7月号2ページの記事
横浜、和歌山、そして、大阪
誘致ストップへ住民の力を示す。
住民合意なく、大阪夢洲にカジノ誘致を強行しょうとする大阪維新政治に対して、私たちが取り組んだ「大阪カジノ住民投票直接請求署名運動は」多くの壁を乗り越えて、住民投票の実現、誘致ストップへ住民の力を示し、変革の可能性を作り出した。
コロナ第6波の渦中、大阪では、東京を上回るコロナ感染死者(5103名 6/21現在)を出す状況や維新による情報隠し、マスコミの無視、直接請求を困難化させる条例手続き等々の中、この6か月間、必死で訴え、語り、市民の声を聞き、『署名』という力に結び付けることができた。
私は、この署名を早くやらなあかんと思い、自宅周辺の家を70軒以上訪問したが、署名しなかったのは6・7軒だけ。
署名運動の終盤では、スーパー前で「もう署名した」という人が2時間で20数名もいたぐらい広がった。
駅・市役所・スーパー等の定点での署名や隣近所、読者宅への「受任者」依頼と署名、さらに知人等々への働きかけ。このような取り組みの中で、多くの人とつながりが生まれ、徐々に維新の悪政に対する批判の声が強まっているのを感じた。
「博打はアカン」「松井・吉村ウソつくな」「税金で作るな」「南海トラフ地震予想の中で何故夢洲か」「依存症で苦しんできた。さらに作り出すのか」「オリックスとの出来レース」「利権政治はヤメロ」等々の批判の声は、自民党や公明支持者、維新支持者の中からも。
署名行動の当初、「経済活性化してエエ」「税が入ってよくなる」「依存症は自己責任や」等々のカジノ賛成論や容認論、「もう決まったことや」の声も幅を利かせる中、『勝手に決めるな 大阪の未来』という声がそれらを打ち消し、住民自治を求めた意義は大きい。
さらなる府民のネットワークの力で、ほころびを見せ始めた維新政治の化けの皮を完全にはがし切る第2ステージが始まっている。(東谷)
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