丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

昨日(04/03)の海外市況

2020-04-04 08:03:17 | 2017年3月~2021年7月
〇ダウは反落(21052)「雇用統計では景気動向を映す非農業部門の雇用者数が前月比70万1000人減と、2010年9月以来の減少となった。外食や小売業の落ち込みが大きく、全体の減少幅は市場予想(約14万人減)を大きく上回った。失業率は4.4%と前月(3.5%)から大きく上昇した。(平均賃金は前年比3.1%上昇)。労働市況の急速な悪化を映した。米国の新型コロナの感染状況の悪化、米景気への懸念が強まり、幅広い銘柄に売り」 〇原油は大幅高(28.34)「主要産油国が減産に動くとの観測が強まり、需給改善を見込む買いが入った。サウジアラビアは2日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国やロシアなど非加盟の産油国に緊急会合の開催を呼びかけた。協調減産を協議するという。ロイター通信は3日、「ロシアのプーチン大統領は減産に協力したいと述べた」とも伝え、需給悪化の懸念が後退した。一時は14.0%高まで上昇した。買い一巡後はやや上値が重くなった。減産に踏み切っても、新型コロナウイルスによる原油需要の落ち込みを補いきれないとの見方も多い。連日で大幅高となり、週末を控えた利益確定売りも出た」、金は続伸(1645.7) 〇米国債は続落(10年債利回り上昇0.60%)「米雇用統計の悪化を受けた株安で買い優勢で推移した後、取引終了にかけて週末を前にした持ち高調整の売りに押された。「来週は3年、10年、30年物国債の入札を控えており、需給の緩みを意識した売りも出た」との声もあった。2年物国債相場は横ばい。利回り0.23%」。 〇日経平均先物夜間引けは、17700. 〇(為替)「欧州の景気指標の悪化を受けて対ユーロやポンドでドルが買われ、対ドルでも円の重荷。3日発表のユーロ圏や英国の3月のサービス業の購買担当者景気指数(PMI)確報値が速報値から下方修正。「基軸通貨であるドルを確保しておきたい」との考えがドルを支えているとの指摘も」 . . . 本文を読む

本日(04/04_朝)の その他ニュース

2020-04-04 07:39:34 | 2017年3月~2021年7月
生物のいなかった宇宙でどのようにして生命が誕生したのかは、現代科学の難問の一つだ。真正面から取り組む研究者が少ないテーマだが、日本の天文学者が最近、生命誕生の可能性を理論的に示す論文を発表し注目を集めている。広大な宇宙なら少なくとも一つの天体で生命が誕生する化学反応が起きるという。その希少な惑星が地球だ。この論文は2月3日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。投稿した東京大学の戸谷友則教授は、宇宙の成り立ちを考える宇宙論が専門だ。分野の全く異なる、生命の起源に関する論文や研究書を読み始めたのは数年前のことだ。戸谷教授には強い思いがあった。地球以外の天体に生命を探し求める研究熱が最近盛り上がり、取り組んでいる人たちは「宇宙で生命は珍しいものではない」と説いている。一方で「生命はめったに生まれるはずがない」と考える科学者も多い。ただしこの議論の前提は、私たちが観測できる範囲の宇宙に限っている。現代宇宙論に基づくと、ごく一部の宇宙しか見ていない。「多くの宇宙論研究者が支持するインフレーション理論によれば、宇宙は観測される範囲よりもはるかに広い」(戸谷教授)戸谷教授はインフレーション理論と、生命起源で有力な説とされる「RNA(リボ核酸)ワールド」を組み合わせるアイデアをひらめいた。融合させた理論のもとで、最も原始的な生命が化学反応によって偶然に誕生する可能性があるのかないのか、興味を抱いた。インフレーション理論は約138億年前に宇宙が誕生した直後、急膨張したとする学説だ。佐藤勝彦東京大学名誉教授らが1980年代に提唱した。その膨張スピードは想像を絶し、原子1個に満たない空間が1000兆分の1秒よりはるかに短い時間で太陽系を超える大きさになったと考えている。もう一つのRNAワールドは、原始の生命はRNAが簡単な膜に包まれたような存在で、地球に現存するDNAとRNA、たんぱく質をもつ生物とは異なっていたとする仮説だ。RNAは4種類の分子(ヌクレオチド)が鎖状につながった高分子。ヌクレオチドが少なくとも40個、あるいはざっと100個以上が特定の配列でつながると、自然と複製する機能を備え、生物が誕生したというシナリオを想定している。(* 日経 記事より) . . . 本文を読む