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まさに絶好調、死角なしと言わんばかりの好成績だ。
OP戦は当てにならない、「今日は収穫がありました」(まあ収穫なくともメディア対策で言うのだろうが)とは言うが、打たれたり、また打てなかったりは気分は決して良いものではない。ましてこれからは主力がどんどん出てくるが、フルイニングは出ない。そうした投手を打ち込むことは必然となってくる。
特に苦手のウェイクフィールドからヒット、昨年新人王のバーラーダーからホームランは、ボストン、デトロイトと同リーグだけに松井にとっては実りある収穫に違いない。特に、最高のバッティングはツインズ戦の左へ芯で見事にとらえた火を吹くライナー性の2塁打だ!!良く松井攻略に挙げられる「内角を攻め続けて、最後、外へ落ちるスライダーや2シームで仕留める」なんて言うが、まあ、こんなのは左、右打者も一種のセオリーであり、内で退けぞらして外で仕留めるなんてごく普通だ。しかし、分かっていても、手が出てしまう。これは野球経験者なら大抵経験したことはあるはず。「なーーんであそこ振るの?」って声が聞こえそうだが振ってしまう。ただ松井はここ数年というよりメジャーへ言ってから「左へ強い打球を飛ばしたい」という。それは今も変わっていない55番のテーマであり、役割かもしれない。ジオンビーの打球に口をボカーンと開けてしまう、オルティーズ、Aロッド、ゲレーロ、プーホールス、ボンズ、ハワード・・・・キリがない。恒例の元巨人の槙原氏との対談でも、「僕は中距離ヒッター、東京ドームの看板に当てられてもヤンキースタジアムは無理、ドームは打者天国」だと言う。飛びにくいボール、広いスタジアム、多彩な変化球にスピードは確かだ。が、故に55番は自分を知っている。でも「ホームランは力だけでは打てない」芯に強く、タイミングもドンピシャなら必ず、松井でも看板には当てられる。しかし、この好調を持続してシーズンインして欲しい。なんかいい数字だから嬉しくて記事にしてしまいました。