2019年 沖縄の風に応えて 寝屋川市 東谷さん
『銃剣とブルドーザーで奪われた土地(基地)はあっても、自ら提供したことはない』と言う前沖縄県知事翁長雄志氏の悲痛な声を受け、“オール沖縄”の支援を得て、9月30日玉城デニー氏は8万票の大差をつけ、自民、公明、維新、希望の推す“佐喜真淳”氏を圧倒した。辺野古新基地NO!戦争を招く基地はいらないとの沖縄県民の意志は、明確に、世界に発信された。
しかし、安倍政権は、議会制民主主義の「結果」を無視し、「沖縄県民に寄り添う」などのペテンを弄しながら『民意』無視、『民主主義』の破壊、『地方自治』の破壊を公然と開始している。
2018年12月14日には辺野古への土砂投入を強行した。
時は、1945年ではない。それも、米軍ではない。日本国安倍政権が『機動隊とブルドーザーで』沖縄の海を殺し始めた。沖縄県民が営々と守り育ててきた海を、沖縄県民の海を安倍は自分の海であるかのように「盗人」に寄り添いアベ友の利権屋などを総動員しつつ、3兆円もの血税を注いで、第4の琉球処分を平然とやりつつあるのだ。
しかし、勝つまであきらめない沖縄の闘いは、全国の連帯する闘いへ広まり、安倍政権の本質を弾劾し、打倒する流れを構築しつつある。
我々「寝屋川 平和と市民自治の会」の寝屋川駅頭や市役所前での防衛省や琉球セメントに対する抗議FAXの呼びかけには、実に多くの市民から怒りの声が寄せられた。
沖縄知事選以降、確実に変わりつつある世論。東アジアの平和と安定を求める声と合流し、安倍政権を追い詰め退陣へと導かねばならない。
韓国のお正月行事
새해(セヘ) 복(ポン) 많이(マーニ) 받으세요(パドゥセヨ)
新年に 福を たくさん お受けください
これは韓国の年末年始に交わされるあいさつです。 韓国のお正月の伝統行事は、驚くほど日本と似ています。
子ども達は晴れ着のチマチョゴリを着て、大人たちからお年玉をもらい、すごろくに似た「ユンノリ」、駒回しに似た「ペンイチギ」の遊びをします。
(写真左)「ユンノリ」
(写真中)「ペンイチギ」
(写真右)「トック」
食事は 雑煮と同じような「トック」を食べます。お節料理も、ごまめ、棒ダラ、黒豆、煮〆等々、見た目は日本と殆ど同じですが、味つけは全く違います。砂糖としょう油で味つけした日本のものと違い、一言でいうと“パンチ力”があります。うまく説明出来ませんが、興味のある方は鶴橋かコリアタウンのおかず屋さんへ行ってみて下さい。
ところで、これらのお正月行事は韓国では旧暦で行われます。今年は2 月5日です。その前後3日間が休日になります。 私は日帝時代(1910年~1945年)には日本政府は新暦で正月を祝うのを強要したのではないかと思っているのですが、鶴橋でお店を営むハルモニ(おばあさん)たちに聞いても、お正月はずっと旧暦で祝っていたということでした。
なにはともあれ、年末の鶴橋は大勢の人でごった返し、人気のカフェでは長い行列ができているし、反韓嫌韓をあおる政府の目論見はうまくいっていないようです。
今年も韓国からたくさんのエネルギーをもらって1年を過ごしたいと思っています。
2019.1.6 井 哲子さん