思いつくままに書くブログ

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ソウルで食べ放題?のケジャン 弘益ケジャン 昔が懐かしい清凉里

2022-12-17 06:48:02 | 2022年の旅行記(海外旅行)
陽も陰った頃に再びソウル市街へ、夕食を食べに行きましょう。

先に記したようにお目当ての店はあります。ホテル前の横断歩道を渡り住宅街の中の地下鉄5号線新吉駅から乗車。通りに面してないのに出入口が異常に大きい。電車に乗って座ってしまったのがいけません、眠気が来て乗り越してしまった…。方針転換、ちょっと寄り道してゆこうと往十里で地上を走る京義中央線に乗換。



ソウルではよく見かける、おでんやトッポギなどを扱う立ち食い屋台。食べたいけども我慢の子、いま食べては夕食が食べられなくなる。1駅乗って清凉里で下車、初めて来た1999年ころは凄く味のあるソウルの裏玄関という風情の橋上駅だった。





日本の駅に立ち食いそばがあるように、大きな駅にはおでんの店は必ずあるように思う。

駅ビルになって久しいが雰囲気はソウル駅とは違うものを感じる。しかし当時と決定的に違うのは夜行列車が存在しないこと。韓国でも夜行列車は全廃になってしまった、以前はここから釜山の釜田までの夜行があり21時10分発、中央線を経由して4時26分着とのんびりしたムグンファ号。途中の駅にも丹念に止まるし減光なんてない、あくまでも夜遅くに走る列車という感じだった。ほかにも江陵を結ぶ系統もあり、2002年に1両だけ連結された寝台車に乗ったこともある。それも今ではKTXが江陵まで走るようになり、最終が22時30分発で24時頃に着くのならいらないわな。平昌五輪に合わせて開通した路線で未乗。



駅前で建設中の商業ビルはまだ完成してなかった、2019年に建設工事が始まってたのに資金難かコロナが影響したのだろう。かつては売春街「清凉里588」があった場所。なんとも怪しい雰囲気の赤線街だった、店先にガラス越しで立つ女はどれも似たような顔に体をしていてサイボーグのようだった。同じように整形して同じようにおっぱいにシリコンを入れるからで相場は1回70,000ウォンだった。1回だけ超円高の時期にやったことがある、唯一と言っていいほど未整形のロリ顔の子で片言の日本語で26歳とか言ってた。あながち嘘でもないだろう。奥に彼女の居住スペースがありポスターやカレンダーが貼られててベッドがある。女の子は洗面器に湯を持ってきてピンサロのように洗ったのちに咥える。硬くなればゴムが付けられて上から跨ってくる、こっちに主導権は無くあれよあれよと…。正直なところ札幌のすすきののほうが楽しいわ。



そばにあったソルロンタン店は廃業してしまった。店先に大釜が2つありそれが看板。よく似だしたソルロンタンは夜に食べると濃かった。朝だとそうでもなしで24時間営業なので夜行列車降りてから食べたことも。8,000ウォンくらいだったな。

話が脱線してしまった、それでは改めてお目当ての店へ。ここからなら京義中央線で乗り換えなしで行けるな、30分くらいかかるけども。



弘大入口1番出口が最寄りだけど、隣の駅くらい遠いな。



弘大エリアは実は初めて、こんなに繁華街とは思っていなかった。ここからお目当ての店までは歩くこと10分弱、寒い、とにかく寒い。街中の温度計は-8℃になっている。11月末に-8℃ってなによ?



ここがお目当ての「弘益ケジャン」。なぜここに来たかというとケジャンを食べたことが無かったからなのもあるし、食べ放題の店でひとりでもOKという情報を仕入れてきたから。正直言うとカニはあまり好きではない、海老は大好きだけども、カンジャンケジャンは食べたことが無いから試してみようと。



しかしだ、貼り紙に目を疑った。



「おかわり自由は2人以上のみ可能です」、食べ放題じゃないのかよ。ネット上の情報では一人だとセットメニューの鍋はつかないが可能とあったのに最近ルール変更あったのか?そんな私に気づいた店員が扉開けておいでおいでするのでここは入ってみよう。



まず最初に説明があって、ひとり客の場合は食べ放題の受付は終了したので無理だ、しかしランチメニューの11,000ウォンの定食でよければ夜でも提供するとのこと。食べ放題ではないのは残念なんだが11,000ウォンなら手ごろなのでそうします。



ビール飲んで待ちたかったけど酒は置いてない様子。以前は扱ってたというかマッコリ飲みながら食べている動画を見たことある。



こちらがケジャン定食11,000ウォン。キムチとスープはセルフコーナーから自分で。



さて食べ方ですが胴体の部分は柔らかくて甘いのでそのまま齧ってしごくように身を削ぎましょう。脚のほうも同様。



以前見た動画で「脚は食べるところが少ない」「脚は傷んでいることもある」なんて言いすべてぽいぽい棄てる奴がいたんだが、そういうのばっかりになって強化しだしたのでしょう。ネット情報よりも相当値上がっているのだがこれでもギリギリなのかもしれぬ。ケジャンはそもそも安い食べ物ではない。



甲羅にご飯を入れて味噌と混ぜて食べるのが美味しいというので従う。確かにこれは旨いな。



あとから運ばれたケランチムもふわふわで旨い。ケラン=鶏卵=卵ということで日本語由来単語ですね。食べ放題ではないもののまあそれなりに腹いっぱい、というか食べ放題なら飽きるかもな?手はすっかり生臭い。それに初めてなので味というのがわかっただけで充分です。支払いには勿論カードが使えた。となるとラーメン屋の機械で精算できなかったのは、国内発行限定とかがあったのだろうなと思う。



寒い中歩いて駅に戻って2号線で新道林へ、1号線で1駅永登浦へ。これが一番楽ですね。部屋に戻って風呂に入るがこれも東横クオリティー。浴槽が変に浅くて大きいというか、湯を貯めても肩まで浸かるのが大変。



途中のコンビニGS25に入るも日本と違って品ぞろえは良くない。ペットボトルビールとチーズとセロファンに巻かれたキンパを購入。久しぶりの韓国ビール、確かに味が薄いね。以前はそんなに薄いとは感じてなかったが。



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