PAN5月号3ページですよ。
読者からの投稿
政治への当事者意識とは
4月14日、国会議事堂前の安倍政権退陣要求デモはネットで多くの反響が上がった。
しかし報道は「森友・加計問題への抗議」「3万人がデモに参加」が重視され退陣要求には触れられなかった。これに対し、「モリカケ問題など公文書の改竄(かいざん)や隠蔽(いんぺい)は氷山の一角、政治家の二枚舌や自殺者、内部告発にまで炎上した国会の体質への糾弾だ」「安倍首相が辞職しても政治家の意識が変わらなければ同じ。内閣や与党だけではなく問題を温存した野党にも責任がある。政治家の職業意識を改善すべきだ」とSNSでの意見が多く上がった。
私は、更に国民にも選んだ政治家の政策に常に問題意識を持つべきではないかと思う。選出したら政治家にお任せでは主権者と言えない。そもそも安倍内閣を選んだのは国民なのだ。民主主義とは、選ばれた者と同様に、選んだ国民もまた政治の当事者だ。
「生活に追われ、政治は政治屋に任せればいい」「当面の生活に関係ない」「政治の話をすると面倒臭い人だと疎んじられる」という諦めが悪習慣を温存しているのではないか。
人の出入りの少ない家は空き巣が入り廃(すた)れていく。廃れた家は澱みを集める。政治が澱み(よどみ)を孕(はら)まない為には、国民が「自分たちが政治の主役である」という自覚を備える事が大切なのではないかと考えている。
「埒(らち)があかない政治なら、国民が風穴をあける」
政治への当事者意識とはこういうものではないか
川柳コーナー
〇 総辞職 するまで怒り 持続可能
〇 語りましょう 改憲前に 人の道
〇 落ちるなら いっそ飛ばすな オスプレイ!
〇 官邸の 得意技だよ 記憶なし
〇 昭恵さん お天道様は お見通し!
ご案内
「今こそ対話で東アジアに平和を!ZENKO日韓連帯スピーキングツアー」
5/27大阪集会
5月27日(日)13時30分~ 場所 大阪市天王寺区民センター・ホール
地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽丘」下車徒歩1分
前売り500円当日600円 賛同1口500円
昨年、朝鮮による核開発、ミサイル実験、国連による対朝鮮制裁、日米韓の軍事演習激化から戦争の危機が東アジアを襲っていましたが、平昌五輪での韓国と朝鮮の対話の前進は、4月27日南北首脳会談を開催するに至り、2国間の諸問題を平和的に解決するため対話が続けられています。このような対話の流れを歓迎、支持します 私たち市民は、首脳たちの対話路線に任せるのでなく、市民レベルで、平和の流れを支えていくために、お互いに交流していきます。代表の大同は韓国ツアーに参加し、パククネを退陣させた韓国民衆の「ろうそく革命」など韓国の闘いと連帯しつつ、多くのことを学んできます。
そして、韓国から星州(ソンジュ)で米軍ミサイル基地撤去を闘う市民など3人が来日し、スピーキングツアーが開催されます。「寝屋川 平和と市民自治の会」としては、この日韓連帯スピーキングツアーに大同が報告するなど積極的にかかわりますので、この大阪集会を積極的に位置付けて取り組んでいきます。 市民レベルの日韓連帯の力で、東アジアを戦場にさせないために、スピーキングツアー大阪集会に参加お願いします。