「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

沖縄県民投票に連帯する寝屋川市民のつどい

2019-02-11 20:22:11 | 講演会

トーク・カフェ 

みんなで語ろう! 声をあげよう!! 

辺野古“まるごと”集会

―沖縄県民投票に連帯する寝屋川市民のつどいー

 

 

埋め立て区域に土砂を投入する

ダンプカー(12/15沖縄タイムス)

 

★2月17日(日)1000~1145

★市立産業振興センター第1セミナー室

★講師 ZENKO市民投票全国投票センター事務局   

西岡信之さん

【元沖縄国際大学非常勤講師(平和学)】

県民の民意を無視して辺野古新基地のために土砂投入を強行し、戦争国家への道を歩もうとす

る安倍政権。余りにも理不尽で、余りにも問答無用のやり方は、世論調査でも「反対」が多数です。安倍首相は土砂を投入した場所のサンゴ礁を移設したかのような答弁をしましたが、実際にはそんな事実はありません。また、建設予定地の大浦湾は、防衛省もようやく認めたように、断層とマヨネーズ状と言われる超軟弱地盤。そのため、今の工法ではとても基地建設など無理。他方その工事にかかるお金は、試算によれば何と国民一人あたり2万円。この2万円を負担させられるのは、私たちなのです!!

 2月24日(日)に沖縄県が予定している辺野古埋め立ての是非を問う県民投票に対して、安倍政権は投票妨害策動を繰り広げ、保守系の5市長が投票不参加を表明しました。市民が県民投票で自分の意志を表明する権利さえ奪われてしまうーーおよそ民主主義とはかけ離れた、許せない行為です。さすがに県内外の大きな批判を受けて、この暴挙は撤回され、ようやく県内すべての自治体で県民投票が実施されようとしています。安倍首相はこの投票結果を真摯に受け止めなければなりません。私たちも、本土から、沖縄の問いかけに答えなければなりません。沖縄県民投票に連帯する市民投票で市民の意見を集約していきたいと考えています。ぜひご協力ください。(期日前投票も受けつけています。事前にご連絡下さい)

 2月17日(日)には、沖縄国際大学で平和学を担当されてきた西岡さんをお迎えし、沖縄の現状と、県民投票の意義についてお話していただきます。   会場費500円(学生300円)



トークカフェ

2018-09-27 17:37:09 | 講演会

寝屋川 平和と市民自治の会 トーク・カフェ 

わたしに言わせろ!日本の平和について語ろう!

世界の戦争違法化の歴史と日 本 国 憲 法

9月30日(日)14:00~16:30

寝屋川市立産業振興センター第1セミナー室

(寝屋川市駅西すぐ「にぎわい創造館」4階)

講師:澤野義一さん(憲法学)

(大阪経済法科大学法学部教授)

 9月1日、安倍首相は、産経新聞インタビューで、「国民が(憲法改正の是非を問う)国民投票をする権利を奪うことは、国会のサボタージュとなる」として、あらためて、秋の臨時国会で改憲発議する考えであることを表明しました。自民党総裁選後には、通常国会でなしえなかった改憲を発議する危険性がある、という事だけは確かです。

2016年7月、南スーダンに派遣された陸上自衛隊宿営地で、撃ち込まれた小銃や機関銃の弾頭25発が敷地内から見つかっていたことが明らかになりました(9/2朝日新聞)。まさに戦闘状態だったのです。こんな大事な情報を隠していたのは誰か?安倍政権です。改憲=9条自衛隊明記になれば、我々市民に対して、戦争政策を進めるにあたって「都合の悪い」情報がもっと隠されることは必至です。

 今回、自民党総裁選直後(沖縄県知事選当日)に、憲法学者の澤野義一さんをお招きして、講演会を開催します。

戦後国際社会は、軍拡の歴史でありましたが、他方では、核兵器禁止条約を始め、戦争違法化に向けた平和を求める人々の奮闘の歴史でもありました。日本国憲法とそれを護り発展させてきた取り組みも、その大きな流れの一つです。その観点から講演していただきます。ぜひご参加ください。【資料代500円 学生200円】

澤野 義一さんの紹介

・大阪経済法科大学法学部教授

・憲法学、平和学

・主著『平和憲法と永世中立』(2012年 法律文化社)、『脱原発と平和の憲法理論』2015年 法律文化社)等、憲法に関する著書多数。

・現実の平和運動にも関わりながら、市民運動の導きの糸となるような提言をされている。

寝屋川 平和と市民自治の会 

寝屋川市早子町20-12 072-813-2913 090-3927-6382  http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti

  

 

 


避難者の声を聴いてください

2017-10-07 15:34:20 | 講演会
寝屋川 平和と市民自治の会 例会  (希望のカフェ⑭)

福島原発事故は まだ終わっていません
・・・避難者の声を聴いてください

2017年10月22日(日)10:00~12:30
寝屋川市立産業振興センター第2セミナー室
(京阪寝屋川市駅西へ徒歩約3分)
講師  萩原ゆきみさん
東日本大震災から6年半になろうとしていますが、残念ながらいまだ福島第一原発の事故は収束していません。しかし、安全性を無視して、次々と原発の再稼働が強行され、他方では避難者の方々に対する支援は打ち切られています。
萩原さんは、福島県郡山市から震災直後に避難されてきました。子育ての一方、避難者の現実を語り、原発賠償京都訴訟団の一員として原発のない未来をめざして様々な活動に取り組んでおられます。
どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。  (会場費500円)
スタッフ募集中!!

寝屋川 平和と市民自治の会   
寝屋川市早子町20-12  ℡072-813-2913 090-3927-6382






9月24日「キム・ヒョンテさん講演会」の報告

2017-09-28 23:55:01 | 講演会
9月24日「キム・ヒョンテさん講演会」の報告
~「民主主義はうるさいものだ」(キム・ヒョンテ)~

9月24日に寝屋川市立産業振興センターで「キム・ヒョンテさん講演会」を開催しました。キムさんは2013年に来阪して立命館大学コリア研究センターで客員研究員をされ、「日韓両国の過去清算と在日朝鮮人」を研究テーマとされています。過去清算の専門誌「歴史と責任」編集幹事、2015年北海道強制労働犠牲者遺骨奉還『70年ぶりの里帰り』事務局長などを歴任されています。
 今日の講演テーマは「韓国のロウソク集会と朴槿恵(パク・クネ)大統領拘束の意味」です。
 キムさんは自分の歴史、家族の歴史の中に朝鮮の歴史が含まれるので、朝鮮の歴史を振り返るために自分とか家族の歴史を話されました。キムさんの父方の祖父母は「以北」の出身で、キムさんは「以北」に行ったこともなければ、祖父母にあったこともなく、家族にも朝鮮の分断が反映していることを話されました。日常的に「北朝鮮」「韓国」という言い方をせずに、「以北」「以南」という言い方をしているし、この講演でもその言い方をすると前もって話をされました。
 昨年9月にハンギョレ新聞(キムさんの父が設立にかかわった市民によってつくられた新聞)が崔順実(チェ・スンシル)の介入を初めて報道し、3回にわたり朴元大統領が対国民談話を発表する都度、ロウソク集会に参加する市民が増えました。多くの市民団体、労組が集まって結成された「朴槿恵政権退陣緊急国民行動」が主催するロウソク集会は昨年10月19日に開始され、それ以降毎週土曜日に開催されました。ソウルの冬は大阪のそれに比べて当然寒いと想像することができます。そのような中でロウソク集会が開催されています。12月3日、第6次ロウソク集会には全国232万人(ソウル170万人)が集まり、その市民の怒りが12月9日、国会での弾劾決議案可決を実現しました。そして、憲法裁判所は崔被告の利権追及への加担、職権乱用と疑惑解明への捜査拒否などを理由として朴槿恵大統領の罷免を決定し、彼女は拘束収監されました。
 キムさんは「韓国の歴史のなかで、脈々と市民の運動が続いていることが集会の背景としてあります。市民の怒りと行動が国会と憲法裁判所を動かした。」韓国憲法の条文の「大韓民国のすべての権力は国民に由来する」という民主主義を市民の行動で示したところにこの弾劾・罷免の意義があると話されました。日本のメディアが指摘していないが、市民の怒りの背景に韓国社会で進む規制緩和、格差拡大、若者の失業率の高さ、新自由主義政策があることも指摘されました。
 休憩時間中に質問用紙に書いてもらった質問にキムさんが答える形で質疑応答が進みました。「ロウソクを使用したのはどうして」「スライドの特検実施について」「失業率以外の社会問題は」「軍隊に行かれたの」「韓国の憲法はいつつくられて、どのような原理がうたわれているのか」「日本の市民運動の弱さについて気づかれたこと」「財閥、学閥をどう考えておられるか」などの質問が寄せられ、キムさんは丁寧にこたえられていました。
 最後に、アンケートに書かれている感想の一部を以下に掲載します。
 「今回、韓国の金さんの生の声でのお話を聞くことができ、とても有意義な時間でした。とても上手な日本語でお話されて驚きました。今後も両国の関係改善をめざして問題点を一つずつお聞かせ下さい。」
「強力な財閥、学閥の問題がある限り、韓国は良くならないのではないか」
「すごく勉強された人かと思います。韓国はかなりの時間をかけて民主化されたと思います。」
 講演の報告を書いているものとしては、「日本の市民運動の弱さについて気づかれたこと」という質問に答える中で、「民主主義はうるさいものだ。周りの人にうるさく自分の権利を主張し、意見を言うことでうるさいものと思われてもいいのでは」と言われていたのが一番印象に残っています。
重いテーマに対して、いろいろと工夫して講演していただき、質問に対しても丁寧にこたえていただきありがとうございました。この紙面をおかりして、講師の金さんにお礼の言葉を述べさせていただきます。

キム・ヒョンテ講演会に参加してください。

2017-09-19 16:55:28 | 講演会
キム・ヒョンテさん講演会
9月24日(日)/資料代300円
午前10時~12時30分
寝屋川産業振興センター第4セミナー室(4階)
(京阪電車寝屋川市駅の西側/徒歩3分)


東京で7月末に開催された2017ZENKO in 東京のメイン集会での写真です。右側の男性がキムさんですが、韓国からのゲストの通訳をしていただいています。
講演会のテーマ
 ロウソク革命とパク・クネ弾劾の意義

キム・ヒョンテさんの紹介
立命館大学コリア研究センター客員研究員
研究テーマ:日韓両国の過去清算と在日朝鮮人

パク・クネ政権を倒した韓国民衆の闘い!
 パク・クネ前大統領の罷免まで134日間、計20回開かれたロウソク集会には延べ人数1,600万人の市民が参加した。
 韓国の闘いから私たち日本の市民が学ぶことは多いと思います。参加お願いします。
主催 寝屋川 平和と市民自治の会
共催 希望のカフェ
寝屋川 平和と市民自治の会の連絡先
572-0837 寝屋川市早子町20-12
TEL/FAX 072-813-2913