「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

PAN2020年11月号2ページ

2020-11-25 18:31:46 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

コロナ狂騒曲

9月初めに私はコロナ禍の真只中にいた。よく耳にしていた「PCR検査がなかなか受けられない」「たらい回し」というのが、正にその通りだったので、報告したいと思う。

娘は、大阪市内の介護施設で働く介護職員。8月末に娘の職場の職員が、コロナで入院された。息子さんが発熱、気管支炎と診断されたが、その後「味がしない」と言われ唾液によるPCR検査、結果待ちの3日ほどの間にその職員と祖母が発熱。鼻からのPCR検査で即日結果が出て陽性。長期休暇中の発病なので、職場の人に濃厚接触はいない。

だが、娘が9月4日(金)夜発熱。翌(土)かかりつけ医に相談。「新型コロナ受診相談センター」に連絡するように指示を受けた。

相談センター「濃厚接触者ではないからかかりつけ医を受診するように」。

かかりつけ医「センターはまだそんなことを言っているんですか?!介護職員なのに!」。主治医は電話で大東市の基幹センターになっている病院にPCR検査を依頼、7日(月)に受けることに。

娘は職場に報告。 施設長「もっと早く受けられないのか?利用者も1名発熱」。娘、相談センターに相談。「保健所に言ってください」。保健所は時間外。

相談センター「まだ誰かいると思うので」。保健所「濃厚接触者ではないし、味覚障害もないから緊急事態ではない。7日(月)が最速。」

施設長「大阪市なら介護施設関連は直ぐにPCR検査受けさせるのに、大東市は…と保健所が言った」。

7日(月)、PCR検査を受けた病院「濃厚接触者ではないのになんで来たのか?手続き上そういうことにしておくけど」。鼻からの検査の為当日陰性判明。だが(木)になっても微熱続く。

施設長「セカンドオピニオンを」。かかりつけ医「○○病院でそんな嫌な対応だったなら隣市の△△病院に紹介状を書く」。

 11日(金)、△△病院玄関は厳戒態勢。発熱者は玄関前のパイプ椅子で待機。かなり待たされ、離れに急遽設置されたコロナ受診室で抗体検査を受けた。医師と看護師のヒソヒソ話が聞こえる。「PCRは○○病院で受けたのに、なんでウチに来たんやろ?! 尿検査は拒否されたからできないな」。その日に陰性判明。娘は翌日の12日(土)から仕事復帰。

私は娘が感染者の可能性がある為、かかりつけ医に初めて相談した5日(土)から12日(土)まで職場から休むよう指示あり。 家では持病を持つ後期高齢者の両親も同居しているので、トイレ以外完全隔離と消毒に取り組んだ。(中村)

かかりつけ医、相談センター、保健所などに電話をかける手間、娘さんの容態も心配、家での隔離と消毒というこの記事を読んでどう思われましたか?いつでも、だれでも検査が受けられる体制の必要性を痛感します。


PAN2020年11月号

2020-11-25 18:21:39 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

「寝屋川 平和と市民自治の会」の会報11月号より

〒572-0837  寝屋川市早子町20-12

TEL 090-3927-6382 FAX 072-813-2913

heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp 

ブログ:寝屋川 平和と市民自治で検索

反対意見を徹底して排除・圧殺し、思想統制をはかる    

菅強権政治を、断じて許すことはできない

安倍継承を訴えて首相の座についた菅新首相は、日本学術会議の新会員候補105人のうち、6人の任命を拒否しました。この6人は、共謀罪や戦争法で、政府を厳しく批判した学者たちばかりです。なぜこの6人を拒否したのか、納得できる明確な理由は、今に至るも説明されていません。

今回の「拒否」に大きく関わっている人物が、杉田官房副長官です。この人物は警察庁公安出身のエリート、菅首相の側近NO1と言われ、前川元文部次官に対する謀略活動の張本人だ。表では内閣人事局長として官僚を統制し、裏では公安警察を操る人物。臨時国会で、なぜ6人だけを特定して排除したのか、その経過と背景を説明する義務があります。

日本学術会議は、戦争に日本の科学者が加担したことへの反省からスタートしました。最近も、安倍政権が露骨に進めようとしていた軍事目的の研究に関しては、「政府による介入が著しく、問題が多い」として批判する声明を出しました(2017年)。当然のこと。それを一気につぶし、戦前のように国策=戦争国家推進のための機関として協力させる、という暴挙が今回の「拒否」です。

この問題は、学問の自由という問題をもはや超えて、思想・信条・報道はじめあらゆる分野にまで及ぶ統制と弾圧の一環です。お上にたてつく者には容赦せぬ、という恐怖政治そのものです。

しかし、日本学術会議やその他の学者・数々の学会だけでなく、市民の反対の声も大きくなっている。国会前でも連日多くの市民が詰めかけています。14万人以上のネット署名も集まっています。一緒に声をあげよう。私たち市民が、この腐った国を変えていこう。

寝屋川市に対する要望書をともにつくろう

菅新首相は「自助・共助・公助」のスローガンを掲げ、市民の命と暮らしを守るのでなく、大企業の利益を優先する政策を取っています。新型コロナの感染が地方に広がっています。寝屋川市内ではコロナの感染者数が135人になっています(10月24日現在)。

9月から始めた「いつでも、どこでも、PCR検査を!」署名は240筆を超えました。そして、「軍事力拡大、カジノ、都構想でなくコロナ対策を!11月4日中央省庁要請行動」でこの署名を提出します。さらに「11/15軍事費と大企業の利益をコロナ対策に回せ!団結まつり」に模擬店を出します。また、PCR検査拡大に向けて寝屋川市に対する要望書をみなさんと共に作っていきます。私たちの命と暮らしを守るため、共に声をあげていきましょう。

★11/15(日)1100~  軍事費と大企業の利益をコロナ対策に回せ!団結まつり(扇町公園)

  沖縄の彫刻家 金城実さんが来阪され、基地のことなどお話されます。

核兵器禁止条約は来年の1月22日に発効する!!

10月24日、批准した国・地域が発効に必要な50に達したぞ!


2020年PAN9月号3ページ

2020-11-25 18:12:08 | 市民活動

日本軍「慰安婦」メモリアルデー「辛い歴史が繰り返されてはならない」

ジェジュンが教えてくれたレシピで暑さを乗り切ろう

8月14日、第8回日本軍慰安婦メモリアルデーの集会がソウルで行われました。

 これは、故金学順(キムハクスン)さんが、日本軍慰安婦被害事実を初めて証言した1991年8月14日を記念し、被害者たちを記憶するため制定された国の記念日です。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、2メートルの距離確保のため、参加者は300人に制限されました。

 「自分たちを振り返り、どんな道に進むべきかを考えるようになった。」とし、これからも慰安婦問題の解決に取り組んでいくことを約束しました。また、今回のテーマが「彼女たちの物語、私たちは永遠に記憶する。いつまでも共鳴する。無限大に拡張する。」であることから現在進行形の性暴力事件と慰安婦問題をとらえるべきだという声もあがりました。「辛い歴史が繰り返されてはならないというイヨンスさんの言葉を改めて思い出す」との参加者の発言が続いた。

 そして歴史子ども合唱団やソンミサン学校の学生たちの歌と踊りの後、参加者全員のパフォーマンスで、締めくくられました。(ハンギョレ新聞より)

 

次に猛暑にぴったりのキュウリの和え物を紹介します。

材料…キュウリ1本、ニラ(たくさん)をお好みの厚さ、長さに切りる

タレ…醤油大さじ1、酢大さじ3、おろしにんにく小さじ1/2、コチュジャン大さじ1、唐辛子粉小さじ1、砂糖小さじ、ゴマ小さじ1

タレをよく混ぜ、材料と和えたら完成。

 

これは、水曜日夜9時5分、ポップAというNHK第1放送ラジオで、ジェジュンがソウルから、リモートで教えてくれたレシピです。


PAN2020年9月号

2020-11-25 18:03:31 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

2020ZENKO  in  大阪に参加してきました。

『コロナ危機から市民の命、生活と人権を守る自治体を』に参加して

あらゆる面で、歴史的に大転換をはかれるチャンスだ 寝屋川市 Hさん

全世界で新型コロナの感染が拡大し、日本においても、第2波とも言える感染状況のこの時期、7月25日~26日、第50回全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)が、今年は、大阪の地で開催され、『寝屋川 平和と市民自治の会』からも、仲間とともに参加してきました。今年は、海外からのゲストも、沖縄本島や宮古島の仲間もズーム参加で、事務局や参加者も感染対策を講じながらの集会の開催でした。私は、第2分科会『コロナ危機から市民の命、生活と人権を守る自治体を』に参加した。

そこでは、大津市の中川哲也氏が、安倍政権と小池都政、維新大阪府・市は「感染防止は自己責任」と棄民政策を推進している。しかし、市民の闘いは自治体に独自の支援制度をつくらせていると基調を報告した。そして、全国各地(東京足立区、大阪市、京都向日市、大阪河内長野市等々)の報告や活動を受けた。また、寝屋川からも活動報告を行い、交流した。以下の事を、特に、感想として報告したい。

①昨年末からのコロナの感染拡大、世界的広まりは、政治、経済、社会のあらゆる面で、歴史的に大転換をはかれるチャンスが来ていること。

②グローバル資本やその代弁者である者たちが、やってきた新自由主義的政策の誤りが誰の眼にもはっきりと露見されたこと。

③公的機関の民営化や維新の主張する緊縮路線が市民の命、健康を侵し、破壊してきたこと。

④私たちは、私たちの命、生活を守るために、私たちの声を為政者や行政にぶつけていかねばならない。ラディカルな変革を勝ち取るために。

 


PAN2020年9月号3ページ

2020-11-25 18:03:31 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

「平和の少女像」設置をめぐって

9月28日、ドイツのベルリン市中心部ミッテ区の公有地に設置された「平和の少女像」の除幕式がありました。

式典では、元ラーベンスブルグ市ナチス強制収容所記念館長が「少女像が世界各地に設置されなければならない理由は、コンゴやアフガニスタン、シリア、ミャンマーで現在も行われている戦時性暴力に目を向けさせるためだ。」などと発言し、イラク北部の少数民族ヤジディ族の女性たちの「韓国から来た少女像は、ヤジディ女性たちの姿そのものだ」という発言に、会場から大きな拍手があった。

 しかし、加藤官房長官は29日の定例記者会見で、少女像について「極めて残念だ。撤去に向けて様々な関係者にアプローチし、我が国の立場を説明する。」と述べた。

 そして10月8日、ミッテ区長は「日韓間の複雑な政治的歴史的な対立をドイツで扱うのは適切でない」として、一転して許可を取り消し、14日までに撤去を指示した。

 これに対し、韓・独「コリア協議会」が裁判所に撤去命令停止の仮処分を提訴した。

そして13日、ミッテ区長が「私たちはこの複雑な論争にかかわるすべての活動家の主張を、原点に立ち返って改めて熟考するつもりだ」と発言し、設置を「当面認める」ことになりました。撤去反対のデモの現場は、一瞬にしてお祭りムードとなった。(ハンギョレ新聞)

次に読書の秋に本を2冊紹介します。

 「閉じ込められた命 ハンセン病と朝鮮人差別」

 ハンセン病元患者の家族らによる国賠訴訟で、原告団副団長を務めた黄光男さんが、自らの体験をつづったものです。

 「あやうく一生懸命生きるところだった」

 著者は韓国のイラストレーター、ハ・ワンさんです。題名通り脱力人生訓満載です。

辺野古新基地建設の設計変更申請に対して

玉城沖縄県知事に50通の意見書を提出!!

沖縄県民や国民が辺野古基地建設反対の民意を示しているのにかかわらず、無法な埋め立て工事を強行しています。しかし、大浦湾にマヨネーズのような軟弱地盤が存在していることがわかり、沖縄防衛局は地盤改良工事の為の「設計変更承認申請書」を沖縄県知事に提出しました。知事が「不承認」とすれば地盤改良工事はできません。「変更申請書」の縦覧期間中、知事あてに意見書を提出できます。

私たちは知事の「不承認」を後押しするために「設計変更承認申請」を不承認するように求める意見書提出運動に取り組みました。その結果、「沖縄県や国民の基地建設反対の民意を無視することは

沖縄の自然と民主主義その双方を破壊する結果になりかねません」「自然を壊して元の自然を取り戻せません」「武力で解決できません。話し合いを!最優先すべきはコロナ対策・防災・減災対策!」などの50件の意見書が集まり、沖縄県知事に提出しました。ご協力いただき、ありがとうございました。

13年の埋立て時の6倍の総数1万8904件の意見書が提出されたと沖縄県から発表がありました。沖縄平和市民連絡会の北上田さんは、「圧倒的な数の意見書により玉城知事は、心置きなく変更申請書を不承認にすることができる」と、意見書の持つ意味を語られています。