
間食が多い、炭水化物を取りすぎて栄養バランスが偏る、なども薄毛の原因。
【NG習慣2】髪を毎日キリッとひっつめている
同じところでまとめると地肌が引っ張られて、血流が悪くなり、脱毛しやすくなる。
まとめたり留めたりする位置を頻繁に変えよう。
【NG習慣3】湯船にあまりつからない
冬は特に全身の血流が滞る。それにより、栄養が髪に行き届かず、抜け毛が増える。
寝る前にゆっくりつかって、体を温めて。
【NG習慣4】毎晩寝るのが0時を過ぎる
睡眠不足も原因に。22時から2時までが成長ホルモンの分泌が活発になる時間だが、
読者世代は寝るのが0時を過ぎることも多いのでは。せめて23時には寝床に。
【NG習慣5】トリートメントはあまり洗い流さないようにしている
ノンシリコンでない、普通のシャンプー、トリートメントは使ってもいいが、
流し残しがあると地肌にダメージを与える。きっちり洗い流すことが重要。
【NG習慣6】洗った髪は毛先中心に乾かす
毛先より地肌をきちんと乾かすことが重要。
地肌がぬれたままだと、雑菌の温床に。寝る前は特に地肌を乾かして。
【NG習慣7】運動不足で体を動かさない
ウォーキングなどの有酸素運動を1日20分、週3回程度やることで、
血流がよくなり、頭皮まで栄養素が行き届く。
【NG習慣8】しょっちゅう美容院に行き、毎回パーマやカラーをする
おしゃれに過ごしたいのは誰もが同じだが、やり過ぎては負担になりかねない。
髪や頭皮の健康とうまく両立させられるよう、専門の医師に相談を。
年齢とともに毛質が変わってハリやコシが失われてくるが、
毎日正しいケアをすることで改善する。
今すぐ髪をいたわる生活を始めよう。
「女性自身」2022年11月15日号
高カロリーな朝食を食べると
カロリーを「2倍消費する」ことが発覚!
ごはんを食べたほうが良い理由を独研究者が解説
1日の食事の中で1番大事なのは朝食だという話をよく聞く。
もし「カロリーを消費する」のが目標なら、その説は当たっているかもしれない。
【写真】「グルテンフリー」や「無脂肪」でも実は体によくない!?
学術誌『Journal of Clinical Endocrinology』に掲載された新しい研究で、
16人の男性にまず3日間、高カロリーの朝食を食べ、低カロリーの夕食を食べてもらった。
その後、逆に、軽い朝食を食べ、ヘビーなディナーを3日間食べるという実験してみた。
その結果、この研究を行ったドイツのリューベック大学の研究者たちは、
高カロリーの朝食を食べた時のほうが、低カロリーな朝食を食べた時より、
1日のカロリー消費量が2倍だったことを発見。
高カロリーな朝食によって代謝のスピードがアップし、
体が熱を発生させるプロセス、食事誘発性熱産生(DIT)は、
朝のほうが高いことを証明したのだ。
論文著者のひとりジュリアン・リヒター博士は次のように述べている。
「私たちの研究結果は、カロリー量にかかわらず、朝食に食べた食物のほうが、
同じ食物をディナーに食べるよりDITが2倍であることを示しています」
「この発見は、朝食を十分に摂ることが大事だということを明確に示すものですから、
すべての人にとって意味があります」
さらに、「糖尿病の患者だけでなく健康な人も、
痩せたり代謝疾患を予防したりするためには、
夕食をヘビーにするのではなく
朝食をたっぷり食べることをお勧めします」と、加えている。
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。
データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。