丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(07/22)の東京市場

2020-07-22 19:16:58 | 2017年3月~2021年7月
■株反落(22751)「日本の4連休を前に医薬品株など直近で上昇が目立った銘柄に利益確定目的の売りが優勢だった。日本時間午後のシカゴ市場で米株価指数先物が上げ幅を縮めると、散発的な売りが出た。取引参加者は少なく商いは低調だった。前日の米株式市場でハイテク株が軟調だった流れを引き継ぎ、半導体関連などに売りが波及した。米国で検討されている追加経済対策の成立に時間がかかるとの見方から、買い控えの雰囲気が強まった。東京都の小池百合子知事が22日の新型コロナウイルスの新規感染者が238人だったと述べた。都内の感染者は累計1万人超となり、感染拡大が続いていることも相場の重荷だった。日本の4連休中には半導体のインテルなど米注目企業が決算発表を予定している。米企業決算次第で連休明け後の相場の方向性が変わる可能性があるとして、取引を見送る投資家が多かった。東証1部の売買代金は概算で1兆8880億円と節目の2兆円を下回った。売買高は10億8527万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1634、値上がりは473、変わらずは65だった」 ■債券よこばい(利回り0.010%)。「日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)は長期債で投資家の売り意欲の乏しさを示す結果となった。しかし、4連休を前に積極的な買いは限られ、相場は方向感に欠けた。日銀が実施した3本の国債買い入れオペでは、残存期間「5年超10年以下」で応札額を落札額で割った応札倍率が前回(17日)を下回った。市場では「長期債の買い材料」との見方があったものの、連休を前に積極的に買い持ち高を積み増す投資家は少なく、買いの勢いは限られた。中期債では利回りが上昇(価格が下落)した。新発2年債利回りは前日比0.005%高いマイナス0.140%で推移している。残存期間「1年超3年以下」の日銀国債買い入れオペでは応札倍率が前回から上昇し、中期債に対する投資家の売り意欲は高いと受け止められ、目先の需給の緩みを意識した売りが出た」 (為替)ユーロ高 円は連れ高。 . . . 本文を読む

本日(07/22_夕)の その他ニュース

2020-07-22 19:03:33 | 2017年3月~2021年7月
三菱重工業は全従業員のうち約2千人を一斉に配置転換する方針を固めた。金融危機以降では最大規模で、受注が急減している航空機や造船関連の人員を稼働率が高い他部門の拠点に移す。中韓勢との競争に新型コロナウイルスの問題も加わり、大手製造業は設備や人員に構造的な過剰が生じている。長期の需要減を見込んだ合理化が他社でも本格化しそうだ。 三菱重工のグループ全体の従業員は約8万人いる。繁忙部門の仕事を助ける「応援派遣」の形で配置を転換する。今秋までに実施する方針で、このほど労働組合と協議に入った。工場の従業員のほか、管理部門や設計部門などの社員も含まれる。配置転換は米ボーイング向けの航空機部品や国産旅客機「スペースジェット」(SJ)などを手掛ける民間機部門が中心になる。名古屋航空宇宙システム製作所(名古屋市)などの主力工場や、SJの開発子会社である三菱航空機(愛知県豊山町)の拠点が含まれる。航空機関連ではまず数百人程度を他部門や関連会社などに一時的に移すことを検討している。 中韓勢との受注競争で苦戦が続く造船や自動車部品事業なども対象に入るもようだ。異動先や配置転換の期間などは今後詰める。大規模な配置転換は、リーマン・ショックで収益が悪化した2009年以来となる(中略) 機械や鉄鋼などの大手製造業では雇用調整が相次ぐ。IHIは6月から3万人を対象とした一時帰休を始めた。鉄鋼大手でも日本製鉄が4月から国内の約3万人を、JFEスチールも約1万6千人をそれぞれ一時帰休している。重厚長大産業は中韓勢に押されて構造的な不振が続く。コロナ禍が追い打ちをかけており、実需に見合った生産体制への一段の合理化が迫られている。(* 日経 記事より)写真:三菱重工は配置転換を今秋までに実施する方針 . . . 本文を読む

昨日(07/21)の海外市況

2020-07-22 07:01:27 | 2017年3月~2021年7月
■ダウは続伸(26840)。「EU首脳会議が21日、新型コロナに関する復興基金案で合意した。欧州の景気の持ち直しにつながるとの見方が投資家心理を改善させた。銀行や石油など業績が景気変動の影響を受けやすい景気敏感株が買われた。一方、高値警戒感が根強いハイテク株には売りが出て、取引終了にかけては上げ幅を縮めた。米シカゴ連邦準備銀行が21日発表した6月の全米活動指数が前月から上昇し、2カ月連続でプラス圏。ナスダックは反落。1万0680.36。大型ハイテク株中心に利益確定売り」。 ■原油は続伸(41.96)。「一時42.40ドル。EUコロナ基金合意、株高を好感」、●金は続伸(1843.9) ■米国債は続伸(利回り低下0.60%)「米国の追加の経済支援策の協議に不透明感が意識され、米国債に資金が流入。米上下両院は7月末で打ち切られる失業給付の増額措置の延長や州・地方政府への支援などの協議を20日から再開している。「与野党の協議が難航して支援の延長が早期に決まらなければ、目先の景気回復が鈍る」と懸念する声。米上院銀行委員会は21日、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)理事に指名した2名の人事を承認。両氏ともに「ハト派」のため、長期的な低金利政策を見込む債券買い。EU首脳会議は復興基金の創設で合意。もっとも米債券市場では合意は織り込み済みで、相場の反応は限られた」。 ■日経平均先物夜間引けは、22720。 ■(為替)EU首脳合意にユーロ高、円もつれ高。原油価格上昇で豪ドルが目立って上昇。 . . . 本文を読む

本日(07/22_朝)の その他ニュース

2020-07-22 05:51:12 | 2017年3月~2021年7月
欧州連合(EU)の首脳会議は21日、コロナ禍からの経済再生を図るため、7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金を創設することで合意した。EUが借金して加盟国に配分する仕組みで、悲願だった財政統合に向けた一歩といえる。英国の離脱で逆回転した欧州統合は、コロナ禍という危機をバネに亀裂を越えて結束をみせた。足かけ5日、90時間あまりのマラソン会議の末の合意だった。「歴史的な日になった」。マクロン仏大統領がツイッターでつぶやくとメルケル独首相が応じた。「世界に素晴らしいメッセージを発することができた」(中略) 危機感が合意を後押しした。今年の域内実質成長率はマイナス8.3%に沈むとEUは予想する。新型コロナが猛威をふるった伊仏スペインは特に厳しく、合意を先送りすれば経済がさらに下振れし、南欧不安がぶりかえす恐れがあった。コロナ対策で初動が鈍かった反省もある。北イタリアで感染が広がった当初、多くの国が事態を静観した。「だれも手を差し伸べなかった。心から謝りたい」。そうフォンデアライエン欧州委員長は謝罪した。合意を逃せば、反EU機運に火が付きかねなかった。 EUの求心力が揺らぐ東欧や南欧では、中国やロシアが影響力拡大を狙う。そうした地域をつなぎ留める側面もある。財政再建に後ろ向きの南欧、カネを渋る北欧、民主主義を軽んじる東欧。首脳会議では、この3集団が角を突き合わせたから協議が長引いた。オーストリアやオランダ、北欧など「倹約国」は多額の補助金を南欧に渡すことを最後まで渋った。「会議をどうでもいいと思っているんだ」。マクロン大統領がオーストリアのクルツ首相を罵った、と伝わる。 EU執行部や北欧から強権政治を批判された東欧も猛反発。「法治国家」を資金供与の条件にすることに抵抗した。議長国ドイツが意識したのは自国優先主義が世界を覆うなかで「強い欧州」が「西側の価値観」の守り手として存在感を示すことだ。そのためにはなんとしてもEUの結束を保たねばならない。財政拡大に慎重だったメルケル首相は議長国という立場上、「中立」の立場に軌道修正。仏が提唱してきた「共通債」を容認し、合意へ倹約国や東欧の説得に回った。(以下略)(*日経 記事 より 図も) . . . 本文を読む