「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

丸山穂高衆議院議員の辞職を求める

2019-06-04 11:37:34 | 市民活動

5月26日「寝屋川 平和と市民自治の会」主催でトーク・カフェを開催しました。ZENKO韓国ツアーに参加された方から韓国での反原発の活動をされた方との交流やサードミサイル(高高度ミサイル)配備反対を闘うソソンリの村の人たちとの交流などを報告をしていただきました。このトーク・カフェで次のような丸山穂高衆議院議員の辞職を求める集会決議を採択しました。

集会決議 丸山穂高衆議院議員の

辞職を求める

5月15日、大阪19区選出丸山穂高衆議院議員は、いわゆるビザなし交流事業に参加し、クナシリ島を訪問した。その際、同行記者団と懇談中の元島民の訪問団長に対し、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」などの暴言を吐いたという。

これらの発言は、戦争犠牲者である元島民の方々の気持ちを逆なでするだけでなく、戦争を放棄した日本国憲法を否定するものであり、憲法99条に明記された公務員の憲法擁護義務を、自ら放棄した行為と言わざるを得ず、断じて許されない。  

しかも、その後丸山議員の言動は、「言論の自由」をたてに謝罪を拒否するなど、およそ国権の最高機関である国会の議員たるにふさわしいとは到底思えない。また、いかなる理由があろうとも、国会においてその真意を述べることも拒否し、あまつさえ公の場からも逃亡したとしか思えないその姿勢は、国会議員としての役割を放棄したものと断定せざるをえない

よって、私たち本日、寝屋川トークカフェに集った参加者一同は、ここに丸山議員の議員辞職を強く求めるものである。  2019年5月26日

 

寝屋川 平和と市民自治の会   寝屋川市早子町20-12 ℡072-813-2913

 

 

寝屋川市長選挙の立候補予定者への公開質問状と回答書

2019-04-09 15:46:04 | 市民活動

 寝屋川 平和と市民自治の会は寝屋川市長選に立候補を予定されている南部創さんと広瀬けいすけさんに下記のような公開質問状を提出しました。南部創さんからは回答書が届きました。広瀬けいすけさんからは残念ながら回答書は届いていません。南部さんからの回答書はこのブログで公開します。

 

2019319

 

 様

 

 寝屋川 平和と市民自治の会

  〒572-0837寝屋川市早子町20-12

072-813-2913  090-3927-6382

 

 

公 開 質 問 状

 

 時下益々ご清栄のこととお慶び申しあげます。

 さて、4月の統一地方選挙に際し、寝屋川市長選に立候補される旨お聞きし、当会といたしまして、平和・人権に関する基本的な見解を伺いたく、以下の3点について、3月27日までに文書にて回答されることをお願い申し上げます。

 

224日投開票された沖縄県民投票の結果をどう受け止めておられるのか。

②核兵器禁止条約及び核廃絶に向けた取り組みについてどのようなお考えをおもちなのか。

③福島第一原発事故から8年が過ぎようとする中、原発について、どのようなお考えをお持ちなのか。

 

①に関して

 さる224日に投開票された辺野古米軍基地建設の埋立ての賛否を問う沖縄県民投票において、「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択の中で、埋立て「反対」が72,15%を獲得、しかも昨年9月沖縄県選において玉城現知事が獲得した39万票を上回る43万票が「反対」に投じられました。

 あらためて、辺野古新基地建設NOという民意が、県民投票という直接民主制を体現した手法で示されました。

 しかし、政府は時代に逆行する軍事拡大政策を掲げ、「真摯に対応する」といいつつ、沖縄県民の民意を無視して、工事を続行しています。戦争放棄を宣言した憲法9条違反です。

 昨年12月20日に決議された堺市議会の「国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書」においては、「住民理解が乏しい上での土砂投入工事実施が、今後、国と地方自治体との間で起こる様々な問題を処理する上での、悪しき前例となるのではないかと、一地方議会として深く憂慮している。これらを踏まえ日本政府は、現在行われている集中協議に期限を設けず、住民理解をより一層進める対応を進め、国と沖縄県、地元市町村との誠実な協議を通じた、事態の打開策を見出すことを求める。」とあります。ここにある通り、政府の沖縄に対する強硬姿勢は、地方自治をも否定するものです。政令指定都市の市議会が国政に関わるこのような意見書を採択したことの意味は非常に大きいと言えます。

また直近の国民世論でも、工事の続行に「反対」との回答が52%で、「賛成」の29%を大きく上回っています(3/15,16毎日新聞調査)。

 寝屋川市民の中にも、沖縄にルーツをもつ方々もたくさんいらっしゃいます。見解をお聞かせ下さい。

 

②に関して

 2017年7月7日、国連において、「核兵器禁止条約」が122カ国の賛成多数で採択されました。核兵器の開発、実験、保有、使用や使用の威嚇などを禁止するものです。しかし、政府は「被爆国」でありながら、核兵器廃絶への流れに背を向け、批准しようとしていません。

 同条約の早期批准は、核兵器のない世界を創る大きな力になると私たちは考えています。

 また、国内の過半数を超える自治体首長が「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」に対して、署名しています。

私たちは、昨年6月には、北川前市長に「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」への協力を、市議会議員の皆様に「日本政府に対し核兵器禁止条約への署名と批准を求める意見書の採択を陳情しました(資料別紙)。「恒久平和」を高らかに掲げる寝屋川市民憲章の精神を具体化するためにも、ぜひ核兵器の廃絶に向けた寝屋川市としての独自の取り組みを広げるべきであると考えています。見解をお聞かせ下さい。

 

③に関して

 福島第一原発事故から8年が経過しました。

 被害の実相ははかり知れず、放射能汚染地域は、福島に限らず関東一円に広がっていると言われています。しかし、甲状腺ガンを発症した約270人の子どもたちの問題を始め、避難者に対する支援の打ち切り等の問題も放置されたままです。

 事故を受け、世界は確実に脱原発に舵をきっています。しかし日本政府は、事故への反省もなく、今だに原発再稼働に固執し、頓挫したとはいえ原発輸出を進めようとしています。

かつて「人類と核は共存できない」という言葉を遺された被爆者がいらっしゃいました。

寝屋川市みんなのまち基本条例前文には、「環境に配慮し、安全で安心して誰もが暮らしやすいまち・・・の実現に努めます。」とあります。

寝屋川市は、関西電力大飯・高浜原発から100km圏に位置しています、もしこれらの原発に事故が起きれば、琵琶湖が汚染され、飲み水が確保できません。市民の命と安全に責任を持つべき自治体の長をめざされるならば、ぜひ原発に反対する立場をとっていただきたいと私たちは考えます。

原子力発電に関して、どのような意見をお持ちなのでしょうか、お聞きかせください。


以上が公開質問状です。

以下は南部創さんの回答書です。はじめの文書は回答書の写真です。

次の文書は南部さんの回答書に基づき、当会が入力した文書です

 

平成31326

寝屋川 平和と市民自治の会  御中

南 部   創 

 319日付の文書によりお尋ねいただきました平和・人権に関する質問に回答させていただきます。

 

① 沖縄県民投票の結果について

  安全保障は国の専管事項であり、名護市辺野古への米軍基地建設についての最終的な判断は国において行われるべきものです。ただし、有効投票の7割、40万票を超える反対投票があったことは重く受け止める必要があると考えています。

  国には、普天間飛行場の危険除去をはじめ、沖縄県の負担軽減も含めて県との協議を継続し、移設について県民の理解が得られるよう努力を重ねていくことを期待しています。

② 核兵器禁止条約及び核廃絶に向けた取り組みについて

  核兵器は、人類を滅亡させる可能性もある恐ろしい兵器であり、この地球上から一日も早くなくし、平和な世界を実現しなければなりません。

  寝屋川市は、あらゆる国の戦争と核兵器の廃絶を求めて「非核平和都市宣言」を行った自治体であり、思いを共有する多くの自治体と連携し、核兵器禁止条約や核廃絶についての取り組みを進めていくべきだと考えています。

③ 原発について

  原子力発電は、発電時に二酸化炭素を排出せずに大量の電力を安定して供給することができ、しかも使い終わった燃料を再利用できるため、エネルギー資源の乏しい日本にとって重要な発電方法とされています。

  他方、福島原発のような重大な事故が発生すると、8年が経過した今日においても多くの人々が避難生活を送られていることからも明らかなように、被害は甚大となるリスクがあります。 

  現時点で原子力発電をなくすことは地球温暖化の防止、日本のエネルギー事情という観点から現実的ではありませんが、将来的には、枯渇することがなく、環境負荷の少ない新エネルギーへの転換を図っていくことが必要であると考えています。


PAN4月号1ページ

2018-04-05 11:06:15 | 市民活動
PAN
Peace & Autonomy in Neyagawa
寝屋川 平和と市民自治の会
No.10
2018年
4月1日〒572-0837
寝屋川市早子町20-12
TEL/FAX 072-813-2913
携帯電話 090-3927-6382 
heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti


本当に怒っている。みんなが怒っている。
安倍はヤメロ!


「安倍さん嘘はやめて」「国民なめるな 勉強しいや!」「国民をばかにしてると思う。選挙の時だけ頭を下げず約束を守ること。」「アベもアソウもやめろ!」・・・これが掛け値なしの市民の声だ。
 3月16日から、私たちは街頭や市役所前他で、安倍政権に対する抗議FAXを集めてきた。首相官邸あて・自民党本部あてあわせて94枚集まった(3・26現在)。わざわざ事務所に届けてくださった方もいらっしゃった。本当にありがとうございます。「これは私たちの問題です」と言って書いてくれた高校1年生の生徒がいた。中には「自民党支持だが」と断った上で、FAXに一言書いてくれた方も。
 もはや森友文書改ざん事件に対しては、佐川元理財局長の国会証人喚問だけで終わらそうとする安倍内閣の思惑を超えて、市民の怒りが爆発する。国家機関が公文書を偽造する、そしてその責任を佐川氏一人に押しつける、籠池元学園理事長(不当に長期間拘束、しかも家族にも接見禁止)同様切り捨てようとしている。アベはうそつきであり卑怯者だ! 安倍内閣の支持率が下がるのも当然である。
 改ざんされた文書から何が削除されたのか? 安倍首相・麻生財務大臣・平沼赳夫元経産相等の政治家と並んで「昭恵夫人」「事前の価格交渉」「地中ごみ」そして「日本会議」に関する記述が丸ごと削除されているという。日本会議は、安倍政権の支持勢力としては最大の右翼団体で、改憲運動を草の根から推進しようとしている。なぜ削除したのか? 単に森友学園だけの問題ではない。改憲勢力の「闇の」つながりが表に出るのを恐れたからだ。
 3月25日、自民党大会が開かれた。当初はこの大会を期して、改憲に向けてスタートをきる予定であった。森友問題でそのトーンは下がったものの、党内にある様々な意見を強引に取りまとめて改憲案を一本化した。その内容は①9条に自衛隊を明記 ②緊急事態条項の創設 ③参院の「合区」 ④「教育充実」の4点である。 
安倍首相は党大会で「憲法改正に取り組むときが来た」と強調して、9条改憲を取り上げた。
 今国会内での改憲発議は遠のいた、とも言われるが、改憲勢力がその旗を降ろしているわけでは決してない。安倍首相の辞任を求めるとともに、改憲反対署名をより大きく広げていこう。今が、私たち市民の出番なのだ






とめよう!危険な共謀罪 講 演 会

2017-05-07 17:48:25 | 市民活動
とめよう!危険な共謀罪
講 演 会
★5月14日(日)1000~1200
★寝屋川市民会館 
第6会議室(3階)
★講師:永嶋靖久弁護士
(枚方法律事務所)参加費 300円
共謀罪とは
4月19日、衆議院法務委員会で「共謀罪」法案の実質審議が開始されました。安倍政権は、「東京オリンピック・パラリンピックの開催のために、テロ対策が必要だ」として、「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立を強引に推し進めようとしています。
2人以上が、犯罪を実行していなくても、計画しただけで処罰の対象となります。

テロを防ぐ法律というが…
安倍政権は、「テロを防ぐための法律だ」と言いますが、今でも日本はテロ関係の条約を13本も批准していますし、それに対応する法律は多数あります。改めて法律を作る必要はありません。

貴方も私も対象に
私には関係ないと思っている方もいるかもしれません。しかし、この「共謀罪法」は、時の権力
者が「関係あり」と認定すれば、誰でも監視され、処罰される法律です。自由に考え、自由にも
のが言えない社会になってしまうとんでもない法律なのです。



戦前の悪名高い治安維持法でも、最初は一般には関係ないとされていましたが、結果はどうだったでしょうか? 戦争に反対する人を始め様々な団体に適用され、逮捕・投獄されました。
安倍政権は、戦争国家づくりをめざすために、批判的な意見を持つ市民を萎縮させ、弾圧しようとしています。メールやラインなどSNSでつながった関係も監視の対象になります。こんなでたらめな共謀罪法案を認めるわけにはいきません。共謀罪反対統一署名を集め、みんなの力で廃案にしましょう。永嶋弁護士に共謀罪の危険性について講演してもらいます。どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。
●講師の永嶋靖久弁護士は、大阪弁護士会共謀罪法案対策プロジェクトチーム座長代行として、様々な集会で講演をされています。

主 催 : みんなが主人公! 平和と市民自治をつくりだす会(仮称)準備会
連絡先 : 寝屋川市早子町20-12 希望のクラブ事務所  ℡090-3927-6382山口