2022年7月号1ページ
カジノ署名が20万筆以上集まりました。市民の力の勝利です。
ありがとうございました。闘いはこれからも続きます。
法定数突破!
3月25日から5月25日まで、大阪府下一斉に“夢洲カジノの是非は府民が決める!”住民投票をもとめる直接請求署名運動が展開され、直接請求条例の制定を求めるために必要な数約15万筆(法定数)を大きく上回る208,947筆が集まりました。寝屋川でも、9.644筆集まりました。
この署名は、自分の名前、住所だけでなく、署名した日付や生年月日も書かなければならないという、非常にハードルが高い署名でした。署名を集めていただいた受任者の皆さん、署名に協力いただいたみなさんに、お礼申し上げます。
アキラメ感を打ち破った市民の運動
「カジノにはまる人が増えると社会がダメになる」「マカオのカジノの実態を見てきた経験から言えば、これはとんでもないことになる。マネーロンダリングの温床になって、治安も悪くなる」「大阪市長も府知事も、きちんと説明していない」「税金をなぜ民間カジノ業者のために使わなければならないのか」「今まで『税金は一切使いません』という”“公約“が、なぜ昨年末いきなりくつがえされたのか?」等々、怒りの声、危惧する声がたくさんありました。
「この運動は、今まで政治に対してあきらめていた人が身近なところにある政治に参加する、奪われた政治を取り戻す運動だ」。署名終了後の交流会(6/12)に参加された方の発言です。
コロナ無策(コロナ感染死亡率が一番高い大阪府)、公共サービスを切り捨てる現府政の下で、私たちの命と暮らしは徹底的に破壊されてきました。メディアもその批判を控え、維新御用達テレビに堕していく中で、アキラメ感が広がっていました。その閉塞感を打ち破ったのが、この署名運動です。
新たなステージの闘いがスタート
しかし、これで終わりではありません。新たな第2ステージが始まります。カジノの是非は、大阪府民の我々が、正確な情報を基に判断すべきもの。住民投票で府民一人一人の声をきく以外にありません。次の大阪府議会にむけて、府議会議員に対して、「府民の民意を無視するな」「住民投票を実施する条例をつくれ」と声を上げ、私たちの声を届けていきましょう。
この7月号発行時点では参議院選挙の結果は判明していますが、生活必需品のとんでもない値上げが続いています。賃金は上がりません。年金は下がります。これでどうやって生活しろというのか!! 日銀の黒田総裁は、そんな庶民の暮らしを見る気もないのでしょう。こう言い放ちました。「家計の値上げの許容度も高まっている。」
また、改憲勢力は、ウクライナへのロシア侵略を口実にして、軍事費倍増(当然私たちの生活関係予算・福祉予算が削られますよね)、核兵器所有を狙っています。核兵器禁止条約締約国会議参加も拒否しています。カジノを止め、改憲・軍事費増を止める闘いはこれからも続きます。(6月20日)
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